ステータス、オープンッ!!
今回は短めです多分次回も…
ミサさんと呼ぶようになってから数日がたったころ……
僕に勝手に信用され心配され、挙句の果てに裏切り者にされたある意味哀れな先生、グラスが座学の授業中に突然こんな事を言い出した。
「そういえばお前たちにはまだステータスについて話していなかったな。まあ、あの頃はお前たちに教えるのはまだ早かったからな。
それに、変に調子に乗れれると困るしな。
……というのは建前で、本音は一般常識すぎて完全に伝えるのを忘れてた。すまないな」
本音ぇぇ……
というかファンタジーな世界なだけあってステータスとか存在するんですね。
と、ここでクラスメイトの一人が手を挙げる、中野だ。
「ん、どうした中野。俺の建前と本音の巧みな使い分けに惚れたか?」
「いえ、そういう訳では……」
「そ、そうか……」
先生がしょぼんとした。絵にすると(´・ω・`)こんな感じだ。
……ノートに書いた余計なものを消す。きれいに消せずうっすらと残る(´・ω・`)。
この世界にもノートや鉛筆、消しゴムの様なものはあるが日本の物に比べるとかなり質が悪い。
まあ、そんなものを使いやすくするのに時間を掛けるなら魔王を倒せって話だ……。
……というかこれもはや消しゴムですらないらしい。洗浄の魔法もどきがかかったゴムもどき。
もどきのもどき。
それはもう別物では……。まあ、みんなが消しゴムって言ってるし消しゴムなんだろう。消せないゴムもどきではなく。
とりあえず話を聞こう。こんなこと考えても誰かに伝えられないし。精神的距離的に考えて……はっきりと言うなら友達いないし、誰も僕と関わってくれようとしないし、先生もそっち側だし。
ミサさんに伝えても何も分からないと思うし……。
辛辣ぅ……。
そんな厳しい世界に生きる日野翔(十四歳)ここで手札から場にカードを出します。いけっ!
閑話休題ッ!!
「じゃあどうしたんだ?」
「自分たちのステータスを見る方法を教えてください!」
まあこういう系の異世界だと「ステータスオープン!」とか念じれば窓……ステータスウィンドウが出てくるのが当たりm……
なんだ?いきなり自分の目線の先が白く発行し出した!
ま、まさか……
「それはな……ただ『ステータスオープン』と唱えるだけだ。心の中でも声に出しても変わらん」
目の前にいきなりガラスの板の様な物が現れた!
まぁまぁ光ったけど大丈夫だろうか?周りから変な目で見られて……ないか。
どうやら他の人には見えない様になっている様だ。誰も気にしていない。
いや、それは何時ものことか?
確認する……か……。
決して主人公体質では無い僕だが、折角異世界に来たんだ、力というやつを望んだってバチは当たらないはずだ……。
というか約束を果たす為に力が欲しい。
僕は目の前の板に目を向けた。
たとえ気に入らない結果でも現実から目を背けるな。目を背けたところで何かが変わる訳では無いのだから……。




