貨幣の数え方の表現について。
駄文ですがよろしければどうぞ。
短めです。
読者として気になったことを伝えるエッセイ第三弾。
といっても大したことではないのですが。
タイトルの通りなのですが、今回気になっていることは貨幣の数え方。
いきなり例から入りますが、例えば宿屋なんかでこんな感じのシーンを見かけたことがあります。
「一泊いくらですか?」
「うちは一泊3銀貨だよ。湯とタオルは追加で5銅貨。昼飯が欲しいなら1銀貨さ。」
あくまで私の独断と偏見なのですが、この3銀貨とか5銅貨という表現はあんまり好ましくないと感じます。
できれば、
「うちは一泊銀貨三枚だよ。湯とタオルは追加で銅貨五枚。昼飯が欲しいなら銀貨一枚さ。」
の方が読みやすくていいです。より多く見かけるのはこちらの表現の方ですね。
では、何故そう思うのか、です。
3銀貨、と書かれていると、「銀貨」という文字が単位であるように感じてしまうんですね。
でも、銀貨という言葉が単位として扱われるかと考えると多分そうはならないな、と思います。そのため、少し読みにくく感じてしまうわけです。
日本で考えると銀貨などには特別な数え方があったりするので枚という数え方が正しいとも言えませんが…。
別に気にしないよ!という方も多いでしょうし、私も3銀貨と書かれていたからといって読むのをやめたりはしません。言ってしまえばどうでもいいことです。
ですが、小説が表現的にストレスフリーになることは書き手にとっても読み手にとっても好ましいことだと思います。
ですので、もし3銀貨というような書き方をされている方は、是非一考していただけたら、と思います。
最後までお付き合いいただきありがとうございました。