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流界の魔女  作者: blazeblue
はじまりの朝
26/61

第23話 仇為すもの


 何事もないような表情で、しかしあまり唇を動かさずに一葉は呟いた。



「レイラさん、私たち2人のまわりだけ少し音を遮断しました。あんまり大がかりにしちゃうと周りの音も聞こえなくなるので、完全防音とかじゃないんですけど。小声で話すくらいなら村長さんにも聞こえないと思います」



 一葉の感覚では3メートル程前を歩いている村長。そちらをチラリと確認し、レイラも口を開いた。



「案外大丈夫だったようですね。馬車に乗ったままでの強行軍には慣れていないと思っていたのですが」



 体調の事を聞かれているのだと分かった一葉は、レイラへ微かに笑って見せた。



「基本的には振動が体に来ないように、ちょっと『コトダマ』でズルしてますからね。ほとんど影響ありません」

「それは羨ましいことです。私などでは、我慢は出来るものの疲れはやはり残ってしまいますから」



 にこやかに微笑み合った後。ため息を吐きながら辺りを見回し、一葉は僅かに眉を顰めた。いい加減、目を逸らすことも出来ない。



「……寂れているのは、やっぱり襲撃のせいだと思います?」

「そうでしょうね。このくらいの規模の村ではあまり立派な防壁も作れないでしょう」



 レイラの言葉を聞き、どことなく煤けていたり所々破壊されていたりする家々を見て、普段は穏やかな一葉の視線が鋭くなる。



「何で、こういうところから襲っちゃうかなぁ……」

「どうしても守りの堅い貴族や金持ちより、守りの薄いところへと流れ込んでしまうのでしょうね。本当に嘆かわしいですが……」



 王宮で『馬鹿な貴族』を目にする機会の多い2人は、心からのため息を吐いた。



「まぁ、仕方ないか。無い物ねだりです。それと、気を付けてください。何となくイヤーな予感がします。レイラさんは知っているでしょう? 私の予感の的中率」

「……わかりました。警戒します」



 一葉の予感についてはレイラもすでに一定の信頼を置くようにしている。それほど高い的中率を誇り、それと同じくらい一葉は面倒に巻き込まれているのだ。



「自分で言ってて悲しいけど、そうしてください。多分、王様たちが思ってるよりも短期決戦になりますから」



 その言葉とほぼ同時に村長宅に到着し、一葉は『コトダマ』を解いたのだった。








 同日、低い音の2刻。一葉はベッドに倒れ込みグッタリとしていた。2人には宿舎2階の1室を与えられている。

 一葉だけではなく、レイラもまたどことなく肩を落としつつ椅子へ座っている。



「魔獣が出てきたら、背後からの攻撃にも気をつけなきゃいけなさそうなんて……うわ、超メンドくさい……」

「そこまでではないと思いますが……イチハ殿、大丈夫ですか?」

「あー、まぁ……。正直、サーシャさんのお茶が恋しいです。レイラさんこそよく我慢してましたよねぇ」

「今回の任務を解決するまでは、問題を起こさないようにと思いましたから……。それに彼らの中には近衛騎士に挑戦した者もいたのでしょう。それぞれ私たちよりも年齢が上に見えました。その辺りからも、認められない理由があるのではないでしょうか?」



 夕食時のこと。一葉たちが到着したと聞いた衛士たちが食堂へ集まり、彼女たちへ無遠慮な視線を送り続けていたのだ。その上女性2人、片方は未だ成人には達していない年齢に見える近衛騎士。

 王宮のように噂をいくらか抑えつける上司もおらず、小隊長からして一葉たちの事を信用していないのが手に取るように分かる態度を取っている。



 つまりは、近衛騎士として正式に派遣されたにもかかわらず、舐められている。



 やがてエスカレートした誹謗や嘲笑などを流しながら部屋へと引き上げてきたのだが、慣れている一葉はともかくレイラの方は我慢の限界を感じていたのだった。



「そうかもしれませんねぇ……そういう事があるだろうな、って分かってましたけど。実際に気持ちをぶつけられるとホントにメンドくさいなぁ。こうなるとさっさと王宮から逃げ出して、下町の食堂で売り子でもやってた方が良かったかなーとか思いますよ」



 本気だとも冗談とも取れる一葉の言葉にレイラは苦笑した。



「その食堂なら、たとえ王都が襲撃されても安全でしょうね。すぐに何かに巻き込まれてアーサー王やフォレイン候に見つけ出されそうな気がしますが」

「やめてください!! それ、ウィンにも言われましたから!!」



 誰から見ても同じ結論に辿りつくらしいと思い知った一葉は、大きくため息を吐き出した。



「こればかりは『コトダマ』で黙らせる! なんて手段が使えませんからねぇ。私の悪い噂が広がるだけですし。そうなったら後々どうなるか……。メンドくさいですけど、ここだけの付き合いだし気にしない方が良いかなとか思います」

「そう、ですか。そうですね。確かに、今すぐに空気を変えるなど不可能ですね。イチハ殿がそう言うのでしたら、私もあまり気にしないようにしましょう」



 どこか納得しきれていない様子ではあったが、レイラも頷いて椅子から立ち上がった。



「まだ早いですが、今日のところは早めに寝ておきましょう。疲れはどこかに残っている筈ですから」

「そうですねぇ。私たちが一緒に哨戒しても意味無いですし。寝ますかー」



 レイラに声をかけ、一葉はベッドにもぐりこんだ。流石にサーシャが手入れをしている私室とは比べられないが、それでも日光に当てられた清潔な布団を一葉の身体はすぐに受け入れた。やはり疲れはどこかに残っていたのだろう。寝息が聞こえてくるまで、そう時間はかからない。




