燻製
最近は滅多にやらなくなりましたが、一時期すごく燻製に凝った時期がありました。
燻製には、熱燻、温燻、冷燻の三種類があり、一般ピーポーが手を出せるのは、熱燻、温燻まで。
冷燻は、非常に低い温度で、ゆっくりといぶすスモークサーモン、生ハムなんかをつくるやつで、素人が下手に手を出せば、食中毒の危険があります。
ご家庭のキッチンでも可能なのが、熱燻。
80度以上の温度で、短時間燻製です。
こちら、私自身はやったことはないんですが、中華鍋でも可能だそうです。
なべ底にチップを入れ、強火にするとチップから煙が出てきますので、網の上に具材をおいて、ふたをしてスモーク。
(詳しくはググろう)
基本的に、熱燻は香りづけなので、保存には向きません。かなり水分が残っています。
おすすめは、ちくわやソーセージ。簡単です。
燻製というのは、いぶる前段階で、味をつけたり、乾燥をしたほうがいいのですが、ソーセージやちくわは、そういった下処理がいらないので、お手軽。
あとわりと楽なのは、干物。
魚からとなると、ソミュール液につけて、乾燥させてという作業が入るんですが、干物は乾いているので! 大丈夫です。
ただ、干物は大きいので、中華鍋とかじゃなくて、箱系のほうがやりやすいと思います。
吊り下げるときは、しっかり吊り下げないと、結構落下してしまうので注意。
次に温燻。
こちらは、60度から80度の温度で、2時間以上いぶすものです。
温度管理がわりと難しい。チップが燃えるときに温度が80度以上になってしまうことがあります。
使える食材が増え、しかも保存がきくようになりますが、難易度はちょっと高いです。
アウトドアでやる場合は、基本熱燻だと思います。
燻製機がなくてもダッチオーブンなどでできますし、お手軽ですしね。
燻煙材はいろいろ種類があって、本当によくわからんので、レシピなどを参考に。
形もチップとスモークウッド(固めたブロックみたいなやつ)の二種類に分かれます。
うちはスモークチップでさくらをつかってます。
一度買うと、けっこう大袋でなかなか減らないというのもありますので、最初は、さくらが無難。




