アカデミー2年生 15
「ルカ、おはようございます」
「おはよう、セレス」
「今日の帽子はウサギですか!」
「…ほっとけウサ」
ルシアンは頬を染め、セレスタンはにこにこ笑っている。
彼女は毎朝、日替わり帽子のルシアン(目まで隠している)に会いに来るのが日課になっていた。シャルロット達は誰と会っているの?と付いて来ようとするが、秘密!と言って逃げる。
「うちのクラス、今日は1限目から体育なんです…」
「(私もだがな…)苦手なのか?」
「運動は平均だと思っています」
「(男に混じって平均て)」
「でも今日はダンスの日だから、男女混合なんです」
「ああ…」
ダンスの時はシャルロットと組んでいるのだが…男の嫉妬が凄まじいのである。酷い時には空き教室に閉じ込められた事もある。
今日は何を言われるか、今から憂鬱になっているのだ。
「…えへへ、可愛い妹が人気者で困っちゃいますよね。ではまた!」
セレスタンが去った後、ルシアンは少し考え…立ち上がって後を追った。
※
「珍しいな、殿下が朝から授業に参加しているのは」
エリゼの言葉に、セレスタンもそちらを向いた。いつもルシアンは3限目くらいから出席するのだ。他の生徒も彼を遠巻きに観察している。
ダンスホールに集まり、セレスタンがシャルロットを誘おうとすると…
「ラサーニュ嬢、私と踊っていただけませんか?」
「え…」
なんとルシアンが、並み居る男共を押し退けシャルロットに手を差し出した。
シャルロットは一瞬顔を顰めて、「はい喜んで」とその手を取る。他の生徒は断っているのだが、流石に皇子を拒絶は出来ないようだ。
誰もが呆然とその光景を眺める。そして皆「仕方ない」と他の女子を誘うのだ。
「…………はっ!誰と組もう…!」
セレスタンは内心助かった…と思いつつ我に帰る。他と言えば、ルネしかいない。彼女の姿を探すも、すでに相手を見つけていた。
「あわ、あわわ…!」
2人以外の女子は怖くて声を掛けられない。最終的にセレスタンは取り残される。
彼女はルシアン達に混ぜてもらおうか悩んだ。だが美男美女の間に割り込む勇気は無く…スゴスゴ逃げる。
まあルシアンは、それも期待していたのだが。
すると暇そうなジスランとエリゼを見つけた。数人欠席しているらしく、最終的に男が3人余ったのだ。
「まあこの授業は強制でもないし…このままサボるか」
「その手が…!」
根が真面目なセレスタンには、故意にサボるという考えは無く目から鱗。3人はそのまま壁際で授業を眺める。
まず半数程が踊り、曲が終わったら交代。
「殿下は何故ロッティに声を掛けたのだろうか…」
「外面だけ見りゃ完璧な淑女だからじゃねえの」
「ロッティは中身も完璧淑女なんだい…」
どうして一番近しい兄が、妹の本性を知らないんだろう。エリゼとジスランは遠い目をした。
その注目されているルシアン達はと言うと。
「…どうして私をお誘いくださったのですか?」
「…さあ、ね。貴女こそ、毎回必ず兄と踊っているのか?」
「ええ」
シャルロット曰く。兄は引っ込み思案では無いが人見知りなので、レディをダンスに誘えない。なので自分か、最近はルネに踊ってもらっていると説明する。
