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この作品には 〔ガールズラブ要素〕〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。

トランク一つで、異世界転移

 主人公・怜那は校外学習の目的地へ向かう途中で災害に巻き込まれたまさにその瞬間、バスに乗っていたクラス丸ごと異世界に召喚されてしまう。
 クラスメイトらが神様から異世界で生活するためのフォローを受ける中、怜那はとある事情から何の説明もなくたった一人、トランク一つで異世界に降り立つことになってしまう。
 しかしこのトランク、数々のトンデモ機能が搭載された神アイテムだった。そして怜那自身も、その程度の事でめげるような性格でもなかった。

「差し当たっての大きな目標は舞依たちとの合流だね。
無一文だし、ここは無人島みたいだけど、このトランクもあるしなんだか身体の性能も爆上がりしてるみたいだし……、まあ何とかなるでしょ」

 時にトランクで魔物をぶん殴り、時にトランクに乗って荒野を走り、怜那は仲間たちとの合流を目指してひた走る。――好奇心の赴くままに寄り道もしつつ。



「あのさ、こっちの世界ではどの国でも異種族とか同性での結婚って認められてないんだって」

「そうなんだ。け、結婚……ね。うん、でも別に籍を入れなくたって私は……」

「だからさ、もういっそ結婚できる国を作っちゃおうと思って」

「え? ええ~~っ!?」



 目指すは百合建国――ではなく、種族や性別にとらわれず、愛する人と自由に結婚できる国!
 (※建国の話は大分先の事となります)


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エピソード 301 ~ 399 を表示中
<第十五章 大図書館の恋(変)人たち>
<第十六章 蓬莱諸島>
<終章>
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エピソード 301 ~ 399 を表示中
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