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猫より役立つ!!ユニオンバース  作者: がおたん兄丸
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第120話 そして更に迷宮を巡る(高級住宅街の入り口の門の前と目的の邸の前での出来事)


「ゼルがもし少女の浮浪児だったならきっと彼の店を贔屓をしていたことだろう。リリファは男のふりをしていたんだからゼルもワンチャン…ないか。」

 

 先ほどの浮浪児の少年ゼルを風呂に入れ、汚れを落とし、フリルのついたピンクの可愛らしいスカートを穿かせ、羞恥に身悶えさせたところまで想像して馬鹿馬鹿しいと思いなおしたクロノスは、いつの間にか商店街を抜け目的地の住宅街の前に到着していたことに気づく。周囲の人間も随分少なくなっており、この時間にクロノスと同じ方向に向かうものは皆無であった。


「なんだかんだでたどり着いたな。中では失礼のないようにふるまわないと。それじゃ行きますか。」


 ゼルはそれなりに良い感じの暇つぶしにはなったと首を振って記憶の中の女装少年を片付けると、クロノスは意気込みを一つしてから、再び歩きだして目印の高級住宅街の入り口を示すアーチ状の門を見つけ、そこを潜ろうとした。


「お待ちください。止まっていただけますか?」


 …が、その前で門を出入りする人間を見張っていた鎧姿の男二人に行く手を遮られてしまった。

 

「悪いが知らな…なんだギルドの人間かよ。何か用か?」


 クロノスは一瞬イゾルデを探す騎士かと思い知らぬと押し通そうとしたが、どうやらそれは杞憂のようで彼らはただのギルド所属の門番だった。そして門番の一人が一礼をして物腰丁寧に話しかけてきた。


「申し訳ございません。この先は迷宮都市を訪れている要人が多く滞在しておりますので、お入りになる方には身分の証明をしていただきます。」

「ここは高級住宅街だものな。そりゃお客様に何かあればギルドとポーラスティアの評判に悪影響だろう。ただでさえもここは冒険者の街。道には荒くれ者だらけだからな…ほら。」

「ご迷惑をおかけします。どれどれ…これは!?」


 クロノスが身分証明だと自分の冒険者の許可証(ライセンス)を門番の一人に手渡す。門番の男はそれを読んで驚いた後、簡単に道を譲ってくれた。


「問題ありません。どうぞお通りください。」

「やけにあっさりだな。渡しておいてなんだが許可証(ライセンス)は身分証には使いづらいのに。」

「冒険者の身分の証など許可証(ライセンス)くらいのものですから。わざわざ偽物を用意する可能性も考えませんよ面倒くさいですし。」

「それに終止符打ち様はギルド関係者の中で有名でいらっしゃいますから。実は顔を見た時点で本物だとは思っておりました。あなたをはじめとする高ランク冒険者の滞在は職員全員で把握しております。しかし、身分の開示をしていただくところまでが我々の仕事ですゆえ。誰であろうとそれだけはやっておかねばならないのです。ご理解ください。」

「お役所仕事も大変だな。中へ入る理由とかは言わなくていいのか?」

「それは大丈夫です。どうせ中にいる客人とクエストの進展について報告か何かでしょう?あなた以外にも雇われた高ランク冒険者が結構出入りされていますよ。」

「クエストに関することは雇い主と冒険者の間でのトップシークレット。我々といえど聞いてはいけないこともありますから。」

「…うん。そんなところだ。」


 笑う門番にクロノスは適当に返す。実際のところあの中にクロノスの雇い主はいないし、彼女は今頃他の冒険者に交じって大衆風呂に入って気持ちよく汗を流しているはずだ。別にクロノスには中の要人に何かするやましい理由はないし、ここは門番たちに勘違いをさせておくことにした。


「それではどうぞ中にお入りください。皆エリクシールの件でぴりぴりしていますので、他のお客人や冒険者との接触はお控えくださるようご協力をお願いします。」

「できれば見かけた要人に知っている顔がいたとしても見なかったことにしていただけると…」

「大丈夫だ。そのくらいわきまえている。面倒ごとは起こさないよ。」


 要人の中にはここに来ていることを知られたくない者も当然いるだろう。どんな怪我や病気でも治せるエリクシールを求めることに勘ぐりをされては堪ったものではないはずだ。門番に了解の証だと手を振って、クロノスは今度こそ門を潜って中へ入っていった。