「それは貴女が決める事なのか?」
「…どういう意味ですの?」
「彼が新たに友人を作りたいと。ルネのように…彼と友人になりたいと願う者がいると、考えた事は無いのか?」
シャルロットは目を見開く。だがすぐに伏せて…ルシアンに冷ややかな視線を送る。
「失礼ですが、貴方にお兄様の何が分かりますの?」
「ああ、何も分からないな」
「でしたら…」
「その芽を摘んでいるのは、貴女だ」
「──は」
シャルロットが口を開くと同時に、音楽が止まった。
ルシアンは手を離し背を向ける。休憩中2人は…言葉を交わす事は無かった。
「……ねえ、ジスラン」
「なんだ?」
「僕と踊らない?」
ふいにセレスタンがそう言った。ジスランも、その隣に立つエリゼもポカンとしている。
「…嫌ならいいけど」
「……ハッ!!いや、踊ろう!」
聞き間違いかと思ったジスランだが、唇を尖らせる仕草に反射的に答えた。
セレスタンは頬を染め、彼の手を取り少し前に出る。皆ルシアン達を見ているので、誰にも気付かれない。
「だが男同士では…」
「大丈夫、僕女性パートも踊れるから!」
「そうなのか?」
「見様見真似だけどね」
音楽に合わせて、2人は隅っこでステップを踏む。最初こそぎこちなかったが、次第に乗ってきたようだ。
「上手いじゃないか」
「君のリードもね」
ジスランは彼女の腰に手を回し手を握る。他の女性と密着しても何も感じないが、今は心臓が早鐘を打っている。
セレスタンが回る度前髪が靡き、穏やかに微笑む素顔に心を奪われる。
「(可愛い…)う、上手いじゃないか…」
「君はそれしか言えないの?」
クスクス笑う姿も愛おしい。彼は見惚れて…ステップを間違えた。
「っ!?」
バランスを崩したセレスタン。後ろに倒れそうになり、咄嗟に抱き抱えられた。
「あ…ごめん…」
「いや、俺のせい…だ…」
両腕でガッチリ捕獲される。離れようと力を込めるも、びくともしない。
不思議そうに見上げると…ジスランが顔を真っ赤に染めていた。
更に彼の鼓動が伝わり、セレスタンもつられて照れてしまう。僅か数秒間の出来事ではあったが、彼らは互いの温もりを感じ合った。
音楽の終了と同時にバッと離れた。その後は大人しく壁に戻り、無言で並ぶ。
セレスタンが気まずくて身じろぎすると、ジスランと手が触れ合った。ジスランは大きな身体をビクッ!と震わせた後…そっと手を握った。
「(…触れる手が熱い。もうジスランの事なんて、なんでもないハズなのに…)」
セレスタンはその手を振り解く事が出来なかった。
そうして授業終了まで、ずっとその状態で過ごしていた。
「(可愛い可愛い可愛い…!離したくない、ずっとこのままでいたい。可愛い…)」
「(ボクはさっきからずっと…何を見せられているんだろう…コイツらホモなのか…?)」
半ば巻き込まれたエリゼは、死んだ目で遠くを見つめていた。
※※※
「ロッティと第三皇子殿下のダンス、すっごく素敵だったんですよ!」
「そ…そう、か…」
その日の放課後、セレスタンは屋上を訪ねていた。
先程からダンスをべた褒めされ、ルシアンは茹でダコになっている。
「殿下とは殆ど言葉を交わした事はありませんが…何故ロッティを誘ってくださったんでしょう?
