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an.ADVENTURE  作者: 鈴木花子
[第1章] 初めての村・・・アンデス
12/16

★第10話:姫とナイト三人〜璃夢〜

ズーーーーン…

「大丈夫か?」


「…。」


「大丈夫かって聞いてんだよ!」


「あぁ!?」


ビクッ!


「あっ!わりー、ちょっと考え事してた…。」


あっ…笑ったけど…悲しそう…佐紅羅…のことかな…


ズキッ…


「ごめんな?心配かけて…」

ポンポン――――!


「っ……!!」

龍樹…。

―――――――――――

「ハァイ!佐紅羅姫〜元気か〜い?」※之獲流です。

「キモイです。」

「まぁまぁそんなこと言わずにねぇ!」

「ついてこないでください。」

「あははー!」

「今すぐ叫びますよ?叫んだら王子でもなんでも捕まりますけど?」

「…。」

↑そそくさ逃げていった。

「佐紅羅、ナイスッ!」「イェイ!」

「えへへへへ///」

「よしっ!じゃあ、調べっか!そーいえば…ここって図書館ってあっか?」

「あるんじゃない?」

「…ありますよ?」

「「「ほぇっ!?」」」

び、びっくりした!

びっくりさせるなっつーの!

「こちらです!」

「う゛っわっ!」

これまた豪華!

城に比べては全然比べものにならないけど…

とにかくすごい!

佐紅羅んちよりでかいかも!

図書館だけでこんなにあるなんて…!!

あ゛ー頭痛い…

「すっごーい!私の城一個と半分ぐらいあるんじゃない!?」

「ほんと!?」


「アンデスの村はお金持ちばかり住んでいるんです。僕は…違うんですけどね。鍵は開けておくので、終わったら返しにきてくださいね。それでは」


「ありがとうございました。」


「それじゃあ、調べますか!」


「おうっ!」


「うん!」

「これになんか書いてないか?」


《姫とナイト三人》


「これっぽいな…」


「んーっと、なになに…」


『鬼士と言うのは…――――――――――――――――――――――――――――――――――――鬼士を倒すには、普通に刺すだけでは、倒せない。人間の心臓があるらへんに、紋章がある。それを狙って刺すと溶けていく。それで“倒した”ということになる。―――――――――――――――――――――――――鬼士を動かしていたやつは○○○○○だったが、○○○○○の下にまだ四天王というものがいた。四天王はそれぞれ、ルビー・サファイア・エメラルド・キャッツアイを守っている。これを集めると……』


「破れてる…」


「くそっ!ページが破れてやがる!」


「まぁ、これだけの情報を得れたんだからいいじゃない?」

「四天王…か…」


「あのさー、この前から気になってたんだけど…この○○○○ってなに…?」


「さぁ?わかんないんじゃないの?」


「まぁとにかく、鍵返しに行ってこよ!」


「じゃあ私が持ってくね!佐紅羅と龍樹は先に宿に帰ってていいよ!」


「あんがとな!」


ナデナデ


ポッ…


「触んなっ!」


ごふっ!


みぞ直撃!!


「わ、わる…かった…な…」


「じゃね!」


「ありがとっ!」


―――――――――――

「はいっ!鍵ありがと!」

「あっ!な、なにを調べていたんで…すか?」


「うーんっ、秘密!かなっ!」


「そ、そうですか…。」


「顔赤いよ?熱でもあるんじゃない?」


「や…だ、大丈夫です!」

「ほんと?ならいいけど…じゃあまたね!ほんと今日はありがと!」


「あ、は、はい…。」


大丈夫かなぁ?

あっ!名前聞くの忘れてた!まぁ、また今度でいっか…

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