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二度目の人生は異世界で幸せに  作者: 夜ペンギン
幼少期〜学園までの道のり〜
11/40

第11話 驚喜感謝

 

 白い世界から戻ってきた。


 俺は変わらず祈っている体勢だからあそこにいる間は時間が進まないのだろう。


 前にいる神従官は像を見て動いていないので、まだ祈りは続いているのだろう。と思っていたら神従官の呟きが聞こえる。


「神々の像があんなに光るなんて…。しかもすべて…。」


 光っていたらしい。神から加護が貰える時は対象者と像が光ると聞いていたが、呟きを聞く感じだと加護をくれる神の像しか光らないのだろう。


 それなのに全部光ったら俺でも驚くわ。でも少しまずいかもしれない。加護で騒がれるのは中々面倒な気がする。


 神従官はおいそれと他人に個人情報を話してはいけない決まりだそうだが…。


 まあいいか。なるようになるだろ。


 楽観的である。


 神従官は祈りが終わったのか立ち上がる。それに続き俺も立つ。


「これでステータスプレートの発行は終わりです。神様方から加護を授かってると思われます。後で確認するとよろしいかと思います。」


「分かりました。本日はありがとうございました。」


 帰ろうと後ろを振り返ると父が笑顔で待っていた。


「加護を貰えたみたいだな!よかったなレオ!」


「うん!」


「じゃあ帰るか!」


 父はすべての像が光っていた事に気がついていなさそうだ。あまり驚いていない。光は強かったみたいだし、どれが光っていたとかは気が付かなかったのだろう。


 馬車に戻ると騒がしかった。


「どうかしたのか?」


 父さんの問いにルル母さんが答える。


「少し前にナナとリリアが光ったのよ!ナナは加護を貰ったみたい!ステータスプレートを貰う前に加護を貰うなんて聞いたことがないけど、きっとリリアも加護を貰っているわ!」


 ルル母さんはかなり喜んでいるみたいだ。加護持ちは少なくはないが、誰でも持っているものではないし嬉しいのだろう。


「そうか!やったな!ナナ、リリア。レオも加護を貰ったようだし、家族全員加護持ちか!将来は明るいな!」


「兄さん達も加護貰ってたんだね。」


「ああ、アルとクリスは武闘神の加護持ちだ。父さんもだがな。メアとルルは魔法神の加護持ちだぞ。」


「私、武闘神と魔法神と地海神の加護が付いてる!」


 ステータスプレートを見たナナは喜んで言う。


 それを聞いた父さんとルル母さんはかなり驚いていたが帰りの馬車でナナ姉さんをかなり可愛がっていた。



 無事屋敷に着くと父さんが


「後で父さんの仕事部屋に来い。少し確認したい事がある。」


 と言ってきた。笑顔だったが何となくいつもと違う雰囲気がした。


 加護の事だろうなあ…。


 きっとそうだろうと思い、俺は部屋に戻る。


 部屋に着くとすぐに俺はステータスと念じる。


 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 レオフリート・フィル・ヴァルダイル Level 1

 人族 年齢 5


 能力値

 生命  500/500

 体力  20/20

 耐久力 10

 速さ  5

 力   10

 魔力量 68093/68265

  力  20/20



 適性魔法(Level)

 基本

 生活魔法(3) 火魔法(4) 水魔法(6)

 土魔法(6) 風魔法(6) 木魔法(6)

 無属性魔法(3) 電気魔法(3)

 分創魔法(MAX) 創陣魔法(MAX)


 ユニーク(Level)

 雷魔法(3) 氷魔法(3) 闇魔法(3) 光魔法(3)

 付与魔法(3) 回復魔法(5) 空間魔法(3)


 エクストラ(Level)

 時間魔法(2) 古代魔法(2) 創造魔法(MAX)



 スキル(Level)

 成長促進(6) ユニーク

 鑑定(5) ユニーク

 アイテムボックス(MAX) ユニーク

 ストレージ(-) エクストラ 付与不可

 錬金術(1)

 魔力操作(11)



 称号

 神々に愛されている者 家族大好き人間 シスコン 神童

 幸せを追い求める者 自分が幸せじゃないと勘違いしている———常者



 加護(祝福度)

 創造神の加護(最大)

 魔法神の加護(最大)

 生命神の加護(最大)

 武闘神の加護(最大)

 商業神の加護(最大)

 地海神の加護(最大)

 技能神の加護(最大)

 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー


 …言葉が出ない。


 独り言を言う方ではないが、1人でもびっくりしたりすると声を出すタイプではあった。


 それでも声はあげなかった。驚き過ぎると声が出ないと聞いた事があったが本当だったのか…。



 目につくところから整理しよう。


 加護、まさか女神様全員が最大の加護をくれるなんて…


 上を向き感謝の祈りを捧げる。


 称号は見なかった事にしよう。即非表示だ。


 名前とかは問題無さそうだな。スキルや魔法にレベルがあるのは聞いていたが、自身にもレベルがあるとは思わなかったが。


 能力値が上がりやすくなったりするのかな?