まさか…ロッティの事を…!?」
「それは無い」
「へっ?」
断言されて目を丸くする。ルシアンは「しまった」と後悔しつつ、なんとか言い訳をする。
「えっと…殿下には想い人がいると噂で聞いた。彼女ではない女性をな」
「そうなんですか!」
ひゃー!と恋バナにテンションが上がり、ルシアンは他言無用だと念を押す。
実際そんな噂無いのだが…他者と関わりの少ない彼女には知る由も無い。
「……お前は、ルシアン殿下をどう思う?」
ここぞとばかりに普段から気になっている事を聞いてみた。ルカの今は普通なのに、どうしてルシアンの前では萎縮するのか。
「…怖いです」
セレスタンは躊躇いながらも正直に答える。
ルシアンは落ち込むも、彼の皇子という肩書きが怖いだけ、と付け足された。
「皇太子殿下だって、最初はすっごく怖かったです…入学式で気絶するかと思った…」
「あの人は…ふふん…っ」
顔のせいだろ、と言いかける弟。
「第二皇子殿下は笑顔が逆に怖かったです。でもお2人共面白くて優しい方だと、今は知っています。
ただ第三皇子殿下は…」
ただ、なんだ!?と前のめりになる張本人。
「そ、の。ご友人方も怖いし…睨まれた事あるし…」
あれは誤解だ…!と言えないルシアンは膝を抱えて俯いた。
彼の友人といえば、肩書きと顔だけが目当ての者達の事だろう。彼は自分を称賛してくれる人間なら誰でもいいと思っていた事を、初めて後悔した。
「じゃあ…殿下の噂については?」
噂?と聞き返すとルシアンは早口で詰め寄った。
優秀な姉兄の出涸らし。無能なくせに威張り散らす馬鹿皇子。顔だけの凡人等々…黒い噂をどう思っているのか!?と。自分で言ってダメージをかなり受けているが。
セレスタンは知らない話もあり、驚きながら聞いていた。
「……誰にも言わないでくださいね?」
高速で頷くルシアン。
「その…彼がお兄様方と比較されているというのは知っていました。畏れ多くも、僕と同じなんじゃないかと…仲間かと思いました」
今度はセレスタンが膝を抱える。
「でも、大間違いだったんです。彼は…ご家族に愛されていらっしゃいました。
僕にも妹と執事がいますが…その。殿下は……」
言い淀むセレスタン。
ルシアンは気になってしまい、絶対口外しないから!と続きを促す。
顔を上げたセレスタンは、どんな表情をしているのだろうか。
「…僕はあの方を深く知りません。ですから…知った風に語る事なんてできません。
ただ…まあ…」
「まあ、何!?」
なんかグイグイ来るな?と思いつつ、セレスタンは頬を緩ませた。
「僕はありがたくも皇太子殿下によくしてもらっているんですが。よく第三皇子殿下の話題も出るんですよ〜」
「……どんな?」
「………言えません」
すいっと顔を逸らす。その口元がニヤついているのを、ルシアンは見逃さなかった。
教えてくれと願うも、彼女は頑なに拒否する。まあ皇子の情報を他人に漏らしてはいけないのだろうが。
どうしても気になったルシアンは立ち上がり、「待ってろ!」と言い残し屋上を飛び出した。
コンコン
「どなたですか?」
「ルシアン…です、兄上」
「ルシアン?」
彼が向かったのは生徒会室。ルクトルが扉を開けると、他のメンバーが驚いているのが見える。
それらは一切合切無視し、ルクトルの腕を掴んだ。
「兄上!ルキウス兄上は、セレスタン・ラサーニュに何を吹き込んだのですか!?」(小声)
ルシアンの口から彼女の名が出た事に驚きつつ、2人は廊下に出て扉を閉める。
「お兄様の名前が聞こえたような…!!」
「やめなさいラサーニュ嬢!」
扉がミシミシ音を立てているのを気にしつつ、ルクトルは詳しく聞く。
※
「という訳でセレスタン君、彼には全部お話して大丈夫ですよ」
「…ルカって何者ですか…?」
「何者でもない。さあ語りなさい」
ルシアンは超笑顔のルクトルを連れて、屋上に舞い戻る。
「(まさかこの2人がお友達になっているとは。いい傾向ですね〜)」