「いちいちこうして確認をとるのも面倒だろうに。ワルキューレの団員もいつもチェックを受けているんだろうか。…おや?」


 クロノスはギルドの形式染みた管理体制の無駄を憐れんでいると、今しがた入ってきた入り口から騒がしい音が聞こえてきたのでそちらを振り返った。




 そこにはクロノスの後に来たらしき二人の若い男女の冒険者がいて、こちらに入ってこようとするのを門番に抑えられていた。


「止まってください‼中のお客様に関係のない方は入れません‼」

「だからワルキューレの薔薇翼の人に用があるって言ってんでしょ‼直接アジトに乗り込んでナイフ返してもらうんだから‼」

「アジトだなんてそんな犯罪者集団の巣窟みたいな言い方…‼あそこの団員に聞かれたら殺されますよ!?」

「上等よ‼あっちから来るなら探す手間が省けるわ‼ほら、ハヤトも言ってやんなさい‼」

「はぁ…リッツも事情も伝えずに無理やり通ろうとしないでよ。あの、僕らは資金稼ぎにダンジョンに挑戦しつつこっちの()のナイフを持って行ったワルキューレの薔薇翼の団員の一人を探しておりまして…街の中で団員の人を見かけるたび声をかけて聞いたんですけど、わからないって首を横に振られてしまって。それで二週間経って今になって「その人がどこにいるのかわからないなら連中のアジトに直接行って全員の顔を見て探せばいいじゃない‼」ってリッツが言い出して…」

「それで今日こうして強行してきたと。名前はわからないんですか?その人をこちらまで呼び出すことならなんとか…」

「それがわからないから困ってるんじゃない‼だから、一目見ればナイフ借りパクしたのが誰だったかわかるのよ‼だから通しなさい‼と~お~せ~‼」


 


「なんだあいつら。大手クランにアピールにでも来た入団希望者かな?」


 耳のいいクロノスには二人組と門番の会話の内容はばっちりと聞こえていたが、どうせワルキューレの団員に会うための口実でしかないのだろう。仮に本当だとしてもワルキューレの薔薇翼は男にあまりいい顔をしないので気の強そうな金髪の少女はともかく、相方の気弱そうな黒髪の少年の方は絶対に無理だ。

 

 クロノスは彼らに構わず住宅街の奥へと進むのだった。



――――――――――



「赤い屋根の大きい(やしき)…あれか。」


 目的の建物は住宅街に入ってすぐのところにあった。ヘルクレスの言っていた通り赤い屋根は他の落ち着いた色合いの屋根と比べていくらか目立つが、それでも派手すぎない手ごろな色合いでクロノスは好感が持てた。


「ここは…なんだ建物の横かよ。こっちが前かと思ったぜ。」


 邸は他よりも倍近く大きな建物だった。邸の前まで歩いていき、立ち止まって邸をよく見たクロノスはここが邸の入り口がある正面ではなく側面であったことに気づく。


「近くで見るとやはり他の邸より大きいな。借りるのにいったいいくらかかることやら…」


 俺個人で払えなくはないだろうが、ヴェラによって管理されている猫亭(ウチ)の予算では無理だなと、クロノスは邸の隅から隅まで見渡して、おおよその家賃を計算して呟いた。


 大きな建物を借りているのはディアナの趣味というよりも迷宮都市に来ているワルキューレの薔薇翼の団員が寝泊まりするのに十分な広さをとってのことだろう。ヘルクレスやマーナガルフのところほどではないにせよワルキューレの薔薇翼も百人を超える団員がいる大きなクランだ。連れてきたのが全員でなかったとしても、拠点として使うには部屋数の多いそれなりに大きな建物が必要になる。


「ディアナの趣味であれば間違いなく風呂と庭も広いはず…この邸はその条件に一致する格好の物件というわけだ。お、やってるやってる。」


「手をまっすぐ伸ばして上から下に‼私に続けて振りなさい‼いち、に、いち、に…‼」

「「いち、に、いち、に‼」」


 邸の正面を目指して歩いていたクロノスは周囲を囲んでいる鉄作りの大きな柵の隙間から中の広い庭を覗くと、そこでは何人かのワルキューレの団員が木でできた模造の剣を使って素振りの訓練をしていた。


「…やぁっ‼」

「甘い‼とうっ‼」

「痛っ!?…ちょっと訓練とはいえ本当に叩くことないじゃない‼木でもけっこう痛いのよ‼」

「ごめんごめん。でもこれが実践ならあなたの頭はきれいに真っ二つよ。もっと気を引き締めなさい。敵に向かう瞬間にもっと体をまっすぐに…」


 こっちでは木の剣に布を巻いて一対一の打合いをしている。片方の背の低い女性がもう一人に向っていったが相手はそれをあっさりとあしらい、駄目な部分をアドバイスしていた。


