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戀文  作者: 束川 千勝
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5.貴子

 いつか話すと決めてから、三人の間でその話は一度も出てこなかった。夏休みが終わり、受験がより一層近付いたこともある。三人は夏休み前よりも勉強に身を入れていた。

「そういえば、貴子の第一志望はどこなの」

すっかり日暮れが早くなった秋の始まり。夏と同じように教室で、三人で勉強していた時に、薫が口火を切った。手を止めて彼女を見た貴子は思案するように顎に手を当て、笑う。

「決めてない、なんてことはないんでしょ?」

 催促するように薫が言葉を続けると、貴子は両手で頬を包み込むように頬杖をついた。

「秘密、かなぁ」

 二人には教えない、と貴子は笑う。まさかそのような言葉が返ってくるとは思っておらず、薫と静かに話を聞いていた樹は驚いてしまった。貴子はなんでも二人に話してくれるのだと、思い込んでいたのだ。

「秘密って……」

 信じられない、と薫が小さく声を出した。その声に貴子は困ったように笑みを浮かべたが、何でもない事のようにごめん、と軽く謝る。そんな彼女に双子は何を言っても無駄だと判断したのか、口を閉じた。

 貴子は自分の受験する学校のことを双子には一切明かしていない。二人は近くの高校を受験するらしく、高校に行っても一緒だと言っていた。二人は貴子も同じ高校を受験するのだと信じて疑わなかったし、彼女が公言してくれることを確信していたのだ。しかし貴子は二人には志望校のことを一言も口にはしない。そのことに焦れた薫が先のように訊ねてみたのだが、彼女はやはり公言しなかった。

どうして、と詰め寄りそうになるのを堪えた薫は、頬を膨らませて樹を見た。彼は薫の表情を見て静かに首を振る。そのことで二人は、貴子が双子のどちらにも志望校を明かしていないことがわかった。

貴子はそんな二人の様子から視線を逸らし、窓の外を見遣る。夏にはまだ明るかった空もこの時期になるとすっかり太陽が鳴りを潜めている。遠く、微かに見える橙の光が足を延ばして校庭を照らす。校庭で野球ボールを追っていた男子生徒が片付けを始めていく。

 もうすぐ校内から出なければいけない、下校の時間だ。いつの間にかそんなに時間が経っていたことに少なからず驚いた貴子は、自分の手元へと視線を落とした。空白の部分が多いノートを見つめて小さく息を吐いた。受験のための勉強であるというのに、その勉強はなかなか捗らない。それは双子との関係と、自分の志望している学校のことが原因であると貴子は自覚していた。

 いつか互いの好きな人を明かそうと言い合った時から、三人の間でその話題は出ていない。しかし薫の好きな人物を貴子だけが知らないという事実が、貴子を苦しめていた。まるで自分だけが仲間外れにされているような気がしてならない。二人がそんなことをするはずがないとわかっていながらも、疑心暗鬼になってしまう自分がそこにはいる。貴子は自分の気持ちを払拭するように目を閉じた。

 樹と薫は彼女を見遣り、筆記用具を机の上に放り投げた。かちゃん、と音が鳴り、目を開けた貴子は机の上に転がった筆記用具を見て自分の筆記用具を筆箱の中に仕舞い始める。ノートと教科書をぱたんと閉じたところで、双子がハッとしたように動き始めた。

「帰るの?」

 樹がそう尋ねると、一度窓の外を見た貴子は一つ頷く。

「うん、もう帰らなきゃ」

 なんでもないように告げて帰り支度を進める貴子に、焦りを感じた二人は自分達も、と帰り支度を進めた。樹はちらりと貴子が視線を遣った窓の外を覗く。そこには部活をしていた男子生徒がちらほらと数人残っているだけだった。あの中に彼女の好きな人物がいるのだろうか。そう考えた樹は苦虫を噛み潰した表情をしてから、貴子を見た。しかし貴子はもう外を見てはおらず、妙な表情を見せる樹を見て首を傾げている。気のせいだろうか、そう思い直して樹は笑みを浮かべて鞄へと視線を移した。

 三人が帰り支度を終えると、見合わせたように立ち上がり、教室を出る。静かな廊下を歩きながら、三人は遠くから聞こえてくるまだ残っている生徒の声に耳を傾けていた。会話はなく、薫を真ん中にして玄関へと向かう。