ルクトルが身元を保証している上に、許可も下りた。
3人は屋上に並んで座り、セレスタンが言葉を紡ぐ。
「じゃあ…僕が聞いた第三皇子殿下のエピソードを」
「待った…毎回長いだろう。ルシアン、でいいんじゃないか?」
ルシアンはそう提案する。だが許可も無く名前で呼べません!と拒否する。
すかさずルクトルが「僕が許可しますよ」と言ってきた。いいのかなあ…結局ルシアン殿下と呼ぶ事にした。
ただ10分もする頃には、ルシアンは羞恥で悶える事態になっていた。
「それで、殿下がオネショをした時にルキウス様に罪を擦りつけようとして、シーツを持ってお部屋に来たんですって。
寝たふりして様子を見ていたら、幼い殿下が一生懸命自分を押し退けてシーツを交換しようとする姿が大層愛らしかったと」
「ひい…」
「ふふん…んんっぶ…!!」
「お食事の際に嫌いな物を、隣のルクトル様のお皿に入れてるとか」
「(バレてた…!!)」
「あとバナナの皮で盛大にすっ転んで、何事も無かったかのように歩き出したとか。
それはランドール様が、ルキウス様に仕掛けた罠だったんです」
「(あーのーやーろーおー!!)」
「今は反抗的だけど、誕生日に必ずプレゼントを用意してくれているのが嬉しいって。
「匿名になってるから、正体はバレてないって思っているはず」とも言っていました」
たった今バレた訳だが。
「ルシアン殿下はモルモットとチンチラを同じ動物だと思っていて、いつ教えてあげようか悩んでいるそうです。
大浴場で泳ぐ練習をして、溺れかけた時は肝が冷えたと言っていました。
幼少期に外務大臣のカツラを剥ぎ取ってしまい、空気を凍らせた事がある。ルシアン殿下は即座に戻したんですが、前後逆に被せてしまって、皆耐え切れず逃げ出したらしいです」
「(覚えてない、そんな事!)」
「あ〜、僕覚えてますよ!3歳のルシアンが外務大臣の背中によじ登ったんですよねえ。
でもその日以降、大臣は自分を偽るのをやめたんですよ」
ルシアンはもう、色々と限界を迎えていた。
「も…もう…その辺で…!」
「色々と思い出はあるけれど…お話してくれないのが悲しいって。
自分達の何が悪かったのか知りたいけれど、教えてくれない。いつか昔のように…朗らかな笑顔を見たいと悲痛な面持ちで仰ってました。
殿下がお生まれになり、初めて抱っこした時。嬉しくて涙が止まらなかったと、目を細めていらっしゃいましたよ」
「「…………」」
兄弟は顔を見合わせる。ルクトルは困ったように笑い、ルシアンは唇を結んで俯いた。
彼が何故反抗的なのか。それは優秀な兄達を持つ劣等感…だけでは無いのだ。もっと大きな感情があるのだが、本人以外誰も知らない。
空気が重くなってきたのを感じ、セレスタンは慌てて話題を逸らした。
「あ、あー…ルクトル様のエピソードもありますよ!」
「え」
「詳しく」
「ちょ、やめなさいル…ルカ!」
立場逆転、今度はルクトルが悶える羽目に。
「昨年ランドール様が、ルクトル様のお部屋にエロ本隠したって言ってました。メイドに発見されていなければ、多分まだありますよ?」
「ええええっ!!?」
「ルキウス様が6歳の時。ランドール様と走り回って遊んでいたら、ルクトル様も必死に追い掛けて来たんですって。
でも2人の悪戯心が刺激されて、わざと隠れたりして。するとルクトル様が大泣きするのが可愛くて面白かったって」
「悪魔ですか!!」
「(…そういえば)」
『まってー、あねうえ、あにうえー!』
『ルシアン、こっちよ』
『走らなくていい、ゆっくりおいで』
『自分のペースでいいんですよ』
『はあ、はあ…おいついたー!』
『頑張ったな、ルシアン』
『えへへ』
両手で顔を覆うルクトル。
ルシアンはふいに昔を思い出し、目頭が熱くなっていた。
ただ、セレスタンは止まらない。
「ルクトル様が野良猫に引っ掻かれた時、「バイ菌が入って腐って死ぬ!」とオーバーに言ったらパニックになったらしいですね」