 訓練をしている人数は五人ほどでそれほど多くはなかったが、おそらく彼女たちは邸の待機組で他は迷宮都市内を巡回して悪さをする者がいないか見張っているのだろう。

 素振りをする彼女たちの姿はなかなか様になっており、もはや一国の軍隊か何かかと思えるほどだ。打合いをする二人も実力差があるとはいえ負けた方もかなりの腕前だ。クロノスは歩きながらも観察をやめなかった。

 

「冒険者のくせに訓練とは頑張り屋だねぇ。クエストの依頼者からすれば頼もしく見えるかもしれないが、冒険者として見るとやっぱり慣れない光景だよな。おぉ、今度はちっこいのが勝った。…あいつ魔術師(ソーサラー)じゃねぇの?お、やっと曲がり角か。」


 試合をしていた二人が二戦目に決着を着けたのを見届けた後柵伝いにしばらく歩いたクロノスは、柵の終わりを見つけた。汗を飛ばす女性団員達の観察をやめ、そちらに曲がる。

 


「あったあった…だが閉まっているな。見張りもいないか。」


 曲がった先で正面門を見つけた。しかし門はしっかりと閉じられており、周囲には見張りの団員もいない。高級住宅街の門はだいたいが閉めると内側から勝手に鍵がかかる構造なのでこれでは入ることができない。一応柵は飛べば抜けることができる高さだし鍵もクロノスの力なら簡単に破壊できるだろうが、泥棒するわけでもないのにそのような怪しいことができるはずもない。


「さて、ここに突っ立っていても始まらないか。むしろ立ち尽くしていた方がかえって怪しまれる。あの通り外で訓練している()がいるから門の所で彼女たちに負けないくらいの大声で呼べば、誰か来て開けてくれるだろう。」



 正面門にたどり着いてからの行動を考えていたクロノスは、まずは門の前まで行こうと歩き出す。だがその途中で正面の門が音を立てて開いた。


「…」


 中から出てきたのは一人の女性だった。女性は町娘の格好をした私服姿であったが、あの邸から出てきたということはおそらくワルキューレの団員だろう。


「なんだ来客者が訪れたら中から見張りが開けてくれるシステムかよ。おい君…」

「…」


 クロノスは自分に気づき門を開けてくれたのかと思い彼女に声を掛けようとしたが、どうやらそれは違ったらしい。彼女はクロノスに気づくことなく門をさっと閉めて鍵がかかったのを確かめると、クロノスのいた方とは反対の柵伝いに歩き出したのだ。


「…っ‼」

「…なんだ?足でも悪いのかな?」


 クロノスは道を行く彼女を見ていたが、彼女はどういうわけか邸を囲む柵に手を当てながらおっかなびっくり一歩ずつ歩いており、途中で何度も転びそうになっていた。足を悪くしているのかと思ったが、その割には足を引きずるようにして歩いているわけでもなく、クロノスは女性の行動を不思議に思った。


「…きゃ…‼」

「危ない…‼」


 なんとか数十メートルほど歩いた彼女だったが、遂に舗装された道から飛び出していた石畳の一部に足を引っかけてしまい、大きく前に倒れそうになる。見ていられぬとクロノスは彼女の元までの数十メートルを跳ねるように飛んでいき、一瞬で女性との距離を詰めると、彼女の手を掴んで転倒を阻止した。


「え…!?」


 突然現れたクロノスに女性はびっくりしていた。それはそうだろう。誰だって自分以外に人の気配のなかったところに突然男が現れたのなら驚くしかない。

 

「やぁ、大丈夫だったかい?なんとか間に合ったようだね。」


 なのでクロノスは太陽のようにまぶしく笑顔を作って微笑み、女性の緊張を解きほぐそうと試みた。その際に彼女を抱き寄せ腰に手を回すのを忘れない。口調だっていつもよりも丁寧だ。この光景を彼の知り合いが見れば揃って気持ち悪いと連呼したことだろう。私もそう思う。


「えっと…ありがとうございます。」

「ああ、気にしなくていい。歩いている途中で女性が転びそうになったら助けるのは男の本能だ。それこそ男性がこの世に生を受けて降り立った理由だからね。ハハハ…」

「あの、あなたは…」


 狼狽えながらもなんとか礼を言い、それからおろおろしていた女性にクロノスは気持ち悪さの化身と言えるくらいに紳士的に対応していたが、そこであることに気づいたのだ。


「君、目が…」

「キャアアアアア!?」


 あることとは女性の顔に会った。クロノスは女性の顎に手を添えて彼女の顔を、正確には可愛らしいたれ目に収まった澄み渡るブルーの瞳を確認していたが、そこで突然の叫びが周囲に響き渡る。その叫びは目の前の女性ではなかった。ならば誰が?

