正堂 せいどう
大翔達は荒野をしばらく歩いていた。
!?
刹那が口を開いた。
「大翔。10kmほど先に沢山の人の気配を感じる」
〔刹那の青月センサーが働いた〕
「そうか!ならそこを目指そう!人がいるとこに悪あり、それ一番いわれてるから」
ということで大翔達はその場所へ向かった。
五分ほどでその場所に到着した。
「うわぁー!すっげーなぁー!」
大きな街のようだ。
ーービビビッ!
「守隨、感じたか…?」
いきなりシロノが口を開いた。
大翔「ああ。この場所に使い手がいる」
刹那「どこに気を感じる?」
シロノ「あそこだ……」
シロノは、ばかでかいショッピングモールを指さした。
「使い手は数少ない存在だ。だから、会ってみよう」
大翔が言うと、刹那とシロノは同意した。
自動ドアが開き、ショッピングモールへ入った。
六階もあるショッピングモールを一階から気を感じる三階まで階段で上った。
気を感じる方へ大翔達は近付く。目的の人物は食料品コーナーにいるらしい。
そこへ入ってみたら見るからにおかしい人物が一人いた。
黄色いバンダナを頭に巻き、溢れんばかりの食料を入れたカゴを両手にぶら下げ、なんと頭の上にも乗っけていた。
間違いない。こいつが使い手だ。
シロノが物怖じをせず、刹那と同じ身長くらい〔刹那は168cm〕の会計を済ましたそいつの前に立って言った。
「お前、使い手だろ」
〔シロノ180cm,大翔158cm〕
その言葉に謎の男は一瞬驚いた顔を見せたがすぐにすました顔に戻り、こう言った。
「ついてこい!」
大きなエコバッグを持った謎の男の後ろを俺らはついて行った。
ショッピングモールを出て、人目に付かない裏路地に入っていった。
そこで、いきなり立ち止まると……
ーーシュ!
その男が大翔に殴りかかった。
大翔「?!……〔でも守護を出せば平気……〕」
大翔は完璧なタイミングで守護を前方に出した。
だが!!
その守護は謎の男が触れた瞬間に消え、大翔の顔面に拳がクリーンヒットした。
そして謎の男は言った。
「君達がなんで俺のことを使い手だって知ってたかは分からないけど、君たちが束になろうと僕には勝てないよ!」
「僕は【正堂〈せいどう〉の使い手】。これで敵の使い手を無効果することが出来る!その後は拳対拳で正々堂々戦うのさ!」
謎の男は正堂の使い手だった。大翔達は使い手が効かない相手にどう対応するのか?
次回お楽しみに!