貴子は二人の方を見ずに歩みを進めていた。薫も珍しく何も言わず、真っ直ぐに前を向いていた。樹だけは薫を横目で見ながら、その奥にいる貴子の様子を窺っていた。すると視線を感じたのか、貴子は薫の隣に並ぶ樹に視線を遣った。夏の間にぐんと背を伸ばした樹の顔は薫の頭を抜いた位置にある。目が合ったことに少しばかり驚いた樹は、しかし目が合ったことに必然性を感じていたように微笑んだ。貴子は微笑まれたことに対して頬を赤らめて彼から視線を逸らした。それを薫が見ていることにも気付かずに、きゅっと鞄の取っ手を握り締め、貴子は頬の熱を冷ますことに専念する。どことなく気まずい雰囲気を出しながら、また会話のない時間が続く。

「そう言えば」

 学校の門を潜って外へ出たところで、ようやく貴子は声を出した。薫と樹が同時に貴子を見ると、彼女は薫を見て口元に笑みを浮かべた。

「あの和歌……、忘れじの行く末まではかたければ、ってやつね、」

 そう切り出した貴子は自分の足元を見つめる。二人は貴子の話す和歌が夏に話していたものだとすぐに思い出す。夏の昼下がり、死んでしまいたいと泣きそうな表情を見せた貴子。その表情や声を双子は忘れることができずにいた。

「あれが、どうかした?」

 努めて落ち着いた声を出した樹が彼女の言葉を促す。一体彼女はどのような表情をしているのか。双子にはそれがわからなかった。相変わらず自分の足元を見つめていた貴子はふと顔を上げると、薄暗い中、赤に近い光が貴子の後ろから三人を照らす。逆光で彼女の表情は見えなかったが、薄く笑みを浮かべたような気がしていた。

「あれ、相手の気持ちが変わる前に死んでしまいたいっていう哀しい歌って言われてるでしょ」

 光が途切れて、暗がりに貴子の表情が浮かび上がる。二人が思った通り、彼女は薄らと笑みを湛えた表情で彼らを見つめていた。

「でも、あれを詠んだ人はね、哀しい恋なんてしてなかったの。誰もが羨むような恋愛結婚をしたんだって」

 爪先で地面を少しだけ蹴った貴子は眉を下げて、今度こそ笑う。こつん、と爪先に当たった小さな石が跳ねるのを視界の隅で薫は認めた。彼女が何を言うのかがわかってしまい、薫は身震いした。それを見た樹が口を開く前に、薫の様子に気付かない貴子が口を開いた。

「だから、薫の恋は叶うよ。きっと誰もが羨むような恋人同士になるの」

 そう言って身を翻した貴子は、小さく唇を噛む。

「わたし、薫の恋を応援する。薫の好きな人が誰であろうと構わない。薫が幸せなら、それでいい」

 たとえそれが約束を打ち消してしまうものだとしても。貴子の心はすでに決まっていた。薫は何も言えず、ただ貴子の後ろ姿を見つめていた。その背中は全てを拒絶しているように見えて、双子は心が冷えていく感覚に陥った。

「貴子ちゃん」

 顔を蒼白にしている妹を見かねた樹が、貴子の背中に声をかける。彼女は振り向かない。貴子ちゃん、と再度声をかけると、薫が樹の腕を掴んだ。胡乱気に薫を見ると、彼女は首を横に振る。その様子を見た彼はもう貴子を呼ばなかった。

「ごめん、先に帰るね」

 双子が声を出す前に、貴子は地面を蹴って二人から逃げるように走り出す。二人はそれを呆然と見つめるしかできなかった。



 溢れ出そうになる涙を堪えながら帰宅した貴子は、驚いた表情の母に出迎えられた。

 どうしたの、と問われても何も答えられず、貴子は口を噤む。何も言わないとわかった母は少しだけ困った表情を見せたものの、すぐに優しく微笑んだ。

「そう言えば、明順(あきのぶ)くんから電話があったわよ。あなたが帰ってきたら折り返してくれって」

 そんな母の言葉に、貴子は勢いよく顔を上げて、廊下に置いてある電話へと向かった。少しでも気が晴れればすぐにいつもの彼女へと戻るだろう、そう考えた母は貴子の後姿を見て台所へと戻っていった。

 遠く離れた土地に住む貴子の従兄、明順。大学に通う彼は幼い頃から貴子をいたく気に入っており、貴子もまた彼に懐き、本当の兄妹のような関係を築いていた。明順は月に一度は必ず貴子に電話をかけ、主に近況を報告し合う。貴子もそれを楽しみにしていた。受験のことについての相談もしている。

 受話器を取ってから、丸いダイヤルをくるくる回すと、十数秒もしないうちに、もしもし、と受話器から声が聞こえた。

「もしもし、貴子です。明順兄さん?」

 受話器に向けて声をかけると、おう、と返事が来る。

「この間そっちに薩摩芋を送ったけど、そろそろ届いたか?」

 貴子が話を切り出す前に、明順がなんでもないように、本来の用事であった話題を出した。貴子は先程帰宅したばかりなので、荷物が届いていることを知らない。受話器のコードをできるだけ伸ばして台所にいる母の様子を窺った。貴子の視線に気付いた彼女は紫色をした芋を手に取って微笑む。それを見た貴子は一つ頷いてゆっくり元いた場所に戻る。

