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空間の狭間に住んでます  作者: 桜刃
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長男の中の優先順位

本家長男「グロランディウス」


長いので、皆は「グローラス」と呼ぶ


ゴーイングマイウェイでツンデレな彼への弟達からの信頼は高い


例え、理不尽言われて怒られ様ともだ


そんな彼は現在…


「…暑苦しい」


弟達に引っ付かれていた


しかも弟達は熟睡らしく、一向に起きない


珍しく部屋で読書をしていれば、フラッとやって来た弟達


静かにしていたので、放って置いたらこの有様


「兄貴人気者だな〜」


「ほざけ」


部屋の入り口に寄りかかって笑うオルガに舌打ち一つ


左右の肩それぞれを枕に三男と四男が熟睡中


二人が熟睡すると、殴ろうが何しようが起きないのは承知の事実


尚且つ、どかさないのは起きた時に文句込みでギャーギャー騒ぐからである


三男はともかく四男は五月蝿い事この上無い


「んで、何の用だ?」


「魁刃が帰って来たからお知らせに」


魁刃とは、仕事の関係上「空間の外」に住んでいる八男おとうとの事


それを聞いたグローラスの行動は早かった


両サイドの弟達を引っ剥がして放り投げ、読んでいた本もオルガに投げつけると、慌てて部屋から出て行く


「本は投げるモノじゃないだろ」


咄嗟とはいえ、無事にキャッチした自分を褒めつつ残った弟達を見る


投げ飛ばされたにも関わらず、二人ともまだ寝ていた


呆れるべきなのか称賛すべきなのか…


そんな事を思いつつ、オルガは二人を起こしにかかった


その後、起きた二人がグローラスに文句を言うも…


「魁刃の方を優先して何が悪い!ってか、貴様ら二人とも重かった!」


…と、怒り混じりの反論されていたとか云々


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