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Heresyー時代の異端者たちー  作者: 不知火 響
2/6

出会い

連絡をもらったその週末、メールにあった住所に行くと個人の店とは思えない大きさの

中古車チューニングショップがあった

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「よぉ、ケンヤ久しぶりだな」

ケンヤとは中学卒業以来初めて会った

「おぉ、来たか秋名」

こいつのショップは、個人のくせにかなりでかい。その上スポーツカーばかり揃えてある

GTRシリーズ ランエボシリーズ RXシリーズ等々

「セダンとかバンとかないのか?」

いつものはぁ?という顔して

「いじっても楽しくないから置いてない」

俺の反応はもちろん

「えぇ・・・・」

当たり前だろという顔して俺の方を見てくる・・・・・

「いらっしゃい、貴方が秋名さんですか?夫から話は聞いてますよ」

という女性の声が聞こえた。

「あぁ、どうも秋名いろはで・・・・・す!?」

ちょっと待て、夫!?ケンヤが?何かの冗談だろ!?

左手の薬指をみるとそこには光る銀の指輪が・・・

「おい!ケンヤ!?」

慌ててしまって途中から声が裏返ってしまった。

「ん?あぁ、桃夏か。そういえば言ってなかったな。」

俺は立ち尽くしてしまった。あのケンヤに嫁が・・・俺には彼女もできないのに・・・・・

「桃夏です。夫がお世話になってます。ニコッ」

ケンヤにはもったいないぐらいの女性だった。もちろん俺にはもっともったいないわけだが。

「いつまでも人の嫁をびボーっと見てないで、Zの所に行くぞ」

大きなショップの奥にあるケンヤの、個人ガレージにいくと

ガラガラとシャッターの開く音がして、中を見るとそこにZはあった。

「おい、これ本当に中古か?ピカピカじゃないか」

中古とは思えないほどにきれいに維持してあった

「前のオーナーは乗ることよりも眺めて楽しむ人間でな、かっこいいと思うようにエアロも内装もカスタムしてあるからメーカーも統一されてない。」

確かにそうだ、見ただけでORIZINLabにRocketBunny、Bee-Rとかなりすごい

「外だけじゃない内装も走らないのに走りやすくなってる。」

とドアを開ける

リアシートを外しロールケージが入れてあるシートはsparcoベルトはSabeltの4点式

メーターはスピードメーターレブメーターは大きなものが、水温油温電圧は3連で小型のものがつけてる

そしてこいつの心臓部のエンジンルーム

「エンジンはそのままにツインターボだ」

何かの冗談だと思って駆け寄った。

「マシンカラーはホワイトだがブルーメタリックにするか?」

ブルーメタリックは界隈でのミッドナイトブルーのこと

「やめてくださいそれでは湾岸ミ〇ドナイトの悪〇の〇が新型のZとなって現代に蘇ってしまいます」

ケンヤは冗談だよって言う顔でこっちを見ていたが、不意にまじめな顔になって切り出した。

「いろは、今こいつを買うなら”ストリート”で勝てるようにチューニングしてやる」

こいつが俺のことを下の名前で呼ぶ時は、真剣な証拠だ。

「チューニングの金とマシン代なら、ストリートで買った時の半分で良い。どうだやるか?」

ストリートレースに俺が出るなんて考えたことがないから正直かなり悩んでいる

わくわくしている自分もいれば恐怖がある5分くらい悩んだと思う結論は出た。

「俺は・・・・・・・・

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