待っている先に
キミがそのやさしさに慣れた頃
僕はそのやさしさを否定しないから
いつもは待たせている場所で
今日は僕の方が先に着いた
少し、つま先立ちして
見上げたら、青い空
キミのことを考えてたら
ひとつ、雲が通り過ぎていった
どんなふうに思っているんだろう、キミは
待ってる時間のあいだ
こうして、行き交う人を見ていたら
悩み事抱えながら
過ごしているのかな
誰かのこと、今も想い続けながら
駆け足でいるのかな・・
キミを思えば、
分かりやすい言葉なんて
信用しないでいたら
もっと分かりやすく
キミに伝わる言葉を
僕は考えていくんだろう
これからも
キミがやってくるだろう、街角を
ふと、眺めながら