第18話 VS?ドラゴン
それは大きかった。全長30mはある。父さん達が倒したのは20m程だったと聞いた。1.5倍である。
そして俺の最初の感想は『かっけぇ』『ふつくしい…』である。
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ジュエリードラゴン
魔闘力 90000
身体の至る所に宝石が散りばめられている。鱗は頑丈で宝石のように輝き、見る角度によって色が変わって見える。肉はとても美味。
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はっきり言って死ぬ気はしない、転移があるから。攻撃が強力でも当たらなければ意味はない。
「早くお前達は家に急げ…。あれは俺1人では倒せない…。」
父さんは1人残り死ぬ気でこの龍の事を食い止めるつもりのようだ。
それでもナナとリリアは動けない、美しさと恐ろしさで足が動かないのだろう。
ドラゴン全般は炎のブレスを放つ為ここで下手に動けばブレスを放たれるだろう。
父さんを死なせるつもりはないし、ナナとリリアを危険に晒すつもりはない。
俺は魔力の質を高める為、魔力を圧縮していく。
魔法の練習でかなり高密度の魔力を扱えるようになっていた。ゆっくり抜いた剣に魔力を纏わせ魔法を使う。
薄く、鋭く、頑丈に、首をぶった切れるように長く、風魔法を発動する。
【ウィンド・シィンブレード】
ドラゴンが口を開き炎が口内に見えた瞬間に、物理と魔法障壁を父さん達を守るように発動させる。
ドラゴンが炎を放つが障壁がそれを阻み周りに炎が流れる。
父さんは死を覚悟したようだが、炎を喰らわない事に気が付き、驚き俺を見る。が俺はそこにはいない。
俺は炎でこちらの姿がドラゴンから見えなくなった瞬間に、ドラゴンの首の裏に転移した。
そして剣をドラゴンの首目掛けて振るう。首に当たる瞬間に魔力を高め、風魔法をチェーンソーのように高速で動かす。
チュィィィン!!!
剣は振り抜けた。硬いものを切った感覚もした。風魔法も霧散していない。
切った!!
そう確信する。ドラゴンの炎はいつの間にか止まっていた。首が落ちる。それを見て俺は達成感を感じるが、俺は気がつく。落ちている。40m程の高さからドラゴンの身体と共に。
やべぇ!!
急いで魔力を操作し、下から強力な上昇気流を発生させる。
衝撃は殺せたが、ドラゴンの身体から放り出され頭を強く木に打ち付け気絶した。
俺は目が覚める。リリアが泣き俺に抱きついていた。
「おはよう、リリア。俺はどれくらい気を失ってた?」
「!?お兄ちゃん!よかった…ぐすっ。多分4、5分だよ。お父さんは水魔法で火を消しに行ってる。お姉ちゃんは周りを見回ってる。」
「そっか。【ヒール】。うん、もう大丈夫だね。」
そう言って立ち上がりドラゴンをストレージの高価フォルダに入れる。
しばらくすると父さんとナナが戻ってくる。
「レオ!よかった!」
ナナが抱きついてくる。
「レオ、無事でよかった。それと助かった、ありがとう。」
「俺も無我夢中だったからね。それでどうするのがベストなのかな?」
「ドラゴンの事だよな…。ドラゴンの住む島はここからはかなり遠いからここにいるのもおかしい…。それに母さん達に心配させたくないからこの事は秘密って事で大丈夫か?レオには悪いが。」
「俺は問題ないよ。ただ口止め料として銀が欲しいな。父さん。」
「ははっ、いいぞ。ナナとリリアも黙っておいてくれ。レオの活躍を話したいだろうが、何か買うから頼む。」
「お兄ちゃんがそれでいいなら私もそれで大丈夫。新しいぬいぐるみが欲しいかな。」
「私はこの剣が欲しい。」
「分かった。いいぞ。じゃあ改めて帰るか。」
その後家に帰り、母さん達に色々聞かれたが、ドラゴン以外の事を話す。
木の家の事は驚かれたが、俺たちは沢山褒めてもらえた。
後日母さん達にバレないように父さんは頼んだものを持ってきた。
剣は俺たち全員に渡し、ナナ姉さんにはレイピアを新しく渡したようだ。まあ姉さんの型に合っているな。
リリアはデカいクマのぬいぐるみを買ってもらったようだ。
俺は銀を1キロ貰った。少し多いがありがたいので貰っておく。
夜な夜な転移で前回の野営地まで飛び、その辺の地面とかから分離させて材料は大量に集めておいたから作ろうか。完璧な物を。
戦うシーンが短い?
難しいからね、仕方ないね。
とりあえずご都合主義おれつえーはれーむを書きたいだけだからね。すまんね。




