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VS魔族

中々に間が開きました……これから少しずつ更新していきます。





それと色々と設定崩壊してますけど許してください…… by 2022年の白猫

 と、こんな感じの事がおきて今に至っている訳ですが。本当に情けないよね……


 というかさ、呑気に回想なんかしてるけどこれやばい状況なんじゃない?


 魔王領に飛ばされてしまったのはこの際いいとしよう。でも、ただで転ばないのが日野翔ですよ。うん


 ステータスにラックの表記が無かったこの僕、やはりと言っては何ですが、いらない物を引き連れてしまった様です


「なんだ、さっきの光を見て来てみれば……ガキじゃねぇか」

「本当だ、ただのガキだな」

「ああ、本当に弱そうだぜ」


 僕の目の前には魔族が三人並んで立っています。翼と角を持っている典型的な魔族


 すると、真横が突然光って、その光から何かビームのような物が出てきた


 そのビームは僕の方へ迫って来て……僕を吹き飛ばした


「がっ、はっ!!」


 なんだよ、こういう時は味方が来るのがお約束だろうが


 それにしても痛い。耳の件なんて目じゃ無い程に


 ステータスオープン


__________


ヒノ カケル (13) Lv.1


職業:     称号:異世界からの来訪者

          神々の祝福


HP 208/310 MP 55/55

ATK 30 DEF 40 AGI 50 LUK


スキル

常時発動:非ダメージ軽減(中)

    痛感弱化(中)

    精神負荷軽減(中)


魔法

切断(ザイン)

所持品

神の願い箱

__________


 102ダメージも……やばい死ぬ


「お前ら油断大敵だぞ。こいつ俺の攻撃を耐えやがった」

「おう、勿論だ。やるからには全力でぶっ潰す」

「てかさ、こんな状況で言うのもなんだがこの喋り方やめねぇか」

「おう、そうだな。近くにこいつ以外のヒューマンはいねぇよな」

「##<*€€*゛」

「#%^゛」


 来るっ!三人で来られたら流石に無理だ。ザインも効かないだろうし……


 こんな時、目の前の敵を倒せる力があれば……!


 


と、その時、目の前が白く光り輝き頭の中に声が響いた


 ーー願いが受理されました。

 ーー【神の願い箱】が消失しました。


 神の願い箱?そんな物もあったな。多分あの物置から持ってきたやつだ


 その神の願い箱の影響があってか、今までにないほどの力が湧いてきた


 ーーユニークスキル【滅魔の覇気(デモラルオーラ)】を獲得しました。

 ーー今すぐ使用しますか?


 ユニークスキル!?……まじか、それは使うしかない!


「勿論……イェスだ!」


 ーー使用者の意思を確認しました

 ーー一般的に呼ばれる名前に『魔』がつく者との戦闘の際、一時的にステータスが二乗されます。ただし、このスキルを使用して敵を倒した時、獲得できる経験値量が減少します



 ステータスが二乗!?それって中々にやばくない?


 これはビックチャンス


「よし、いくぞ!」


 先ずは日頃から鍛えてきたこのマーシャルアーツで


「セイッッ!!」

「#€゛*」


 おお、効いてる!流石に900のダメージは痛いだろっ!


 ……すんません、効いてるどころか腕がもげてもうてますやん


 この調子で、次は右のやついこう


「リャアッ!」


 僕が足で頭を蹴り上げると、頭が……非常にグロいのですが吹き飛んでいってしまった

 


 でも、こいつは反応すらできなかったな。流石にこの素早さ2500は反応できないか。



 よし、最後の一人!一匹?まぁいいや、


「行くぞっ!」


 助走をつけて一気に相手の懐に潜り込む、そして……右ストレートを叩き込むっ!


「ハァッ!!」

「*゛^$!!?」


 僕のはなった拳は見事にクリーンヒットし、敵の胸を貫いた


 なんて恐ろしい力……これ、もしかしなくても僕強くなっているのでは?まぁ単純にユニークスキルの影響なんだけども


「……^*$£€^!」


 ん?……え?それだけのダメージを負ってもまだ生きてるの!?魔族って生命力がかなり強いのかな?でも、かなり衰弱しきっているみたいだし大丈夫だろうけど


 しかし、こいつの言っていることが全く分からない。……あの王宮では周りの人達が日本語を話してくれたから分かっていただけで、いくら授業で少しだけ習っていたと言っても、この世界の人間達の住む国へ行っても言葉がわからず何もできないのだろうか?


 まぁいいや、取り敢えずその傷では逃げられないだろうけど痛みで長く苦しむのは辛いだろうし、仲間とか呼ばれたら困るし、何より自分の為に今ここで倒そう


 さよなら


「《切断(ザイン)》」


 首元を狙って一息に…………首が地面に落ちる。


 ーー経験値が一定に達しました

 ーーレベルが1から2へ上がりました

 ーーステータス基礎値が上昇します


 ーー経験値が一定に達しました

 ーーレベルが2から3へ上がりました

 ーーステータス基礎値が上昇します


 ーー経験値が一定に達しました

 ーーレベルが3から4へ上がりました

 ーーステータス基礎値が上昇します


 ーー魔族の初討伐を確認

 ーー称号《魔族殺し》を獲得しました


 うわっ!?どこからか声が!?……あれか、異世界物ではよくあるあの天の声様だ


 生で聞くと何かこう感慨深いものがある……と思う。でも、なんかあまり好きじゃない声かも?いや、声は綺麗なんだけどね。でもなんか、こう本能的に?


 まぁ、それにしてもレベルアップか、そういえば魔族を倒したら多くの経験値が手に入るんだっけか。まぁ【滅魔の覇気(デモラルオーラ)】のせいで相殺かそれ以下なのだろうけど


 だってこんなに強いスキルがデメリットがほぼ無しで使えるなら中々にぶっ壊れている。しかも、これで相殺とかじゃないと魔族を倒した時の経験値が想像以上に低いことになるし


 他にも称号なんて物を貰ったな。これはステータスとかが上がったりするような効果がある物なのだろうか?あとでステータスを確認してみよう

 

 でもまぁ、取り敢えず今は勝利を喜ぼう!!


「よっしゃぁっ!!」

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