二人目の鬼目、爆誕
もう少し遅かったら死んでいたがすぐに病院へ連れてったことが幸いし全員命を落とすことはなかった。
だがまだ意識は、はっきりしていないので入院が必要らしい。
その間、俺とシロノは病院に近く人気のない草原へ向かった。もちろん修行の為に。
「おい守隨!俺に鬼目を見せてみろ」
シロノが脅迫気味に行った。
「ああ!見てろよ!」
俺は体に力を込めた。
ーーシュワシュワシュワシュワ
橙色の光が体から湧き出てくる。
が、一向に鬼目になれない。
「あれ?!鬼目になれない……」
この前は、なれたのになぜ。
シロノが不思議そうに俺を見ている。
「何をしているさっさとなれ!」
そう言われてもなれないものはなれない。
「フッ、そうか……まだ鬼目のコントロールが出来ないのか」
「だったら力づくでも鬼目にさせてやるよ!」
シロノがそういうとすごい速さで向かってきた。
とっさに守護を使おうとしたが間に合わず顔面に一撃をもらった。
めちゃくちゃ重いそしてすごく痛い。
倒れ込んでいたら胸ぐらをつかまれ強引に立たされた。
「お前の力はそんなものか」
再び殴られた。
痛い。痛いが殴られてばっかじゃ情けない。
痛みをこらえファイティングポーズをとった。
だが何度やっても守護を使っても殴られる。というか殴るふりをして慌てて守護を使ったところを狙うのではなく守護が無いところ、守護の隙を付いて殴ってくる。
相当な戦闘テクニックを持っている。
使い手を使っていないのに刹那よりも強いかもな。
反撃をさせる暇も与えずに連打攻撃をしてくる。何もできずに情けない。
「(情けない情けない情けない……)」
ーードッゴォォォォン!!!
大翔を中心に赤とオレンジが混じった色のような気が解き放たれた。
シロノは衝撃に耐え切れず吹き飛んだ。
「あれが鬼目……とんでもない力だ……」
吹き飛んで、至るところが折れ、倒れているシロノが言った。
情けないという自分に対しての怒りの感情が限界を超え、限界以上に高まったとき大翔は鬼目となった。
シロノは思った
「(あの姿になると俺との力の差が一気に離れる。俺も鬼目になれれば……)」
「(鬼目になれれば……なれれば……)」
ーーシュヲォォォォォォ……
シロノを青い光が覆った。その気は大翔の気とは対象的に衝撃が走らず静かに揺れていた。
シロノの体は全回復し、茶黒の髪が青くなり眼帯をしていない左目に黒い模様が浮かび上がった。
自分の非力さを突きつけられたシロノは己に怒りその感情が限界以上に高まったときシロノは鬼目になった。
シロノ「これが鬼目か……無限と思えるほど力が湧き上がってくる……」
大翔「貴様を倒さねえと俺の気が収まらねえ。戦いの続きを始めよう」
鬼目同士の闘いが始まる……




