第13話 妹のアプローチと相思相愛
ステータスプレート発行の前日。緊張しているからとリリアは俺の部屋に来て、俺からの魔力操作を受けた。
かなり心が安がるそうだ。ナナ姉さんもちょくちょく頼みにくるから効果があるのだろう。
前に、姉妹でやらないのか?と聞いた事があるが、自分自身でやるのと変わらないそうだ。だから俺にやって貰うのがいいらしい。
だが、いつもうつ伏せで頼んでくるのでやめ時が分からない。毎回少しびくついたタイミングで急いで止めるのだ。顔も赤くなっていて、息も上がっているから心配である。
その前に声をかけてくれと言うが、そのままでいいと2人に強く言われてしまった。
そのおかげかは分からないが、気がついたら魔力操作がレベルMAXになっていた。
そんな事を思い返していると、教会につく。
リリアが教会の中に入り暫くすると教会の窓から少し光が漏れた。加護を貰ったのだろう。
ナナ姉さんも光った。俺も少し光った。俺は加護を全て持っているはずなので多分共鳴みたいなものだろう。
みんなで驚いていると、リリアと父さんが戻ってきて、俺の時と同じような会話をしながら無事屋敷に帰って来た。
部屋に戻り久しぶりに魔法を作ろうと思った時、部屋にリリアがやってきた。
「レオお兄ちゃん。一緒にステータス見せ合いっこしよう!」
「いいよ。父さんや母さんに先に見せなくていいのかい?」
「初めてはお兄ちゃんがいいの!」
素晴らしい笑顔で言われれば断る事はできない。
かなりお兄ちゃんっ子な気がするが、今後は大丈夫だろうか?大人になる頃には人並みに男を好きになるかな?
「私はお兄ちゃんの何番目でもいいけど私の1番はお兄ちゃんだけだから!」
ちょっとよく分からないが1番慕ってくれているらしい。今までの態度や行動からなんとなく分かっていたので驚きはない。そして嬉しい。
「ありがとう、リリア。じゃあ見せ合おうか。」
笑顔で俺がそう言うと、2人は同時に唱える。
「「ステータスオープン」」
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リリア・フィル・ヴァルダイル Level 1
エルフ族 年齢 5
能力値
生命 90/90
体力 95/95
耐久力 125
速さ 180
力 100
魔力量 10652/10805
適性魔法(Level)
基本
生活魔法(2) 火魔法(2) 水魔法(2)
土魔法(2) 風魔法(2) 木魔法(2)
無属性魔法(2) 電気魔法(2)
分創魔法(1) 創陣魔法(1)
ユニーク(Level)
氷魔法(2) 光魔法(2) 回復魔法(2)
スキル(Level)
成長促進(8) ユニーク
魔力操作(13)
称号
神々に愛されている者 お兄ちゃんっ子 兄を愛する者
神童
加護(祝福度)
魔法神の加護(12)
地海神の加護(9)
技能神の加護(9)
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レオフリート・フィル・ヴァルダイル Level 1
人族 年齢 7
能力値
生命 5080/5080
体力 600/600
耐久力 752
速さ 600
力 500
魔力量 268070/268075
( 力 200/200)
適性魔法(Level)
基本
生活魔法(8) 火魔法(9) 水魔法(10)
土魔法(10) 風魔法(9) 木魔法(9)
無属性魔法(8) 電気魔法(8)
分創魔法(MAX) 創陣魔法(MAX)
ユニーク(Level)
雷魔法(5) 氷魔法(5) 闇魔法(5) 光魔法(5)
付与魔法(3) 回復魔法(9) 空間魔法(9)
(エクストラ(Level))
(時間魔法(9) 古代魔法(3) 創造魔法(MAX))
(創造魔法)
(転移(創造魔法により作られた特別性))
(亜空間(魔法の付与が可))
(検索(現世と前世の情報を引き出す事が可))
スキル(Level)
成長促進(15) ユニーク
鑑定(MAX) ユニーク
アイテムボックス(MAX) ユニーク
(ストレージ(-) エクストラ 付与不可)
(錬金術(1))
魔力操作(15)
(隠蔽(MAX)ユニーク)
自然回復(MAX)
魔力感知(8)
称号
神々に愛されている者 家族大好き人間 妹を愛する者
姉を愛する者 神童
加護(祝福度)
創造神の加護(最大)
魔法神の加護(最大)
生命神の加護(最大)
武闘神の加護(最大)
商業神の加護(最大)
地海神の加護(最大)
技能神の加護(最大)
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—余談
能力値はもう隠さないことにした。成長率が高いのはバレてるしな。変に疑われるより隠さないほうがいいだろう。
創造魔法で作った魔法はリスト化されるように、創造魔法でステータスをいじった。
作った魔法忘れる気がするからね。
ちなみに空間魔法で転移はあるそうだが、レベル依存で転移の距離が決まるらしい。
レベル×1kmだったがそれを取っ払って作った。魔力消費のみ残したので、魔力量で距離が決まるのだ。
魔力は加護なしだと一回10000つかうため使い手は少ないそうだが、俺は加護があり祝福度も高いため魔法は通常の1/100で済む。
亜空間はこの先便利になる気がするから作っておいた。
作る時魔力以外に何かが身体から抜ける感覚がしたので多分名前のわからない能力値だろう。広さも今後魔力を込めれば広がるようにしておいた。
検索は作った時魔力が0になり気絶、半分くらい回復したのか2時間後目が覚めたと思ったらまた気絶を繰り返していたら5時間後には出来ていた。
使う時は魔力を使わないようにしたせいかもしれないが、副産物として自然回復を入手出来たのでよしとしよう。
自然回復は魔力と生命力、体力、怪我の回復を早めるスキルである。レベルMAXなので効果はかなり高い。回復魔法を使うと通常より効果が上がる事も確認した。
—余談終わり
リリアのステータスを見ていくと能力値が高い事が分かる。
鑑定を持っていると自動で見えてしまうのかレベルが確認できる。魔法レベルは加護で上がっているようだ。
成長促進もあるしレベルも高いから成長率は破格だろう。
同い年に敵う奴はいないと思う。
ナナ姉さんも剣技はかなり上達している。メインの技術は違うが同じくらいの強さなので、ナナ姉さんも成長促進を持っているだろう。
!?
