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X短編  作者: 大塚斎
56/62

ep.56 来年は、きっと

居酒屋の前で騒ぐ大学生、ギフトを抱えて走るサラリーマン、腕を絡ませて歩くカップル。

街が浮かれている。塾帰りの俺は取り残された気分だ。


「外国の宗教イベントじゃん」

「こういうのは楽しんだもん勝ちだから」

俺の呟きを、隣にいる彼女が拾った。


「受験生にクリスマスも正月も関係ねえよ。今気を抜いたら、同じ大学に行けねえだろ」

「うん。お互い頑張ろうね」

彼女がはにかむ。

「来年は、彼氏彼女ぽいことしような」

俺の言葉に「もうっ」と怒ってみせた彼女は、イルミネーションに照らされて赤く見えた。

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