表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
3/4

横切る影


夏休みに北海道の親戚の家に遊びに行った時の話です


かなり田舎にある親戚の家は山の中の別荘地にあり家も街灯もポツポツ程度にしかありませんでした


夜ご飯を食べた後に腹ごなしに散歩でもしようかとしたのですが、夜になるとさすがに真っ暗で携帯のフラッシュで足元だけを照らしてどうにか歩いていました。


5分くらい歩いた所に50mほどの長さの坂道があり、下、真ん中、上、の3ヵ所の街灯があり、この坂道を登ったら折り返して家に戻るかなぁなどと思いながら坂の上を見ていると、タッタッタッと小学生低学年くらいの子供が道路を横切ったのです…


家から飛び出して走り回ってるのかなと思ったのですが時間は夜の8時くらいで真っ暗な山の中…後を追うような親も見えず…遭難でもしたら大変だと思い足早に坂道を登り、坂道の上にある街灯の下に辿り着いたのですが…


子供が居ない…居ないどころか左右には民家すら無い…少し見渡しても周囲に明かりの灯ってる家も無い…


試しに「誰かいますか?」と声を出しても返事は無い…携帯のフラッシュだけで道路から外れて山の中を探すわけにもいかず、一旦家に戻り親戚に話をして対処をしてもらわないと思い足早に戻りました


事情を話すと親戚は

「あそこら辺は誰も住んでないよ、居てももっと先の○○さんだけど○○さんも身体悪くして今年は来れないらしいし、子供も孫も居ないからねぇ…」


いったい私はナニを見たのでしょうか?特に云われも由来も無い心霊スポットでも無い、そんな所で子供の様な存在を見てしまった…


後日談ですが、その直後には子供の行方不明や事件事故は無かったので良かったのですが…

10数年経ったあとのある日のニュース番組の速報で北海道の親戚の家の近くで子供が居なくなった事件が起きたと、とある家族が躾の為に子供を置き去りにしたら子供が居なくなっており数日行方不明になっていると、そして近所の自衛隊駐屯地の倉庫に入り込んでいたところ発見されたという騒動がありました…もしかしと思いGoogleマップで位置関係を見てみるとルート的に子供が横切った位置が合っていた感じがしました


もしかしたらあの時見たのは、暗い森の中彷徨っていた子供の1シーンを過去から垣間見てしまったのかとニュースを見て勝手に腑に落ちてしまいました


怖い話ではなく不思議な話と思いながら書いてたのですが、暗い夜に走り去る子供って実物でも幽霊でも十分怖いですよね…

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