4話 どうやらこの世界には魔法があるらしい
3話長かったから短く感じると思います。
朝、いつもより早く起きた俺はマーキュリーに旅立っていた。
「ひどいじゃないですか。明日来るって言ったのにあれから4日たっていますよ。」
俺は図書館へフランに会いに行った。そこで俺はようやく気づいた。
(こっち(異世界)での1時間=あっち(現世)での5分ってことだから、こっちでの1日はあっちでの2時間ってことになるわけだから....)
「・・・っと」
(確か俺は10時に寝て朝6時に起きたはずだから、8時間寝ている。つまり俺は4日間ここに来ていないということになるのか。)
「ちょっと!」
「えっ?なに?聞いてなかった」
「は?あなたふざけてるんですか?人の気持ちも考えないで。」
「あー悪いちょっと色々あって」
「もう!人がどれだけ心配したか知らないで!」
(ん?やっぱこいつ俺に惚れてる?)
「なんでそんなに心配してんだ?」
「えっ?」
「いやだからなんでそんなに心配してんだ?って聞いてんの。」
「えっ、いや、それはその、あれです、あれ。」
「え?どれ?」
「いやだからあれだって言ってるじゃないですか。やっぱり馬鹿なんですか?」
「いや逆にそれでわかるやついねーよ!」
「いやそうですけど、私が言いたいのはつまりですね....」
「なんだ?」
「私、こんな性格なので友達とかできたこと無かったので嬉しかっただけです....」
「えっあっそう。」
(惚れたんじゃないかい!なんか複雑。)
「まぁ来たんでいいですけど。それより話があるので個室に行きましょう。」
(えっ?なにこれからなんの話を....)
「おっ、おう」
「ついてきてください。」
俺は言われるままについて行った。
「それでは本題です。」
俺たちは個室にはいると、さっそく話を切り出してきた。
「4日前、私に輝石のことについて聞いてきましたよね?」
「おう」
「まず最初になぜ輝石のことを知っているんですか?」
「それは....」
「言えないならこの話はなかったことに。」
「以前、使ったことがあったんだ。」
「なるほど。しかしこれはこの世界で唯一無二のものです。」
そう言ってフランはバックの中から綺麗な石を取り出した。しかしそれは俺が使ったものとは別のものだった。
色は透き通った緑で、形も全然違う。
俺は自分の荷物から輝石(俺のは無色透明で丸い形)を取り出し、比べてみた。明らかに違う。
世界によって色や形が異なるのか。それとも全く別のものなのか。そんなことを考えていると、
「この輝石は願いを叶えてくれると言い伝えがあります。」
(なるほど。となると前者か。)
「俺はこの透明な輝石を使って願いを叶えこの土地に来たんだ。」
「それは、信じ難いことですね。」
「俺も同じ立場だったら同じことを言っていただろうな。だが、信じてもらいたい。」
「なるほど。わかりました。私はあなたを信じます。そして提案なんですが、この輝石をあなたに譲ろうと思います。」
「本当か?」
「はい。ただし条件付きです。」
「条件?」
「私に魔法を教えてください。」
「え?」
(いやいやいや、俺こっちから見たら異世界人だし魔法とか使えないしどうしよう。っていうかこの世界魔法とかあったんだ。みたことないしなぁ)
「お願いします。私はまだ魔法が使えたことが1度もないんです。」
(やばいやばいどうしよう。)
「オウマカセトケ。」
「本当ですか?ありがとうございます。」
(よし、とりあえず誰かに魔法を教えてもらおう)
「さっそく教えてください!」
「え?」
「だーかーらー今教えてくださいって言ってるんですよ。」
「あーえっとね。しばらく用事があるから7日間待ってくれ。」
「むー。しかたないですね。待ってあげなくもないです。」
(よしおっけー!この後家に帰ると5分たってるはずだからそのあと学校が6時に終わってその場でゲートを使って異世界に来ればこっち側では5日たってるってことだから1日猶予ができる。そこで魔法をおぼえてすぐにフランに教える。キタコレ完璧。)
「サンキューじゃあまた6日後な」
「はい!」
俺は身支度を整えて学校へ向かった。
放課後
「なぁ剣志、お前もバスケ部入んねーか?楽しいぞ?」
「ふっふっふ、修人よそれを俺に言うか?俺が楽しいと思うのは、ゲームだけだぜ!」
「やっぱりまだあの時のこと気にしているのか?」
「修人!それは言わねー約束だろ?」
「悪い....」
「はぁ、まぁいい。今日は予定あるから帰るわ」
「おう....」
「じゃあな」
俺は人目につかない校舎裏へ行き再び異世界へと旅だった。
俺は魔法の習得をするべくある人物を探していた
「おーい!ガストンのおっちゃん!」
「なんだケンシか、どうした?」
「俺に魔法を教えてくれー!」
「なんで急に」
「いや必要なんだよ魔法が!どんなのでもいいから教えてくれ!」
「って言ってもな時間はどれくらいあるんだ?」
「まる1日」
「まぁなんとかなるか」
「まじか!さすがガストンのおっちゃん!ナイス!」
そして俺は魔法の習得のために1日限りの秘密の特訓を始めた。
明日も投稿頑張ります。