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対談者プロフィール

イマヌエル・カント(1724-1804)


出身: プロイセン(現在のドイツ)

職業: 哲学者

主な思想: 「定言命法」「道徳法則」「理性主義」

代表作: 『純粋理性批判』、『実践理性批判』、『判断力批判』

概要:

18世紀ドイツの哲学者であり、近代哲学における「批判哲学」の創始者。カントは「理性による普遍的な道徳法則」を提唱し、「善とは、理性的に普遍化できる道徳原則に従うこと」と考えた。彼の「定言命法」は、「行為の原則が常に普遍的な法則として成立するように振る舞え」という道徳理論を示している。


ソクラテス(紀元前469-399)


出身: 古代ギリシャ・アテナイ

職業: 哲学者

主な思想: 「無知の知」「問答法」「徳の探求」

弟子: プラトン

概要:

古代ギリシャの哲学者であり、西洋哲学の父とされる。ソクラテスは「無知の知」を説き、人々に問答を通じて真理を探求させる「産婆術(問答法)」を発展させた。彼は「善とは知であり、悪は無知から生じる」と考えたが、その姿勢が当時のアテナイの権力者にとって危険視され、最終的に「青年を堕落させた」として死刑を宣告された。


アウグスティヌス(354-430)


出身: ローマ帝国(現在のアルジェリア)

職業: 神学者、哲学者、司教

主な思想: 「神の恩寵」「自由意志」「悪は善の欠如」

代表作: 『告白』『神の国』『三位一体論』

概要:

キリスト教神学の礎を築いた重要な思想家。若い頃は快楽主義に走ったが、キリスト教に帰依し、後に神学と哲学を融合させた理論を確立。「悪とは実体ではなく、善の欠如である」とする「否定的実在論」を唱えた。彼の思想は中世キリスト教哲学に大きな影響を与え、トマス・アクィナスなどの神学者にも受け継がれた。


ミカエル(聖ミカエル)


出身: 天界

職業: 大天使・軍の指揮官

主な思想: 「神の正義」「悪の討伐」「ルシファーとの戦い」

聖典: 旧約聖書、新約聖書(『ダニエル書』『ヨハネの黙示録』など)

概要:

キリスト教、ユダヤ教、イスラム教において最も重要な天使の一人であり、神の軍を率いる戦士。『ヨハネの黙示録』では、ルシファーと彼の軍勢と戦い、天界から追放したとされる。「神の意志に従い、悪を討つ存在」として描かれることが多い。

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― 新着の感想 ―
最初からそれぞれ、一読させていただきました。(^^)/ これは深い考察ですね、試みとしておもしろいです。 私はなんでも相対的にできているはず、とこれまでは受け止めていたので、 もしかして絶対的に普遍性…
 よくできた作品だったと思います。  ただ、やはり私には善とは悪を否定することであるという結論に終始し、疑うことを悪とした話にしか見えず、それ故に前作の話を引き立てられたという感想です。  因みに私は…
カントについては純粋や実践よりも 判断力批判が私は気になっています。 いわゆる美学の領域のお話ですけど。 もし気が向かれたら、そういうのも ぜひご執筆謹んでお願い致しますね!
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