幕間 本能寺の変後~次話
この物語の章立てはしていませんが、前話で第一章完結です。
(いずれ編集で章立てを考えています)
近江、羽柴秀勝の傅役として羽柴家に仕える藤懸永勝の嫡男、松丸。
父の永勝は、織田信長の指示により中国の雄、毛利攻めのため中国地方へ遠征していました。
この時松丸はわずか十歳。
そしてある日、京で変が起こります。
本能寺の変です。
織田信長の重臣であった明智光秀が謀反を起こし、天下統一目前の信長を討った歴史的な事件です。
ただ当時は、情報伝達は現代と比較にならないほど遅く、正確ではありません。
何が起きたか分からない。
けれど、何かが起きた。
そんな不確実性に満ちた中、秀吉家臣の三之丞の下知に従い、松丸は旅に出ます。
松丸がこれほどまでに家族と離れ、命の危機に接したのはもちろん初めてです。
嫡男として心に強さを持とうとしながらも、まだ童で泣き虫な松丸。
けれど、道中の様々な出来事を通じて、松丸は成長していきます。
そして、半佐と出会います。
山崎の戦いで秀吉が光秀を下したのち、松丸らは近江に戻ります。
そこには、中国地方へ遠征していた父とも再開出来ました。
また、半佐との縁を続けることもお許しが出ました。
こののち、羽柴秀勝が丹波一国の国主に封じられると父、永勝は6,000石を与えられました。
天正十二年(1584年)、永勝は小牧・長久手の戦いにも秀勝と共に従軍しました。
そして天正十三年(1585年)の暮れ――松丸は十三歳になります。
ここが次の舞台です。
★作者のひとりごと★
普通、歴史もの、文芸小説ではこういう幕間は無いと思います。
のちの話に盛り込むなどするのが普通です。
ではなぜこのような節を作ったか。
スミマセン、まだ盛り込むだけの腕が無いからです…。
この作品は完全なる処女作です。
ただ、歴史モノに限らず小説を読むのが大好きです。
趣味の一つとして「書いてみよう」と思い立って勢いで始めたのがこの作品です。
しかし、そんな作品でも「読んでいただける」事は、素直にうれしいものでした。
アクセス数が初めてカウントされた時、単純にうれしかったです。
ただの時間潰し、暇つぶし。それでも「読んでいただける」事は、励みになります。
お目汚しもあろうかと思いますが、読んでいただけると幸いです。
〆




