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No.12  作者: 匿名希望
1/1

プロローグ

ここまで長い道のりだったが、今シーズンも今日で終わりを迎える。


俺たちは現在リーグ2位、そして今日の対戦相手はリーグ首位。


その差わずか1ポイント、最終戦にしてこの直接対決で全てが決まる。


ロッカールームは戦場のような緊張感に包まれ、選手たちは試合への準備を黙々と進めている。


そんな中、監督の口が開く。


「みんないい?、この試合最初っから全力でいくよ」


「キツくても諦めるな、走り続けろ、出し惜しみをするな、後悔をするな、いいな」


「何より今日彼らが最高の舞台、雰囲気を作ってくれてるよ。それが俺らの心強い味方になってくれてる」


「しかもダービーだからね。ダービーは特別な試合。いつも以上に彼らは声を出してくれる。絶対に負けちゃいけない。負けは許されない。」


「彼らの期待に応えるために何としてでも勝つよ」


ロッカールームに全選手・コーチ・監督そしてチームスタッフが集まり円陣を組み主将が口を開く。


「俺たちはどんなにキツくても、どんなに疲れても足を止めるな、考えるのをやめるな、常に動かし続けろ」


「もう無理ってなったら後ろを振り向け、どんな状況でも俺たちにパワーをくれる仲間がいる」


「彼らが疲れた時は、俺たちのプレーを見せつけて奮い立たせよう」


「この試合、何としてでも勝って最高の景色を見せて彼らに恩返ししよう」


選手たちの想いはみんな同じだ。


「今年一年共に喜び、共に悲しみ、共に戦ってくれた "12番" の仲間の為に!」


「心を "ひとつに" !」


「よし!行くぞォ!」

気まぐれで更新していきます

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