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スイム  作者: 星達
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戦い

「7時45分7月20日」またこの時間、この日だ…なんで戻ってるんだなんなんだあの男は怖い怖い怖い「遅刻するよー!」ループ…してるのか?…今日は学校休もう。


ループについて考えてみることにした、前々回では「ビクトリーゲーム」前回は「オープンドア」今回は…「なんかあいつを倒せるような能力…」そんなことを考えながら手をみて手に力を入れる「うわっ!」炎だ手からテニスボール程の大きさの炎が出た、炎は力を抜いたら自然と消えた「これなら…」


庭に行き何回か試してみて分かったことは手ひらを上に上げ力を入れると炎がでる、力が強いほど炎が大きくなる、最大でテニスボール1.5個分位になった、紙を試しに燃やしてみると普通に燃えるのではなく、当てた瞬間灰になった。


あいつが現れるのは学校から出て15分ほどあるった時間、つまり4時45分あたりだろうそして今の時間は12時45分タイムリミットは4時間…警察に相談しようと思ったが相談しても変人扱いされるだけだろうと考えやめた。


「あいつの能力はなんなんだ」視線が真っ白になり、全身が燃えるような感覚…もしや今回の能力「クラフティングファイヤー」と同じ能力なのか?だけどそれにしては一瞬すぎる…まさかこの炎を飛ばせるとか?


公園に行き公園の噴水で試して見ることにした、幸い今日は平日なので人はいない、手のひらを上に向け力を入れる「できた…」炎が作れることを確認したら炎をどうしたら飛ばせるか考える…考えてみた結果、ボールと同じように飛ばせるのではないだろうかと考えた、手に力を入れながら野球ボールを投げるようなポーズでやってみる。「飛んだ!」炎は水に当たるとジューという音をたて消えた。


飛ばせる方法が分かった、これであの男と戦える…「ん?」考えなおしてみたらあの男は予備動作なしで俺に何かをしてきた…まさか別の能力?


お腹が減ったのでコンビニに行き弁当を買う、時間は2時だ「そろそろだ…」


家に帰りカギをしめ部屋に行く、弁当を食べ「クラフティングファイヤー」がしっかり使えるか確認する。


「後5分…」時間は4時40分、あいつは来るのだろうか…怖い俺はあいつを倒せるのか?無理だ…戦いたくない「プルルルプルルル」そんなことを考えているとスマホにセットしておいた目覚まし時計が4時45分を伝える…


「こない…のか?」少し安心した、あいつも家に入っていれば来れないのか。「…」「ぐっ!」いきなりだいきなり目の前にあの男が現れた、とっさにクラフティングファイヤーで炎をつくり炎を男に投げようとする「なんで今日学校いかなかったの?君探すのに時間かかったんだけど?」「なんで俺を探してるんだ」「あ、そうそう君スイマーだよね?」「スイマーってなんなんだよ!」「なんで怒ってるのかなぁ?まぁどうでもいいや」くる!そう感じ炎を投げる「そんな能力あるんだぁかっこいいねぇ」なんだ今のは男に当たったはずなのに灰になっているのは男の後ろにあった壁だ「くるなっ!」「攻撃はしてこないでほしいなあ僕も痛いのはいやだからさ」白服の声を無視し、力を入れ、炎を作成する「あぁ怖い怖い」


目線が真っ白になり全身が焼けたような感覚に襲われる


「ハァハァハァ」時間を確認する「7時45分7月20日」

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