 クロノスが叫びの聞こえた背後に振り返れば、正面門の前に薔薇の模様が彩られた皮鎧を着こんだワルキューレの団員が一人立っていて、わなわなと肩を震わせこちらを見ていた。


「なんだ他の子か。おい、この子を…」

「る、ルーシェが…‼」


 クロノスは向こうにいた女性団員に声をかけてこちらで保護した女性を引き渡そうとしたが、彼女は目をかっと見開いてもう一度叫んだ。


「見知らぬ‼怪しい‼男が‼ルーシェを‼攫おうと‼している‼」

「…はい?」


 彼女の二度目の叫びにクロノスは今度は驚くことなく間抜けな声を出してしまう。

 

「いや、俺は彼女を助けて…」

「不埒な男を活かして返すものか‼者ども、出会え出会え‼」


 どうやら腕に抱く女性を連れ去ろうとしていたと勘違いされてしまったようだ。クロノスは誤解されたことを理解してそれを解こうとしたが、その前に向こうの女性が三度叫び邸の中にいる団員達を呼び寄せた。


「なになに?あら、ルーシェ…そっちの人は?」

「まさか…侵入者!?」

「そう‼あいつルーシェを連れ去るつもりよ‼」

「させるか‼叩きのめせ‼」

「あれ?あの人って…でもなんか違う?」


 女性団員の叫びを聞きつけて邸の中からやってきたのは訓練中の四人の団員だった。

 呼び寄せた張本人の団員も併せて五人の女性達は手にそれぞれの訓練用の武器を持ってじりじりとこちらに歩いて距離を詰めてくる。その目はクロノスを賊であることを疑いもしておらず、おそらく頭の中は男が腕に抱く女性をどうやって男から助けるか。そして男をどうやって調理してやるかでいっぱいだろう。クロノスは慌てて身分を示そうとする。


「違う、誤解なんだ。誰も俺のこと知らないのか?」

「あいにく男の知り合いなんて家族と親戚と近所の人以外にいないわ。怪しい奴…‼」

「伝わらないか。クソ…こいつらあの夜にはいなかった顔だな。そういやディアナが門を封鎖させていたのがいたな。その連中か?…そうだ‼ディアナだ。おい‼ディアナに聞けば俺がだれかわかるぞ。邸の中にいるだろう?いたら呼んでくれ。」

「ディアナ隊長?なにを苦し紛れに。隊長から来客の話はきてないし、あんたみたいな怪しくて胡散臭い男は知らないわよ‼ルーシェが本調子じゃないから攫おうとしてるんでしょ‼」


 彼女たちはクロノスの顔を知らなかった。ならばディアナに取り次いでほしいと言ってもそれもばっさりと切り捨てられてしまった。対応した女性は背に背負った弓を構え、そこに取り出した矢を番えて威嚇してきた。


「だから違うんだけど…どうやって誤解を解いたものか…む。彼女は‼」


 早くしないと血を見ることになってしまう。誤解の解き方を考えていたクロノスだったが、そこで五人の女性の中に見知った顔を見つけたのだった。これは好機を得たり。クロノスは素早くその女性に呼び掛けた。


「おいリルネ‼俺だ‼クロノスだ‼」

「あ、やっぱり?なんか顔が似ているなぁと思ったんだ。記憶よりぺらぺらとしゃべっているから全然わからなかったよぉ。」


 クロノスが自分の名を明かせば、目の前の男が誰であるのかリルネは予想を確信に変えていた。


「リルネはあの男と知り合い?」

「うん。彼はねぇ…そうだ‼」


 仲間の一人がリルネの反応を見て彼女に男について尋ねた。リルネはそれに答えようとしたが、それを言いかけたところで口が止まる。そして、イイコトを思いついたとばかりに、にたりといい顔で笑ったのだった。それを見たクロノスはまさかと心に疑念を抱く。それは、次の瞬間に確信へと変わった。


「ごめんー。やっぱ知らない顔だなー。こんな男全然知らないよー。」

「おい。」

「てへっ、昔の仕返し♪」


 リルネは目を細めひどく棒読みで皆に思いつきを伝えた。クロノスからすれば明らかに誤魔化せてないが仲間達にはそれで十分だったようだ。彼女たちは持っている武器を構えてクロノスを怒りの形相で睨みつけてきた。



「そう‼知り合いじゃないなら遠慮はいらないわね‼」

「これだから男は…紛らわしい‼ギッタギタにしてやるわ‼」

「まったく…後で覚えておけよリルネ‼そういえばなんでもくんをヴェラに預けたから得物なしかよ。本気で闘士(ファイター)に転職でもするかな…」


 さてどうやって誤解を解いたものか。臨戦態勢の女性達を見て避けられそうにない戦いを想像して、クロノスは助けた女性の腰をから手を離し、無手の利き手を開いて確かめたのだった。




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