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an.ADVENTURE  作者: 鈴木花子
[序所] 旅立ちのとき
4/16

★第4話:森へお出かけ!?Ⅱ

投稿、遅くなってすみません

そのかわり、たくさん書いたので、いろいろ思いながら、読んでください!

今頃、城の中では…


―――――――――――


「わぁー!姫さまがいないぞぉ!」


「ほんとだわ!それに、代々伝わる大切な剣も、無くなってる!?」


わぁわぁわぁわぁー


「しずまれぇー!佐紅羅がいなくなるのは、いつものことじゃろぉ!

まずは、先祖代々伝わる大切な剣を探すのだぁ!ちゃんと、佐紅羅も探すのじゃぞ!」


「「「「「「はいー!」」」」」」



がやがやがや―――!



―――――――――――

また、戻りまして…



姫、佐紅羅とナイト、龍樹が、動物と遊んでいると…


ガサッ!


「!?」


…な、なに!?

「ガサッ」って!?


キラーン!

面白そうじゃん!


姫は、目を光らせながら、剣を引き抜いて、かまえた。


「ちょっ!おまえ何するっ!むがむが!」


佐紅羅は、龍樹の口をふさいだ。


「シッ!静かにして!逃げちゃうでしょ!」


と、言って佐紅羅は音のしたほうに向かっていった。


と、そのとき!


ガサッ!


「おわっ!」


※姫の声です。


「あぶねっ!」


ザッ!


「動くなっ!動くと刺すぞ!」

. .

龍樹は、ヤツの首もとに剣を突きつけた。


「そちらも、動くんじゃないねっ。刺されたくないなら。」

. .


ヤツも、龍樹の首もとに、剣を向けていた。


ぎょえー!両方とも、ぜんぜん引かない!


私はというと…ナイトの背中にしがみついていた。(しがみつかされていた。)


自分で言うのもなんだけど…なさけなっ!


「おまえの名は、なんだ?」


「レディーに名前を先に聞くんじゃない!先に、言いなさいよ!」


「「はっ!?」」


なにー!?この子、女の子だったんだ!

言われてみれば…茶髪に、パーマがかかっていて、腰ぐらいまで髪の毛があり、膝より少し上のスカートをはいてる!

目も、クリクリしてて…可愛い!


「俺は龍樹、こいつは姫、佐紅羅だ!」

こいつっていうな!


「私は、璃夢(りむ)だ。 あんた達、なんでここにいんの!?」


「お前こそ、なぜここにいる!?」


なんか、知り合いみたいな感じになってるよ


「私はただ単に…そう…鬼士(きし)を追いかけて、ここにきただけだ…

あんた達は?」


「俺たちは、森に…遊びに来た(?)だけだ。

鬼士ってなんだ?」


「…ここに、鬼士らしきものは、来なかったか?」


「だから、鬼士もわからないのに、わかるわけないだろ。」


「…鬼士ってのは、一見普通の鎧をかぶった、人に見えるが、頭から角が生えている…普通の騎士と、ほぼ変わらないから、角が目印なんだ。」

こんな説明を、しているのに、2人とも首もとに、剣を突きつけたまま喋ってる!怖いんだけど…

「あのー…いい加減、剣しまったらどうです?」

「「はぁ?」」


ぶんっ!


ヒェー!剣がこっち向いてるって!!


「あぁ、悪い!」


「…あなたが、姫ねぇー…」


ジロジロ…


「そんなに見ないでくださいー!」


がしっ!


「友達になりましょっ!」


「「えっ!?」」


にこっ!


うぅー、笑うともっと可愛い!


「いいよ!璃夢っ!よろしくねっ!」


「うん!」


さっきとは、別人のように、ニコニコ笑っていた。


「なぁ、姫…もう帰ら…」龍樹が、佐紅羅に触ろうとした瞬間…


ざっ!


「姫さまに、気安く触ろうとするんじゃない!」


また、璃夢は一瞬のうちに、剣を取り出して、佐紅羅の前で、かまえる。


「り、璃夢ー!龍樹はナイトだから、私を守るための人だから、安全だよ!?」



「でも、あんな汚い手で、姫さまに触るのは…」


「汚い手とはなんだ!汚い手とは!」


龍樹は、怒りだす。


「…いい加減にしなさぁい!」


佐紅羅も、怒りだす。


―――――――――――

「姫、もう日も沈んできたから、城に帰ろう。」


「そうだね!帰ろー!」


「うん!帰りましょう!姫さまぁ!」

璃夢は、佐紅羅に抱きついて甘えていた。


ぱきっ!


龍樹は、剣を抜いてかまえた。


そこには―――――――

「!?白いトラ!?」


龍樹は、少し驚いて、顔がゆがんでいた。


「あぁ!クゥー!おいで!」


すると、白いトラは璃夢のいるほうに向かって、走っていった。


「よしよし!」


「くぅーん!」


白いトラは、可愛い声をあげて鳴いていた。


「こいつ、お前のトラ?」

「トラではない!ホワイトタイガーだ!」


どっちも、同じなんじゃないの?


「へいへい。」


「早く行こー!」


「はぁいー!」


「はぁー…」


3人と、1匹は城へと、走り出した。

名前:璃夢

読み方:りむ

家柄:?

性格:男には厳しく、女 には、優しく

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