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破壊のダムス

作者:ウォッカ
プロローグ
1999年7月。世界は、半ば冗談のように語り継がれてきた予言を思い出していた。“恐怖の大王が空から降りてくる”――ノストラダムスの一節。新聞のコラムも、テレビの特番も、それを一笑に付す者と、密かに怯える者とで溢れていた。
来たる1999年7月5日。爆音と共に空は裂けた。雲の彼方に生じた亀裂は、稲妻でも流星でもなかった。人類がまだ見ぬ色彩を帯びた光の奔流の中から、それは降りてきた。
彼らは神ではなく、悪魔でもなかった。その姿は人の理解を拒むものでありながら、確かに意志を持ち、目的を抱いていた。遠い銀河の果てより来たりし侵略者――それが“恐怖の大王”の正体だった。
街に鳴り響く警報も、人々の祈りも、彼らの降臨を止めることはできない。やがて歴史は、あの夏の夜を境に裂け目を持つことになる。人類の終焉か、それとも新たな時代の幕開けか――。
すべては、ここから始まった。
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