小話:反抗
まさかの8分で完成してしまった。小話というからには短いんだろうなぁ?と思われている方、期待を裏切る短さです。すみません、許して下さい何でもしますから。(何でもするとは言っていない)
神様はいる。ただ僕を助けてくれないだけ。
神様はいる。何故そういい切れるのか、それはこの世界にはルールがある。そのルールは人にはどうやっても作り替えることができないものだ。そう、作り替えることができるのは、それを作った存在のみ。そしてその存在こそ神様なのだ。
例えばの話、光というものが存在している。これは、難しい話をすっ飛ばして結論をいうと、その速さ上限などなく、ただ無限の速さで飛んでいく。
しかし、実際の所、光の速さは1秒で地球7周半分だと言われている。
光の速さに上限などなかったのではないのか?実はそれも正しい。現段階だと、光は理論上、無限の速さで飛んでいくと分かっている。しかし実際1秒に地球7周半ということもわかっている。
その二つは矛盾しているようでしていない。そう、この世界の速さの上限が1秒で地球7周半であるとしたら、どんなに速くてもその一定の値で速さを止められてしまうとしたら……。
そして、そんな世界の速さの上限なんてものを作ることができるのは神様のような存在しか思い当たらない。
だから、僕は神様はいると思う。
なんて、小学生時代の僕はよくこんな事を言っていたような気がする。
今思えばなんとも稚拙な事を言っていたなと思う。言っていることが穴だらけだと、そう思った。
あの頃、既にいじめを受けていた僕はよく、『神様なんている訳ないだろ!』と言われながら暴力を振るわれていた。
根拠もなく否定する彼らの姿を見て、あの頃の僕は一体どう思っていたのだっただろうか?
今となってはもう分からない。忘れてしまった。
でも、はっきりとこれだけは分かる。
あの頃の自分に、その考えは稚拙だなんて言ったら、僕は昔の僕に殴られてしまう。
という事だけは。
特にこの後の話に関係するわけでは無いと思います。(当然)
本当にただ書いて、できてしまっただけなので。
この話のせいで今後の話の展開を変えたりしない事を切に願うばかりです。
 




