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X短編  作者: 大塚斎
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ep.10 言葉そのまま

顧客先に向かう途中の電車の中、後輩が可哀想な位に小刻みに震えていた。


「午後からのプレゼン、緊張しているのか?」

「はい……。」


今日の顧客への提案は後輩がメインで行う。

上手くいけば彼自身の初の大型受注になるかもしれない。緊張するなという方が無理だろう。


不器用なところはあるが、頑張り屋な彼には悲しい思いをさせたくないので、老害と思われるかもしれないが1つ助言を送ることにした。


「相手を2歳児と思って臨むといいよ。」

少し考えた素振りを見せた後、頷いてくれた。

「ありがとうございます!やってみます。」


相手を2歳児だと思うことで、緊張も和らぐし自然とわかりやすく伝えられるようになる。

彼のことだ。きっと素直に受け取って実行してくれるだろう。




「先輩の言葉通りにプレゼンしたら、緊張せずできました!ありがとうございます!」

「……そうか。2歳児ではなく南瓜と伝えるべきだったよ。」

まさか赤ちゃん言葉でプレゼンするとは思わないじゃないか。

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