ジョウカ戦後
「ジョウカはどこに行った!?」
刹那が焦っている。
「ジョウカはどこに行きましたか!?」
フパルも焦っている。
「俺とシロノで抵抗して逃げてったぜ。それよりも二人とも無事で良かったぁー!」
フパルが起きた瞬間ガキ大将とその仲間たちが寄ってきた。
「フパル。今までごめんなさい。今度から仲良くしましょう」
「(えぇ!?なんでコイツら僕に対してかしこまってるの……?)」
「フパルをいじめてたのはてめぇらか……殺すぞ……」
刹那がそいつらの前に立って威圧した。
「待ってください刹那さん!なんでこの人達が僕に謝ってるかは知りませんが改心したってことはいい事じゃありませんか!だから、殺さないでください!」
フパルが言った。
「ふん……」
刹那はガキ大将から離れた。
「ありがとうフパルゥゥゥゥゥゥ!!!」
ガキどもは泣いて感謝した。
フパル「フックスさんは大丈夫なの!?」
シロノ「(フックス……?レリルの言ってたやつか……)」
刹那「大翔とシロノとてめえらはここで待っていろ!フパル行くぞ!」
刹那とフパルはフックスハウスに向かった。
ーータッタッタッ!
家の前に着いたが家はボロボロで今にも崩れそうだった。
その様子を見て二人は動き出し窓を割り家の中へ入った。二人は別々の部屋を探した。
「フックスさん!!どこにいるの!!」
「フパルか……ここじゃ……」
フックスさんの弱々しい声が聞こえてきた。
声のする方向を見てみるとそこには柱の下敷きになっているフックスさんがいた。
その柱は重く長くフパルの力じゃとても持ち上げられなかった。
それでもフパルは必死にその柱を持ち上げようとした。
「フックスさん!大丈夫だからね……(僕が強かったらこの柱を持ち上げられるのに……僕が強かったら刹那さんが斬られることはなかった……僕が強かったらフックスさんを助けられるのに……)」
僕が強かったら…………………
ーーゴォォォォォォォォォ!!!
衝撃と音がフパルの体から湧き出る。
「フックスさんを助ける!!!」
フパルは柱を持ち上げフックスさんを救った。
その音と衝撃に気付いた刹那がフパルのいる部屋へ駆けつけた。
「フパル、その姿は……」
「大翔とシロノと同じ鬼目!?」
柱を持ち上げた衝撃で家は震え倒壊した。
屋根が落ちてくる!
「刹那さん!フックスさん!危ない!」
二人の上にフパルは覆い被さった。
三人とも無事だった。
刹那「ありがとうフパル……(助けてくれてなくても俺はこの程度、無傷で済んでたけどな……)」




