表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。

一秒

作者: 雪つむじ
掲載日:2015/08/21

今、目の前にある電波時計が。

午後11時45分を差しました。

これから、僕の命は、終わりへと近づいていきます。


今、30秒経ちました。

時間の経過を目で追うことは、とても楽しく感じます。


そこから、15秒経ちました。

まだ、ほんの少しの時間しかたっていないのに、とても不安になります。


10秒経ちました。

さすがにタイピングが間に合いません。


5秒。


3秒。


2秒。


1秒。


時間は、小刻みに、小刻みに。

明日は、素早く。

終わりは、目にも止まらぬくらい。


秒針が、カチッ、カチッ、カチッ。

そんな、規則正しく動くことの方が、とてもとても不思議な光景。

一秒なんて、その何千万分の一の動きの中で。

とてもリニアな流れを感じているのが。


心臓がはねた時。

ポンプが赤いマークを押しだした時。


まだ、生きてますよ。

一秒後になったら、一秒前の僕に、伝えてあげよう。

ありがとうございました。


まだ、生きてますよ。

そう、自分に伝えてあげてください。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