お便りコーナー
~軽いテンポの曲に変わる~
乙葉「じゃあ、早速1通目~」
孝一「いや待てよっ!なんだよこのハガキの山は!」
鈴音「このラジオって…まだ1回目でしたよね…?」
靖「確かにこれは驚きだ」
千佳「ど、どうやって段ボール2箱分も集めたんでしょうか?」
乙葉「えっ…?サクラに決まってるじゃない」
孝一「うわーっ!ぶっちゃけたー!!」
陽菜「あ、ホントだ。ほとんど真っ白」
千佳「あと、これとこれと…これ。6枚だけですね」
孝一「段ボールいらねぇ!!」
心乃「見えないところまでしっかり心配りね~」
孝一「配りすぎでしょう!これ、どうするんですか!?」
心乃「私に聞かれても~♪」
乙葉「それじゃあ、さっき休憩時間に発表した通りにいくからね!」
陽菜「さっき?」
靖「ああ、先程の修羅場の間に決定したことだ」
陽菜,鈴音,千佳『なっ───』
孝一「修羅場?何それ?」
心乃「孝一君が買い出しに行っていた間ですよ~」
孝一「へぇ、何かあったのか?」
鈴音「イエナニモ、キオクニゴザイマセン」
孝一「なんでカタコトなんだ!?」
陽菜「ほ、ほらっ!お便りでしょ、今は!!」
乙葉「うん、そうだったね。じゃあ、靖」
靖「ほいほい……よっと」
千佳「それ、何ですか?」
乙葉「見れば分かるでしょう、ルーレットよ」
心乃「それで、こっちがダーツの矢ですよ~」
孝一「ああ…よくある、名前の部分に当たった人が回していく仕組みのヤツですね」
乙葉「うん、じゃーさっそく──てりゃ!!」
千佳「……えっと、心乃さんと谷川先輩ですね」
靖「ほう、さっそくか」
心乃「うふふ」
孝一「なんだろう…心乃さんは微笑んでいるだけなのに、随分と凄みが…」
心乃「うふふ」
乙葉「じゃあこれ。お願いね」
靖「うむ。ペンネーム、『今日が晴れでも明日は雨』さんより」
孝一「嫌なペンネームだな」
靖「乙会の皆さん、こんにちは。いつもラジオ楽しく聴いています」
孝一「だからこれ、1回目なんだよな?」
靖「ところで、私は鈴音ちゃんラブで1日も早くお付き合いをしたいところなのですが、本人曰く兄が認めた相手としか交際はしないとフラれる毎日です。どうか僕と鈴音ちゃんが結婚することを認めてくださ──」
孝一「認めねーよ!?」
千佳「確かに、いきなり結婚というのは気が早いですね」
孝一「いや、それもそうだけどっ!ってかリン、俺が毎日"お兄さん"とか言ってくるヤツに追い回されるのはお前の仕業だったのか!!」
鈴音「だ、だって…」
乙葉「まあ、アレね。鈴音は孝一のモノだから諦めなさい」
鈴音「ふ、ふええっ!?」
孝一「ちょ、人聞きの悪いこと言うなよ!」
陽菜「へぇ~そうなんだ~」
千佳「初めて知りましたよ~」
孝一「な、なんで殺気めいた視線を送ってくるんだよぉぉぉぉ!?」
靖「ザ・修羅場だな」
心乃「うふふ」
乙葉「アンタ、さっきからそればかりね…」
心乃「だって…黙ってた方が面白いですもの♪」
乙葉「趣味悪……」
靖「おっと、残り時間あと2分だな」
乙葉「あら、もうそんな時間?」
靖「最後はどうする?フリートークでもするのか?」
乙葉「んー…それもいいけどね。せっかくキリがいいし、残り時間は修羅場を楽しもうよ」
靖「乙葉さんも人のこと言えないな…」
陽菜「アンタはいつも───────」
千佳「そう言う先輩だって───」
孝一「ふ、ふたりとも落ち着いて──」
鈴音「お兄ちゃん?妹のわたしより───」
孝一「ちょ、鈴音!?それは────」
※これより2分間、ひたすらこの繰り返しなので省略します。醜い争いを公共の電波に流してしまったことを、心より深くお詫び申し上げます。
なんか間が空いた割には短くて申し訳ありません・・・
次からはメンバーを絞って、2、3人ずつで回していこうかなと考えております。