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ほんとの自分

教室で大爆笑されたあと、

机に突っ伏した銀香の心の中はあることを思い出していた。

笑い声が遠くなる。

――まただ。

小学校の白い天井。

病院の消毒液の匂い。

運動会の日、一人だけ座って見てるだけだった自分。

みんなが遠足に行ってしまって誰もいない教室。

一人で自習…


中学も同じ。

部活も入れない。

放課後の輪に入れない。

「体調大丈夫?」って気遣われる側。

ウチは、ただ普通に笑って騒ぎたかっただけなのに。

だから決めた。

高校では――

絶対キラキラしてやるって。

友達たくさん作って、

写真撮って、

放課後寄り道して、

部活して、

「青春だったわー!」って言える三年間にするって。

なのに。

将棋とか。

盤の前で一人黙って考える世界とか。

それ、昔のウチじゃん。

また“そっち側”に戻るとか、無理。

あっ…でも、部活いいかも…

いや、でも将棋で部活はないっしょ(笑)


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