「そうですよ!それ以降怪我をしたら、かすり傷でも泣きながら医師を訪ねましたとも!!」
「お化けが苦手で、怪談話の時は必ず避難経路を確保してから臨んでるのが愉快ですって」
「……プっ」
「犬のウンチは3日放置すると爆発するって、10歳まで信じてたって本当ですか?」
「はい!!」ヤケ
「ヤケクソになってる…クソだけに…ぶふっ!」
「パンツの柄を…」
「「そこまでー!!!」」
段々とノってきたセレスタン。皇子2人は限界を迎えていた。
ルシアンがもう解散!と言うので揃って屋上を後にする。ルクトルは一足先に生徒会室へ向かった。
ルシアンとの別れ際、セレスタンがぽそっと呟く。
「ルシアン殿下は…ご家族に愛されていらっしゃいますね。
僕にはそれが眩しくて…涙が出そうなほど、羨ましい」
「セレス…?」
彼女は背を向けて、バジルが待っている教室へ歩を進める。
「…さっき、彼は僕と似ていると言いました。
でも、そんな事無かった。僕なんかとは全然違う。
……無条件で愛してくれる…僕はそんな両親を渇望していた」
段々と涙声になりながら、震える唇を動かす。
「僕は…凡才のくせに力を求め、特別な何かになりたいと願っています。
優秀な妹に対して、見当違いな嫉妬心を抱き。
自分が不出来に見えるのは、周囲が優秀過ぎるから。自分に向いていないから。言い訳ばかりの自分が大っ嫌い。
もしかしてルシアン殿下も…同じなんじゃないかって、愚かにも感じていました。
同時に嫉ましくも…僕が彼を恐れるのは、そんな感情に気付かれたくないってのがあるのかも。
……アハハ、不敬ですよね。忘れてください」
「セレ…」
「ルキウス様がね、言ってたんです。
「私達はあの子に好きに生きていいと言った。もちろん、皇族としての務めは果たしながら」と。
もしかしてルシアン殿下は…それを突き放されたと感じたのでしょうか。自分は要らない子だと…僕の想像ですけどね。
僕には道は1つしか無いけれど。彼には無数の未来がある…それが逆に、重荷なのかも」
「………」
ルシアンは思うところがあるのか、口を閉ざす。
ではまた明日!と振り向いたセレスタンの頬は、髪に隠されているが濡れていた。
ルシアンは反射的に彼女の腕を掴み。そっと前髪をかき上げてハンカチで拭く。
「ルカ…?」
「…執事が心配するぞ」
眼鏡も取られてされるがまま。だがセレスタンは彼の優しさに安らぎを覚えた。
「……ありがとう、ルカ」
「…ああ」
落ち着いた頃、今度こそ2人はそれぞれ帰路に着く。
ルシアンが送迎の馬車に向かうと、生徒会を早退したルクトルは先に来て待っていた。
「……兄上」
「なんですか?」
「私は。その…貴方の弟ですか…?」
「へ…?当たり前じゃないですか」
「…………」
ルクトルは言葉の真意が読めず、追及はしなかった。
無言のまま馬車は進み、皇宮に到着。
兄弟は頷き合い、ざっざっざっと廊下を並んで歩く。
「「兄上!!!」」
「?お帰りルクトル、ルシアン。どうした、そんな鼻息荒く?」
目的地はルキウスの執務室である。両側からバーン!と扉を開けて、兄に詰め寄った。
「兄上!!!私の恥ずかしい過去を暴露しないでください!!」
「僕だって!なんで僕の初恋相手とか知ってるんですか!?」
弟達は机をバンバン叩きながら捲し立てる。ルキウスはしばらく目を丸くしていたが…ニヤリと笑った。
「そうかそうか、どれも私の大切な思い出なのだがな〜」
「「どこが!!」」
ルクトルはともかく、ルシアンがこうも感情的なのは珍しい。ランドールも文官も、騎士も驚きを隠せない。
ギャーギャー争う姿は…どう見ても諍いなど感じさせない仲良し兄弟だ。
最終的に騒ぎを聞きつけたルシファーがピコハンを持って来て。
3人で結託して、笑いながら逃げるルキウスとランドールを追いかけ回すのであった。
ルシアンのデレ度が30上がった!!