「お芋、届いてたよ。ありがとう」

 受話器の向こうにいる従兄に礼を言うと、どういたしまして、と返ってくる。彼が送ってくれる薩摩芋は、蒸しても焼いても、米と共に炊いても美味しく、その良さを際立たせるものばかりだ。様々な姿に変化する甘い芋を想像して頬を緩ませると、それを見ていたかのように明順は笑いだした。

「今日か明日の夕飯は芋だろうな」

 考えていたことが露呈したようで、貴子は頬をぐっと口を噤んだ。拗ねるなよ、とまたも笑いながら告げられた言葉に拗ねてない、と返すと更に笑われる。そのやり取りに貴子は心が軽くなる思いをしていた。

「ところで勉強の方はどうなんだ?」

 笑いを噛み締めた声を出した明順は、ふと話題を変えた。彼の問いを耳にした貴子の脳裏に、ふと双子の顔が浮かぶものの、(かぶり)を振って彼らの窺うような表情を打ち消す。

「……うん、大丈夫」

 まるで自分に言い聞かせるようにその言葉を口にする。薫に志望校はどこかと聞かれた時に、貴子は秘密だと言った。もちろん、両親や担任は彼女の志望校を知っている。この受話器の向こう側にいる明順でさえもだ。貴子が秘密にしているのは双子に対してだけであった。そんな二人と共に過ごし、勉強しながらも誤魔化せている点でも、大丈夫なのだと、貴子は自分に言い聞かせていた。

明順はやはり彼女の考えていることがわかったようで、呆れたように溜め息を吐く。

「まだ、言ってないのか」

 低い声が鼓膜を揺すり、貴子はぐっと言葉を詰まらせた。

「……言えない、よ」

 受話器に繋がるコードを指で弄りながら貴子はその場にしゃがみ込んだ。廊下の床の木目をじっと見つめて、再び薫と樹のことを思い出す。二人の笑顔が消えてしまうのなら、言わない方がいい。その思いは決して口外しないのだが。貴子の住むこの地から、早くても六時間以上はかかる場所に明順の住む土地はある。そこに、貴子の志望校はあった。貴子は志望校への進学が決まると、明順の家へ越すことを決めている。それも含めて、双子には何も言っていないのだ。貴子は卒業しても、彼らにこのことを話すつもりはないと考えている。

薫と樹と共にいられることは何よりも幸せに感じるが、きっとそれは約束があるうちだけだろう。この先、一生約束が消えないとは考えがたい。それならば、と貴子は考える。

「まぁ、お前も頑固だからなぁ。無理にとは言わないが、卒業までには言っておけよ」

 そう言った彼は、返事を聞く前に「それで、」と話を切り替える。それに少しばかりホッとしたように貴子は肩を撫で下ろした。

「受験前には一度こっちへ来るだろ、」

 確認するように明順は貴子へ訊ねる。貴子は夏休みに彼の家へ行ったことを思い出した。

「お前こっちに来ても、自分の志望校すら見ていかないんだから、ひやひやするぜ。入ってから自分には合いませんでした、じゃ元も子もないんだぞ」

 呆れと心配を混ぜた声色を受話器越しに受け止め、貴子は誰も見ていない廊下で一人眉を下げる。確かに夏休みに彼の元へ遊びに行った時には、志望校である高校の場所さえ確認しに行かなかった。それは貴子自身が、まだ双子の元を離れる決心がついていないからである。双子から離れると決めたのは貴子だ。しかし離れたくない、ずっと一緒に、という約束を守っていたい気持ちが胸の内を占めていることも事実であった。

「ごめんなさい。……受験までには、一度行くつもりだから」

 志望校は明順の母校だと聞いていた。従兄である彼の母校であるなら、心配はいらないだろうと高をくくり、両親も明順の母校なら、と彼を信頼しきっている。明順だけが、こうして貴子の未来を心配してくれている。この人が家族でよかったと、貴子は心の底からそう感じた。

