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詩、あるいは詞

作者: 志賀飛介

嫌なことから逃げ続けて今日まで生きてきました


やりたいことも見て見ぬ振りして生きてきました


そうして現実からも、また自分からも逃げ続けて


たどり着いた森の奥でちょうどよい木を見つけた


熊さん

昔から逃げ足だけは一丁前で

嫌なこととかそういうの全部

逃げて逃げてここまで来た

だけどもう逃げられなくなって

最終手段が死ぬことって

生きることからも逃げようとしてる自分に心底愛想が尽きた



本当はね 

自分が一番大切で

自分が一番可愛くて

今も何かから逃げてるの

助けてって言うこともためらわれる


やりたいことはいくつかあったけど

自信がないとかそういうこと言って

何もせずにここまで来た

だけどどうしてもしんどくなって

それでも自分を認めないって

好きなものすらも好きだと言わない頑固さは一級品だろうな



本当はね

自分が一番脆弱(ぜいじゃく)

自分が一番弱虫で

今も何かに追われてるの

助けてって誰に向けて言ったのか


わからない



分かってる


誰にも聞いて欲しくないけど

誰かに聞いて欲しいから

誰かを探してさまよって

結局他人だと気付く


本当はね

自分が一番我儘(わがまま)

自分が一番中心で

そんな自分を嫌えないの

いっそ好きって言えばいいのかな


でもそれは出来ない



本当




分かってる



分かってない


本当?


分からない


前書きは途中まで真面目に書いて、途中からふざけてますね。要は首をつれそうないい木を見つけたってことです。で、森の奥と言えば熊さんかなぁみたいな。


一応言っておくと、詩は真面目に書いてますよ。もちろん。

自分なんかが誰かに届いて欲しいとか思うのはおこがましい気もしますが、なんか書いてますね。まあ、詩のなんたるかは分からないけど、書いてますね。


では、

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