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GUARDIAN DEITY (ガーディアン デイティ)  作者: ミカオト
緑の鬼・テブン戦
20/64

鬼族再び

本編と番外編の分け方がわからなかったので前回は前書きに番外編と書かせて頂きました。

今回は本編です。

どこか知らない栄えた場所に来た。

フィアと戦った時自分でも信じられない様な力が出たな。本当に俺の力だったのか?試してみたい。だがここは行き交う人が多すぎて試すことができない。人間や動物に被害を与えない広い場所で新技リフレクト・シールドとマーク・アローを試したい。

そう思った矢先


ーードッゴォォォォン!!!


突如周囲に爆音が響いた。

なんだなんだ!?

爆音のした方向を見ると二キロ先からとてつもない量の煙があがっていることが分かった。

突然の出来事に人は煙とは逆の方向へ悲鳴を混じらせ走り逃げ惑っていた。

だが俺達は音と煙があがった場所へと人の波をかき分けながら進んだ。


ーーバコォン!バコォン!


そこへ近づくにつれて音が大きくなる。更に近づくとこんな声が聞こえてきた。


「破壊ってたのしいな。これだから破壊はやめららないねぇ!」

人間の声じゃないどこか鬼族のラスを連想させる様な怪物みたいな声だ。

そして言っていることが狂気じみている。


そして破壊者の全貌が明らかになった。

俺はその姿を見て驚きを隠せなかった。


なんと鬼族のラスにそっくりだった。

体はラスよりもでかく太っている。

呼び起こされるトラウマ。俺は足が恐怖で固まり動けなくなった。

奴が俺らを見つけた。


「何だ貴様らは?まあ逃げないって事は破壊しちゃってもいいって事だよね?破壊する前に名乗るのが礼儀か。俺の名前は【テブン】。じゃあな俺のおもちゃたち!」

そう言うといきなりなぐりかかってきた。


足が動かない。

だが、刹那は俺を抱きかかえギリギリのところでパンチを交わした。


「へぇ。俺の攻撃を交わすとはやるじゃないか。だが、次で終わりだ!」

もう一度パンチを繰り出してきた。

またもや俺を抱きかかえ交わす刹那。


「大翔!てめぇ何へばってんだよ!さっさと正気に戻りやがれ!そしてマークアローを撃て!」

(こいつ寝てるふりしてちゃっかり俺のことを見てたのか……)


マーク・アロー?………あっ!!


そうだ!俺には新技があったんだ。これで奴はイチコロだ!そう思った瞬間急に正気に戻った。


「おいテブン!!今からお前を一瞬で倒す!見ておけ」

俺は鬼に言い放った。


「守護【マーク・アロー】!!!」

矢の形をした守護を解き放った!


「いっけぇぇぇぇぇぇぇ!!!」


ーーシュン……


テブンは片手でマークアローを破壊した。

「おいおい貴様、威勢を張ってその程度か?笑わせてくれるな」


なっなぜだ。俺のとっておきの遠距離技マークアローがいとも簡単に破られただと?!

だが俺も感じた。フィアに使ったあの力の迫力がまるでない。そして明らかに大きさが小さく威力もスピードも出ていなかった。


テブンが俺に攻撃してきた。

(さっきはたまたまミスったが次はファイア・ウイング状態のフィアを弾き飛ばした技だ!)


「お前を吹き飛ばす!



守護【リフレクト・シールド】!!」


テブンの拳が守護に当たった。

だが、一瞬で跡形もなく守護は消え大翔はテブンの拳をもろに食らった。


体の半分以上ある拳が俺を襲い、吹っ飛ばされた。

そして倒れたまま動けなくなった。

もう体が動かねえ。超痛み止めも飲めねえ。ほんとにヤバイ。体の骨バッキバッキに折れたな。


「くだらねえ口先野郎だったな貴様」

テブンが薄れゆく意識の中呟いた。


「大翔!大丈夫か!?お前フィアに使った力はどうした?!」

刹那の声だ。

やっぱりな俺の力は弱まってたのか。


「待ってろ大翔。俺が仇をとってやる!」


「ぁぁ……がんばってくれ……せつな……」


「今度は貴様か金髪。さっきの奴よりかは骨がありそうだな」


テブンの拳を刹那が交わした。テブンのパンチは決して遅いわけじゃない。むしろ速い。それを刹那は何回も何回も避けている。

あれでへばらないって相当修行したんだな刹那。


「スピード・ストライク!!」

テブンの腹に直撃した。


だが効いている様子はない


「はっはっは。貴様、さっきの奴よりかは全然骨があるようだな」


「お前ラスを知ってるだろ?」

刹那が聞いた。


すると、テブンの様子が豹変した。

「ラスの事を言うな!俺はあいつが大嫌いなんじゃ!あの態度あの口調ムカつくんじゃァァァァ!!!」

そういうとテブンは刹那めがけてさっきとは比べ物にならない威力、速さでパンチした。

地面に拳があたった瞬間、亀裂が入り半径100メートルのビルなどの建物は全て吹き飛び辺り一面荒々しいコンクリート片がむき出しになっていた。

刹那は交わしたが避ける瞬間右足に傷を負った。俺は全ての力を振り絞った守護で何とか防いだ。


「はぁはぁ……!死ねぇぇぇぇぇ!!」


テブンは右足を負傷し刹那の使い手を使えない刹那に容赦の無い拳を繰り出した。


その瞬間…………






メリークリスマス!

良い一日を!

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