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観察その2

「そういえばさぁ、アンタなんでセレナの寝顔なんて撮ろうとしたんだよ?写真なんてそれこそ山ほど持ってるだろアンタなら」

朝食のトーストを口に放り込もうとしたところでセナがそんな質問をしてきた。

狙ってやってるのか?

なんでわざわざ口を開けた瞬間にそんなこときいてくるかな!

あっ、ちなみにこの朝食を用意したのは私ではなくセナである。

っていうか、セレナちゃんは料理作らないし私がやろうとしてもセナがそれを止めるので結局この家で料理を作れるのはセナしかいないわけだ。

まあ、別に美味しいから文句はないけど・・・・。

おっと話がそれてしまった。えっと、なんだっけ?


「だから、なんでセレナの写真なんて撮ろうとしたかだよ」

「なっ!なんで私の心の内を!?まさかアンタ人の心を読める能力が・・・」

「そんなのあるわけないだろ。さっきから一人でぶつぶつ喋ってたよ。真理さぁ、思ってる事を口に出すその悪い癖早く直した方が良いよ色々困るだろうから」


う~悔しいコイツニこんな風に何もかも見透かされてるのが!!

ヤバ!私今、顔赤くなってない?

うわ~恥ずかしい!!!


「ハァ~、そうやって悶えてるのは勝手だけどそろそろ私の質問に答えてくれないか?」

「ん、ああ写真のこと?そんなの欲しかったからに決まってるじゃん」

「欲しかったって、今お前どのくらいセレナの写真持ってるんだ?」

おっと、これは意外な質問だ。


「あれ?知らないのあれだけ私の部屋に貼ってるのに。見たことない?」

「ああ、お前の部屋は恐ろしくて正直入るきがしない。入ったらなにかにとりつかれそうだ。気が狂いそうになる」

「アンタいくらなんでもそれは酷くない?」

「・・・・」

無言かよ!!!

「まあ良いわ、これ以上言ったら話がまったく進みそうにないしね。写真の数?う~ん、正確に数えたことはないけどたぶん五千枚位かな」

「・・・・・」

あっ、珍しくセナが引きつった顔してる。

「えっと、質問していい?そんだけもっておいて何でさらに写真を?」

「ああ、それは私こんだけセレナちゃんの写真持ってるのにあの子の寝顔の写真はまだ一枚も持ってないのよね。それに今までの写真は全部観賞用だったけど今度は思い切って実戦用の写真を撮ろうかと・・・」

「実戦って?」

「そんなの夜のオカズに決まってんじゃない」

あっ、今度はボーゼンとしてる。


やがてセナは深いため息をついた後私に一言、

「この変態」

とつぶやいた後部屋を出て行った。


「・・・何、何なのよあの態度!!あ~マジムカつく~!!!」

こうしていつもの様にあわただしく私の朝食は終了した。





「・・・・っていうかセレナちゃんはいつ登場するのよ!!」

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