10/24
だが、そこにあったのは辛い現実。
枯れた俺の想いは、何処に向かって、何処で死ぬのか?
失ってしまった君の存在は、何処で消えて、何処で見つかるのか?
世の中という存在は、意味不明な事柄が多く、俺にも解くことなどできない。
そもそも、俺は名探偵でもなんでもない。
君を好きでいる、ただ一人の人間で、惨めな存在。
君を失い、人生を全うできなくなった、どうしようもない存在。
そんな俺に、どこの誰が手を差し伸べるだろか?
そう、誰も差し伸べてくれないのだ。
世の中とは、とても非情で、冷たい存在なのだから…。