「まあ、またいつでも来いよ。案内ならいつでもしてやるし。

……連絡も、いつでも寄越せよ」

 心地の良い低さを持った声は、貴子の鼓膜を揺らしてから脳に浸透していく。子供をあやすような優しさを持つそれは貴子にとって救いの声でもあった。

 ありがとう、と告げれば構わないと返ってくる。

「……あ、そうそう、」

 別れの挨拶をするかと思いきや、一呼吸置いてから、明順は笑った。

「俺のおすすめの薩摩芋の食べ方は味噌汁だぞ」

 皮をそのままに輪切りにした薩摩芋と、細く切った玉ねぎだけが入った味噌汁を思い出した貴子は笑みを零して頷く。

「私もあれ、大好き。…明順兄さん、今日はありがとう。また電話するね」

 おう、じゃあな。そう言って音が切れた受話器を数秒耳に当てたまま、深く息を吐いた。

 台所で母が夕食の調理を行っているのか、芳しい香りが鼻孔をくすぐる。受話器を置いて台所へと向かえば母が割烹着を身に付けて、貴子に背を向けて包丁を握っていた。

「お母さん、お手伝いすること、ある?」

 大きな冷蔵庫にもたれかかりながら訊ねれば、母は振り返って笑う。

「明順くんとの電話、終わったのね。……じゃあ、送ってもらった薩摩芋、薫ちゃんと樹くんのお家にお裾分けしてきてちょうだいな」

 テーブルの上に置かれた段ボールの中から形のいいものを数個取って紙袋に入れる。はい、とそれを手渡された貴子は何かを言う前に追い出されるようにして家を出た。

 手に持った紙袋を見つめて、貴子は双子のことを考える。逃げるようにして二人と別れた貴子にとって、この機会は苦いものでしかない。しかし頼まれては仕方ない。貴子は意を決して双子の家へと足を向けた。



 行き慣れた家を前に、貴子は少しだけ思い留まっていた。本当にこのまま双子と顔を合わせてもいいのだろうかと自問する。目の前の小さな呼び鈴を見つめた。双子ではなく彼らの母親が出ることを願いながら、呼び鈴を鳴らす。ピンポン、と軽やかな音が響くと、貴子の心臓は早鐘を打ち始めた。数秒して、玄関から出てきたのは、制服から私服へと着替えた樹だった。来訪者が貴子だと気付いた彼は驚いたように目を見開き、ちらりと後ろを振り返ってから玄関の扉を閉めた。

「どうしたの、貴子ちゃん」

 靴を履いて大きな門を開けた樹は、まだ制服を着たままの貴子に首を傾げた。貴子はそこで自分がまだ制服に着替えていなかったことを思い出し、照れたように眉を下げる。

「これ、従兄のお家で作ってる薩摩芋。お裾分けに」

 眉を下げたまま、紙袋を差し出した貴子に、樹は笑みを浮かべた。

「ありがとう、嬉しいよ」

 紙袋を受け取るときに、そっと彼女の手に触れる。温かいその手に二人が同時に息を呑み、頬を赤くする。どちらかが声を出すこともなく、数秒。樹は触れた貴子の手を見つめていた。貴子もどうしたものかと、樹の手を見つめている。

「貴子ちゃん」

 樹が口を動かすと、貴子は視線を自分よりも上にある樹の顔へと向けた。滑らかな光を宿した黒曜石のような瞳が貴子を捉える。貴子は何も言わずに視線で彼を促した。

「………、」

 何かを言いたげに口を動かすも、樹は何も言わず、貴子は首を傾げた。言いにくいことなのだろうか、と無理に促すこともやめた貴子はふと樹の後ろにある玄関の扉を見た。

「あっ」

 小さく声を上げた貴子に、樹は驚いて後ろを振り返る。貴子は慌てて樹の手と紙袋から手を離した。

「戻ってくるのが遅いから、様子を見に来たの。……貴子だったのね」

 静かな声が場を支配する。玄関から出てきた薫が貴子を見て、それから樹の手に握られた紙袋を見た。紺色のワンピースを身に纏った薫の雰囲気は、冷たいもののように感じられ、貴子は少しだけ身じろぎをした。

「何話してたの?」

 長い髪を揺らして笑顔を浮かべた薫を見ることができず、貴子は薫のワンピースの裾を眺める。

「何も話してないよ。貴子ちゃんが、薩摩芋をお裾分けに来てくれたんだ」

 樹が紙袋を掲げると、薫は笑みを浮かべた。

「そうだったの。薩摩芋、ありがとう。わたし好きなの」

 いつもと変わらない声音に、貴子は顔を上げて彼女を見遣る。樹と同じ輝きを持つ瞳が貴子の目に映った。

「ううん、いいの。たくさん貰ったから」

 手持無沙汰になった手を組み合わせ、貴子は笑みを作る。

「それじゃあ、わたしはこれで」

 手を振って貴子は二人に背を向けた。

「……ありがとう、貴子」

 薫の言葉に、貴子は一度振り返る。すっかり日も落ちた暗い道で、彼女の表情は良く見えなかったが、貴子は笑顔を返した。彼女のありがとうには、一体どんな意味が込められていたのだろうか。樹はそんなことを一人考え、薫を横目で見ながら駆け出した貴子を見送った。


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