称号を見て驚く。
何故この称号を見せたんだ!?普通隠すものだろう!
表情から考えを読んだかのようにリリアが話す。
「お兄ちゃんに隠すものはないよ!お風呂だって一緒に入っているでしょ?お姉ちゃんも弟を愛する者って称号持ってるよ?」
!?ナナ姉さんも持っている…だと!?
俺は再び驚く。確かに2人は毎日お風呂に一緒入ろうと誘ってくるし、父さんもルル母さんも何も言わなかったから気にしなかった…。
「お父さんもお母さん達も公認済みだからね!えっへん!それよりもお兄ちゃんも同じ気持ちだったんだね!お姉ちゃんにも教えてあげなきゃ!ふふふっ!」
父さんと母さん達!?家にいない母さんも知ってる!?ていうか公認ってそういうことなのか!?そうなのか!?
いや、それよりも同じ気持ちって?確かに義理の姉や妹は男の夢の1つだ。でも、好きだけども口にも出してないしバレることは……!?
自分の称号の欄に気がつく。隠蔽で隠したものは無くなっていた。そして新しく称号が出来ている。
無くなったのは嬉しいが、気持ちがバレるような称号が見られるのは中々恥ずかしい。一つ間違えば嫌われる可能性のある称号だし。
一体いつ称号に変化があったんだ?少し前に確認した時は多分変わってなかったはず…あっ!?
気がつく。リリアのステータスプレート発行の時にナナも俺も光った事を。その時なのだろう。
気がつくとリリアは既に部屋にいなかった。
その日俺は夕食時まで部屋から出れなかった。ていうか何もせずベッドで横になっていた。
隠蔽バレるのは流石にまずいからもう隠せないしなぁ…。
そして夜が近づく。
夕食は何故が豪華だった。いや、父さんもルル母さんも俺やナナ姉さんやリリアにおめでとうと言っていたし、そういう事だろう。
俺は難しく考える事をやめた。気持ちがバレても気持ちは変わらないのだから。
夕食後いつも通り3人で風呂に入り、寝る。
いや寝る時はいつも通りではなかった。部屋にナナ姉さんとリリアが来て一緒に寝たいと言ってきたのだ。
実際風呂の時も3人とも動きが硬かったし、顔も皆赤かったのでいつも通りとは言えなかったが。
断ろうとすると泣きそうになったので俺が折れ、3人で寝た。寝る前に魔力操作を頼まれてやってあげた。
別に嫌な事じゃないし、こんな生活もいいか…。
そう考えながら両隣でうつ伏せになっているナナとリリアを撫でて眠りにつく。
朝目が覚めると両腕をナナとリリアに絡まれた状態を確認する。
前世では寝起きで女の子が隣にいるなんて事はなかったので幸せである。
あれの経験はあるが一緒に異性と寝る経験はなかった。なかなか良いものである。
少しするとリリアが目が覚めた。
「おはようリリア」
「おはようお兄ちゃん。」 ちゅっ。
そう言うとリリアは頬にキスをしてくる。かなり驚いた。
「じゃあ部屋に戻るね。お姉ちゃんも朝練遅れないようにね。」
そう言うとリリアは部屋を出る。ナナもリリアの言葉に反応して身体が動いたので起きていたのだろう。
「おはようナナ」
「…おはようレオ」 ちゅっ。
そう言うとナナも頬にキスをしてくる。こんな事は今までされた事はなかったし、照れた顔でされると破壊力が凄い。
「わっ、私も準備してくるわ。」
そう言うと足早に部屋を出て行った。
「幸せだなぁ…。」
思わずそう呟く。そして着替え、朝練に向かった。
それからはいつも通りだ。
それからはナナと一緒に寝たり、リリアと一緒に寝たり、3人で寝たり様々だった。朝は決まってキスをされる。
ある時俺からもやり返したら、2人とも顔が赤くなって布団をかぶってしまった。凄く可愛かった。
それから2週間後、母さんが帰ってきた。




