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an.ADVENTURE  作者: 鈴木花子
[第1章] 初めての村・・・アンデス
13/16

★第11話:よーいスタート!

「璃夢にはちょっと悪いな…」

「そうだよね…」

「俺、しかもさっきあいつに八つ当たりしちゃったしよー…。」

「あとから、お礼いっぱい言お〜」

「俺も言っとこ…!!」

「よしっ!んじゃあ、宿まで競争だー!よーいスタート!!」

「せこっ!」

とは言ったものの、佐紅羅をすぐに抜き、龍樹は宿の扉にダッシュした。

俺、一応手加減した…つもりだぜ?でも…みんながめっちゃ遅く感じた…そしたらいつの間にか…扉が目の前に表れて…

「うわぁぁぁあぁーーーーーーー!!!!!!!!」

「あぶない!!龍樹!前前前〜!!!」


ドンッ!


「だ、大丈夫…?龍樹?」

「い゛っでぇー!!」

「ポコッ!ってでてるよ?大丈夫?たんこぶじゃん!」

「ちょっ…も、無理…ヘ…ルプ…。」

パタリッ…


「…おばさん!龍樹倒れちゃったけど…どーすればいい?」←あんま心配してない


「じゃあ、おばさんが運ぶとするかね。よっこいしょっと…!!この子、軽すぎ!おばさんがいつも運ぶ、タルより軽いわ!」


「おばさん、そのタルってなにが入ってたの?」

「えーっと、なんだったかしらね…あぁ、そーだわ!ワイン(ビン)がだいたい…20本ぐらい入ってたかしらね…」


「それって…20キロ余裕でありますよね?」


「そうだねー、それを毎朝…10個だね〜」


「ほぇっ!?それって…100キロ超えますよ!?」

「そーかねー!」

「じゃあ、龍樹どれぐらいの体重だと思いますか〜♪」

「これはね…43キロ!!だねー!」

「おぉ!おばさんすごいっ!」

「ふふんっ!だてにタル運びやってないからね〜!」

「おぉ!今度龍樹にきーとこ!」


「それじゃ、まずはこの子を運ぶかね!」


「それじゃ、しゅっぱーつ!」


「っても、二階にあがるだけだからね!」


「あははっ!」

――――――――――――

「どっこいしょっと!ふぅ…疲れたねぇ」

「あはははははは」

「さて…この子どうするのかね?このまま置いといても、いつ起きるかわからないんじゃないかい?」

「そうなんですよね〜。にゃはは」

「まぁ、おきるまでまでいなさい。多分、明日には起きてると思うでさぁ」

「そうですね!ありがとうございました!」

「いえいえ、気にしないでね〜」

「あははっ」


ガチャリ


「龍樹大丈夫?って言ってもわかんないかっ…///」

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