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an.ADVENTURE  作者: 鈴木花子
[序所] 旅立ちのとき
6/16

★第6話:お城からの脱出!?〜佐紅羅〜

投稿遅くなってすみません。自分的には、沢山書いたつもりなので、ゆっくり読んでください!

「まぁ、それはさておき、ここからどうする?」

「『どうする?』って、言われてもよ、この城が、どーなってんのかわかんねぇんだろ…?」


「姫様、ここにある本の中に、このお城の地図とかないんですか?」


「うーん…まずは探してみるか!」


私は…お城の地図も探しつつ、鬼士についても、しらべよっ!

璃夢が言うには…騎士と同じような感じらしいし…


「英語で書いてあったり、他国字だったりしてよく、わかりませんね…」

「なんだこりゃ!?」


「[map]…マップ…」


璃夢は、ポツリと言った。


「ってことは、この辺にこの城の地図があるんじゃねぇか?」


「ってことになるわね…探すわよぉ!」


「はいっ!」


「おうっ!」


―――10分経過―――


「「「…。」」」


―――20分経過―――


「「「…。」」」


―――30分経過―――


「「「…。」」」


――1時間経過―――



「「「…。」」」



「っだぁぁあぁぁあぁぁ!」


「うっるさい!叫ぶな!ナイトが!」


「お前も、一応ナイトだろっ!」


「私は、あんたと違って、使えないわけじゃないんだから!あんたみたいな、下僕同類と同じにしないでくれる!?」


「なんだとぉ!?もう俺きれるよ!?きれちゃいますよ!?きれちゃいますからねっ!?」


龍樹…キャラ壊れてる…



「勝手に、1人できれとけば!?」


プチッ…


「うっるさぁぁぁあぁぁぁぁあぁぁぁぁあぁい!ちゃんと、しっかりさがしなぁ!」


((こっ、こわいです))


((こえぇ…))


そりゃあ、真夏に冷房の着いてない部屋に、1時間もいたら、イライラするけど、喧嘩すんなっつぅの!

―――――――――


「ないですねぇ…」


「ないな…」


「あぁ〜、疲れたっ…」


龍樹が、本棚にもたれた瞬間…!


こんっ!


「「「んっ?」」」


1冊の本が、少し奥へと、へこんだ。


「なんだこれっ。」


「あっ…!」


「どーしたのさっ?急に変な声出して……あっ!!」


その本の題名は…


《open sesame》



「へぇー…意外と簡単なのね。」


「「わかったのか!?」」


「はいっ♪姫様!」


「でかしたぞ!璃夢!」


なでなで


「きゅーーーん!ありがとうございます〜〜〜♪」


璃夢って、髪の毛柔らかい…


「よくやっ…」


「私に、さわるなぁ!」


ゴンッ!!


「いってぇ…」


「私に…姫様が触ってくださったところに…手を、手を…おくなぁ!!!!!」


なんと!璃夢…龍樹が頭を触ろうとした瞬間…龍樹の手を持ったと思ったら…そのまま回した…!?

「ちょっ!お城の地図が見つかりそうなのに、喧嘩しないで!」


「はいっ♪」


「……(ちぇっ)」


「それでですね…これは、こーやって…本を押せば…」


こんっ!


「「本が、奥に入ってった!?」」


「そーすると、あそこに…」


うぃーーーーん…

ゴトゴトゴト…


さっきまで、何もなかった場所に、また扉が現れた。



「よしっ!この中にあるのね!」


「そうです。」


「いっちょ探しますか!」


――――――――――


「龍樹は、この奥の本棚を探してくれ。璃夢は…そこの本棚、私はあそこの本棚を探すから、またなにかあったら、呼んでくれ!」


「「ラジャー!!!!!」」


よしっ!私は、また鬼士について探すか…!

まずは、この本にしよ。

えぇっと…?なになに…



《鬼士と言うものは、騎士と似ていて、鎧を着ている。

頭からは、角が生えていて、そこが騎士との違いだ。》


そんなこと知っとるわ!


《鬼士は昔、集団で行動して、ある村を襲っては、皆を苦しめ、またある村を襲っては、皆を苦しめ…の繰り返しをしていた。》


へぇー…


《しかし、それを食い止めようと、1人の姫と3人のナイト達が、立ち上がった。》


私たちは、ナイトが2人だけど、この物語は、3人なんだ…


《その、姫とナイト達は、次々と鬼士を倒していった。

そして、ようやく鬼士を動かしていた○○○○○を、倒した。

が、○○○○○が本当に鬼士を動かしていたか、どうかはわからないまま旅は終わった。



この話は、16XX年作.》


ずいぶん、昔の物語だな…気になることが、沢山…他の本でも探してみよ…

あ―――――――――


「あっ!!あったぞ!龍樹!璃夢!」


「やった、です!」


「早く見ようぜ!」


「えぇっと…!?図書の部屋に窓があるから、そこから飛び降りる!…!?図書の部屋って、さっきの部屋だな。」


「じゃあ、行くか!」


「…い、行きますか…」


「あぁ、行こう。」



――――――――――



ザァッバーン―――――


「ここから、飛び降りるんだな。」


「い、以外と高いんですね…姫様…。」


「あぁ、だってここは3階だからな。」


「海に飛び込め、ってことか。」


「それじゃあ行くぞ!」


「まっ、待って、ください!」


「「なんだ?」」


「私…その…高いところが無理で…それで・・・、あの・・・・」


「あぁ、心配はいらない、海だから飛び降りたら、すぐだ!」


「俺が、担いでいこうか?」


「あぁ、璃夢をよろしく。もし、怪我させたら…わかっているな?」


ギロリ――――


「俺、そんな頼りないか?大丈夫だろ。俺一応、力の方はあるし。」


「じゃあ、よろしく頼む。」


「んじゃ、俺1ばーん!」

龍樹は、そう言うと璃夢をお姫様だっこした。



「ちょっ、おろせよ!バカ!アホ!下僕!!」


璃夢が、焦ってる!可愛い☆


「はーい、3、2、1、イヤッフー!!!!」



「きゃゃやゃゃやぁあぁぁ!」



ザッバーーン!


「ぷはー!気持ちよかっ…ゲフッ!」


「近寄るなぁ!ブタ!カバ!ドブネズミィ!」


「あはは!半泣きになってるよ?」


「うっ、うるさい!バカ!」


シャキーン!


「近寄るな!バカ!」


ブンブン…


「ば、ばか!あぶねぇだろ!」


とか、言いながらも璃夢の振り回してる剣、すべてよけてるし(笑)



「んじゃあ、いっくよ〜!イェーイ!!!!」





ザッバーーン!



「気持ちいいぃ!」


「じゃあ、陸に行きましょう!」


「んじゃあ、ばっいばぁーい!」


佐紅羅は、そーいいながら、お城に向かって手を振った。

ご感想やポイントなど、じゃんじゃん書いちゃってください!お待ちしております!

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