第33話 良い香り
短いけどギリギリセーフ
別に毎日投稿するつもりはないけどネ
「新しい香水ですか!?」
そうか、香水って発想になるのか。
「香水って肌や髪につくとベタつくはずなので、良い香りがしつつもサラフワのあの尻尾はどういう香水なのですか!?」
「リリアは香水だと言っているが、私は風呂関係が怪しいと睨んでいるんだがどうだろう?髪も尻尾もサラサラしていそうで、リリアによるとどちらからも良い香りがしたらしいからな。」
ナナは結構鋭いな。
「ナナは鋭いね。リリア、あれは香水じゃなくて石鹸の香りだよ。」
「お兄ちゃんは良い香りの石鹸を作れるんですね!私も使いたいです!」
「家にもう置いてあるから使えるよ。洗いすぎには注意しなきゃダメだけどね。もうリリアも立派な女性なんだね。成長早いと思ってたけど。」
「レオ、エルフの成人は12歳だから早いほどでもないぞ?レオもエルフの血が混ざっているから成長早いじゃないか」
え?
「エルフの成人って12歳なの?15歳じゃないの?」
「レオは本を読んでいても魔法関係ばかり読んでいたから、そういう知識はかけていたんだな。ふふ」
ナナは完璧な弟だと思っていただけに、世界の常識的な知識が欠けている事が可愛く思い笑う。そして説明をする。
「ちなみに15歳で成人なのは人族だけだな。エルフ族含め妖精人族は成長が早いため12歳で成人なんだ。そして長寿なのも特徴だな。獣人族は15歳が成人だったはずだ。こちらも人族に比べると長寿の部類だな。1番成長が遅いのは魔人族だな。確か20歳が成人だったはずだ。見た目もそれまではほとんど幼いままだと聞く。舐められるから成人するまでは年齢を隠すから見た目での判断は困難だな。こちらは寿命が2番目に長い。この辺りの成人基準は神が定めたとされている。いつ死ぬか分からない世界だからそれぞれの成人年齢で、子供が産めるようになると神の残した聖書に記述がある。個人差はあるがな。」
なるほど?神が作ったこの世界の常識か。
確かに俺は少し年齢を高く見られがちだったな。
ていうか身近にエルフの血がある子供しかいなかったから、成長具合はエルフ基準だった。
この世界はこんなもんだと思ってたけど、妖精人族特有だったらしい。
「成長をあまりしていないと思っても、成人済みの人は割といるから気をつけた方がいいぞ。レオ」
「気をつけるよ。ありがとう、ナナ」
ていうか人族は成人遅くて寿命も1番短いのか。
「それよりもお風呂に行きましょう、お兄ちゃん。早く使いたいです!」
「じゃあ早いけど入ろうか」
「はい!」「うむ!」
…
「なるほど!使い方に絵も描いてあると分かりやすいですね!時計もその為に設置したのですね!」
「うん。コンディショナーはつけておく時間が短すぎても意味ないし、長すぎても良くないからね」
「お兄ちゃん洗って!」
「私も頼む」
「分かったよ、順番にやろうか」
「人にやって貰うと気持ちいいな。癖になりそうだ。シャンプーの泡立ちも今までの石鹸と違うな」
「泡泡です!」
「次はリリアだね」
「はい!」
「ほへぇ…本当に気持ちいいです…」
「次はコンディショナーだね」
「なるほど…これが髪の栄養剤」
「これでサラサラになるのですね!」
「よし、2人ともつけ終わったから身体を洗ってね」
「ボディソープも泡立ちが凄いです!」
「確かに泡が凄いな」
「「…」」
ガシッ…ぬりぬり…フワヌル…
「ちょっ、2人とも何を!?頭洗ってるんだけど」
「頭を洗って貰ったお礼だよ、お兄ちゃん」
「遠慮はしなくていいぞ、こちらも気持ちがいいからな」
…
風呂では色々あったな。最高に良かった。
シャンプーやコンディショナーを使ったナナとリリアの髪はより綺麗に見える。そして身体も髪も良い香りがする。
「サラサラです!お兄ちゃん!香油を付けなくても良い香りがして最高です!」
「ああ!これは良い物だ!」
「うん、2人ともより魅力的になったね」
部屋でそんなやりとりをしているとチカがくる。
「ごしゅじんさまがた、ちゅうしょくの準備がととのいました」
「ありがとう。じゃあ行こうか」