 能力値の基準は分からんが、魔力量の項目はやばいな。ステータスを家族に見られる時、非表示にしてたらおかしいしまずいかもしれん。


 それに何力か分からん項目もあるし。


 魔法とスキルは加護が影響してそうだな。創造魔法は中々便利そうだ。


 鑑定で色々見てみようか。


 …ふむふむ。なるほど?

 錬金術は分創魔法と創陣魔法を極めると取得出来るのか。

 多分創造神の加護の影響だろう。


 ちなみに分創魔法は組み立てられた物の分解やパーツの組み合わせができる魔法だ。

 生活魔法と共に誰にでも適性はある。上がりにくい事は無いけど最大になっているのは大工とかその辺の商業の人だろう。


 そして創陣魔法は物や空中に魔法陣を描く魔法だ。こちらも誰にでも適性があるが、空中に魔法陣を描くのは魔力操作がそこそこできないといけないらしい。

 詠唱魔法と無詠唱の魔法の威力は変わらないが、魔法陣を使うと威力や速さ、強度が上がる。


 アイテムボックスとストレージの違いは凄いな。

 同じかと思ったらストレージがアイテムボックスの上位互換レベルだ。


 アイテムボックスはレベルに応じて収納量が増えの収納中の時間経過が減る。MAXだと160m × 160m × 160mのスペースがあり、時間経過も大体1/16らしい。


 魔法とスキルと加護のレベル、祝福度は最大16で最大になるとMAXと表示される。


 ストレージはなんと無限に収納できる。それだけでなく、時間経過の有無も決められるらしい。


 しかも嬉しいリスト付きである。

 PCのディレクトリ構造のように分けたり階層構造にもできる。フォルダのように名前も任意に変えられるみたいだ。


 うん、スペースごとにフォルダって呼ぶか。馴染みやすいし。


 そしてそのフォルダごとに時間魔法と空間魔法を使うと、時間の進みを任意に遅らせたり、進めたりできるようだ。


 ここまでの機能は頼んで無かったし、レベルがない。多分創造神あたりが用意してくれたんだろう。正直かなりありがたいな。


 アイテムボックスが残ってるって事は隠蔽用だろう。出し入れの仕方は変わらず触れなくても意識すればいい。触れればいちいち見なくてもしまえる所も便利だ。


 そんなこんなで色々いじって確認作業をしていたら女神フォルダが出来ていた。勝手に。


 多分覗いていたんだろう。手紙が入っていた。


 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


 やっほー。アルデベールだよー。


 加護の影響で一部レベルが上がって成長過程を楽しめないかもしれないから、お詫びにストレージのスキルを新しく作ってプレゼントしといたよー。


 気に入ってくれたかな?自信作だからね。きっと役に立つだろう。君ならより良い使い方も出来るだろうし。


 御供物も女神フォルダに入れてくれれば僕たちが取り出せるように作ったから感謝して沢山御供物してくれたまえよ。あっはっは。

 あっ、料理とか出来ないからできた物を直接入れる感じで頼むよ。温めるとか冷やすとかはできるけどね。


 そう言えばステータスプレートを直接鑑定されると非表示内容もバレるからね。高レベルの鑑定だと直接鑑定できちゃうから気をつけてね。


 創造魔法で隠蔽スキルでも作るといいよ。


 実際にあるから普通に渡す事も出来たけど、創造魔法が魔法もスキルも作れるハイリスクハイリターンの神魔法って実感してもらいたかったからね。忘れたわけじゃないよ?


 じゃ、楽しんでね〜。



 追伸

 この世界にない料理、お菓子とかスイーツとか甘い料理、お酒の御供物が嬉しいです。可愛く美しい女神一同。

 ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇


 最後の追伸以外は感謝しかない。

 普通に忘れてた。父さんのところに行かなきゃ行けないんだった。


 流石にこの年じゃお金は持ってないし使えない。買い物にも行かせてもらえないし、厨房にも入れないだろう。

 申し訳ないが御供物は暫くは勘弁して貰おう。


 まずは言われた通りステータスの隠蔽だな。


 俺は物を隠すイメージを固め創造魔法を使う。


創造魔法(クリエイトマジック)



また1週間以内に投稿できるよう頑張るZO

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