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乙会黙示録  作者: 一ノ瀬 湊
第一回放送
4/5

~グダッてダベって!乙葉×心乃~

 ~幻想的なBGM~


孝一「な、なんか雰囲気でてるな」


乙葉「そりゃー私の回だもん」


乙葉以外(うわー最低だー)


鈴音「それより、乙葉お姉ちゃん達のお話って…どの部分なの?」


乙葉「うむ、よくぞ聞いてくれた!それはだなぁ、心乃──」


心乃「私はお任せするよ~」


乙葉「おおう、まさかの丸投げ宣言キタよ」


鈴音「考えてなかったんだね…」


孝一「まあ、俺達が知らないってのは少なそうだけど」


千佳「へえ、そうなんですか?」


陽菜「ま、腐れ縁だからねー」


靖「確かに…家も隣だしな」


孝一「だな」


乙葉「コラコラ、自らネタを放出するでない!」


孝一「大丈夫だよ。それこそ星の数だけあるってもんだし、出し惜しみする程時間もないしな」


乙葉「んー、それもそうか」


陽菜「それより、早く始めちゃってよ」


千佳「そうですね。テンポ良くいきましょう!」


乙葉「はーい…じゃあ、やっぱり定番の別れのシーンからだね」


乙葉以外『待て待て待て待て待て』


乙葉「ん?どしたの?」


孝一「どしたの?じゃねえよ!いきなり別れってなんだよ!!」


陽菜「いきなり話盛らないでよ!!」


乙葉「いやいや、私たちにだって別れくらいあるのだよ」


孝一「なにその意味深な台詞!?」


鈴音「心乃さん、本当なの?」


心乃「うふふ、それはどうかしら~?」


鈴音「こっちも意味深!!」


靖「まあ、落ち着け。話を先に進めよう」


孝一「そ、それもそうだな」


乙葉「あれは、雨の降る昼下がりのことだった…」


孝一「あの、背景描写はいいんで」


乙葉「私は気紛れで散歩に出掛けて、気付いたら山で遭難していたの」


孝一「色々とツッコミどころはありますけど…それで?」


乙葉「その時、私に手を差し伸べてきた人がいたんだよ」


千佳「へぇ~ロマンチックな出会いですね」


鈴音「その人が心乃さんだったんですね?」


乙葉「惜しいっ、ハズレ!」


鈴音「えっ!?」


乙葉「その時に出会ったのは、ミチコちゃんなんだよ」


孝一,陽菜,鈴音,千佳『ミチコちゃん!?』


乙葉「いやー、あの子は本当にいい子だったよ…思い出すだけで涙が……」


孝一「それは乙葉姉とミチコちゃんの出会いじゃねえか!!心乃さん全く関係ないし!」


陽菜「それより、ミチコちゃんって誰よ!」


乙葉「ミチコちゃん?オスの猪だよ」


孝一「いや余計分からなくなったわ!!猪!?しかもオス!?」


千佳「てっきり、可愛らしい女の子かと思っていました」


鈴音「世界は広いんだね…」


孝一「ああっ、リンたちが影響を受けてる!!」


靖「こうして誤った情報は伝達されていくのだな」


孝一「靖っ!黙ってると思ったらそれが言いたかったのか!」


靖「いや、これは美少女達がワイワイ話すラジオなのだろう?だったら男である俺は、黙って麦茶でも飲んでいようかと」


孝一「そ、そう言われればそんな気もするな…」


陽菜「やめて、アンタがいなくなると私死んじゃう!」


千佳「わわっ、なんて大胆なアプローチですかっ」


陽菜「ふぇっっ!?な、なななな何を言い出すのよ突然!!」


千佳「だ、だって…"いなくなっちゃヤダ!"って意味ですよね!それってつまりラブってことですよねー!!」


陽菜「そ、それはツッコミ役がいなくなるから困るって話であって!!それに、だ、だ…誰がコウのことなんかっ!!そんなこと言うなら千佳なんてもっとデレデレだし、鈴音は血が繋がってないって分かってからもう本当にどうしようもなくノロケだしているじゃないっ!!」


千佳「ひゃ、ひゃあっ!そ、そんなことないですぅー!!」


鈴音「なんで私を巻き込むのー!?」


  (5分後)


陽菜「はー、はー、はあ……」


千佳「ふー、ふー…」


鈴音「はぁ…はぁ…」


乙葉「やー、お疲れさん。じゃあ休憩メンバー入りまーす」


3人『えええっ!?』


孝一「それにしても、なんで俺だけ購買に買い出しなんだよ…」


心乃「その方が面白いからよ~」


孝一「へ、へぇ…そうですか」


靖「確かに…第三者を巻き込む見事な大爆発だったな」


3人『うにゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!』


乙葉「じゃあ、3人がいい感じに自爆したところで続き……っと、もうこんな時間かぁ」


心乃「もう出来てあと1コーナーね」


乙葉「そーゆうことだ、リスナー君!悪いけど、谷川×陽菜は次回でヨロシク!!」


孝一「そういえば、結局そのミチコちゃんやらと心乃さんとはどんな関係があるんですか?」


乙葉「食う側と食われる側ね」


孝一「食べちゃったんですか!?」


心乃「あぁ、あのボタン鍋は絶品でした~」


孝一「ミチコオォォォォォォッ!!」


靖「なるほど、それで"別れ"だったのだな」


孝一「綺麗にまとめたつもりか!?」


乙葉「じゃ~オチも言ったし次いくわよ」


孝一「ミチコの扱いひでえっ!!」


心乃「孝一君…人は、それでも生きていかないといけないの」


孝一「そのセリフだけならさぞ心に響いたでしょうねえ!!」


乙葉「お便りコーナ~」


孝一「………ツッコミ要員が少なすぎる…」



亀更新でごめんなさいです…出来るだけ早く続きが出せるように頑張りますね!


ミチコちゃんは野生の猪です。しかもオス。

きっと、色々とあったんでしょうねえ(笑)


ではでは、また次回!

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