 そして、半刻ほどが経った頃。




 静まり返った村中に、高い鐘の音が響き渡った。




「何事!? って、理由は決まってたかっ!!」

「村の空気が騒がしいです。これは当たりでしょうね」



 レイラからの情報に、一葉は舌打ちをした。



「やっぱり予感は当たったか!」

「悲鳴も聞こえます! 急ぎましょう!」



 飛び起きた2人は即座に装備を整え、村へと飛び出していったのだった。








 一葉たちが村へと飛び出せば、辺りにいたのは逃げ回る村人たちと避難誘導の衛士たちが数人、右往左往している。衛士たちはまだ若い。恐らく新人のため、前線ではなく村の中を担当にされたのだろうと一葉は見当をつけた。



 彼らをすり抜けながら人々が背を向ける方角へと走る。



(多分この方向に、いる!!)



 一葉は隣を走るレイラへ、幾分呆れた声で話しかけた。



「私たちに、嫌味とか、言ってる暇あるならっ、新人の教育くらい、しておけばいいのにー、とかっ、思いません?」



 いくらか息を上げながらニヤリと笑った相方へ、レイラは至って冷静に返答した。



「全くです。責任転嫁をしているから、いつまでたっても技量が上がらないことに気付いていないのでしょう」

「わー、意外に、過激ですねー。……あ、見えた」



 『ニヤリ』を『引きつった笑み』へ変えた一葉。彼女の言葉に返答が無かったことから、レイラへは届かなかったようだ。

 彼女たちの視線の先には駐留衛士隊と魔物の群れが見えた。衛士隊のこちら側には小隊長の姿もあり、交代で休んでいた衛士たちもまた一葉たちとそう間を置かずに合流している。



「……どうも」



 苦々しい表情で2人を迎えたのは小隊長。本来であれば一葉たちが来る前に始末をし、彼女たちの力を借りなくとも何とか乗り切れたという実績が欲しかったのだろう。



(そこまで女子供が嫌いかー!)



 恐らくここを自分たちの力で撃退できれば一葉たちの手柄にはならず、別の騎士たちと交代させられるとでも思ったのだろう。しかしそれは浅はかだと言わざるを得ない。



(ったく、そんなに簡単にことが運ぶ訳がないでしょうに)



 思わず吐きそうになった息を収め、一葉は出現した魔獣を観察した。多種多様の魔獣を統率している巨大な怪鳥は、その翼から生み出された風刃であたりの木々を傷つけている。

 一葉から見て、翼を広げた怪鳥は4から5メートルほどだろうか。



「敵の指揮官は、あの巨鳥だと思われます」



 小隊長の言葉に一葉は前線を確認する。彼の言うとおり、あの巨鳥に指揮されているように魔獣たちの行動は統制されていた。敵の大群は100をくだらないだろう。比較的小さな個体が多いが、爪や牙をもつ魔獣がこれだけ群れれば充分な脅威となる。

 その上での巨鳥だ。数で押されている上に上空からも攻撃されれば、魔術士ではない衛士たちはたまらない。下手な手を打てば、村共々こちらが滅ぶことは目に見えている。



「さぁて、どうしたものか……」

「うわぁっ!!」

「ったく。考え事してるってのに、バカ鳥が……『結界・創』!!」



 小隊長の悲鳴が上がる。一葉は飛来した風刃をシールドで受け止めた。攻撃面では心理的な問題で全力を出せないが、護りに徹するなら一葉の右に出るものはいないだろう。それを信頼して動かなかったレイラを少し嬉しく思いつつ、一葉は小隊長を振り返った。



「大丈夫ですか?」

「え、えぇ……キサラギ殿は、一体……」

「いろいろ特殊な事情がありまして。それより、この襲撃はいつも通りですか?」



 一葉は落ち着いて、しかし迅速に質問をする。圧され気味の衛士たちはじりじりと下がってきており、もうすぐ魔獣たちの足が村の境界を踏み越えるだろう。

 黒い瞳を持っている一葉が、まさか魔術を使うなどとは思っていなかった小隊長。彼は色々な情報に混乱しながらも質問に答えた。



「い、異常です。普段ならば魔獣の群れか巨鳥のどちらかだけでしたし、ここまで統制のとれた動きはしていませんでした」

「そうですか」



 それでは、どうしていいのか分からないだろう。



(あの鳥を倒せば何とかなるだろうけど、それまで魔獣の大群が邪魔をする。魔獣を何とかしてるうちにあの鳥がこっちを一網打尽。こりゃ、確かに詰むわ)



 しかし、そうさせないために一葉とレイラがこの場所にいるのだ。一葉が視線を向けるとレイラは頷き、最前線へと向かう。そしてそのまま大量の魔獣たちへと斬りかかっていった。

 一葉とレイラが組んでから、まだひと月ほどしか経ってはいない。しかしそのひと月の間にはそれなりに濃い経験も積んでいるのだ。簡単な意思疎通であれば、一々言葉に出さずと既に図れるのだ。



(問題はこっちか)



 一度怯えが芽生えればそれを克服することは難しい。現に今も後衛の衛士たちは盾を構えたまま、レイラの姿を見守っているだけである。如何なレイラと言えども、山のような魔獣と相対すれば物理的に護りきるのは不可能だ。彼女と共に戦っている衛士たちもいるが一葉から見てどこか危なっかしい。レイラが彼らを庇い、庇われた衛士たちが下がることでズルズルと前線が下がってきている。



(ったく、何しに来てんだか)



『スタン・グレネード!!』



 一葉の『コトダマ』により、派手な音と閃光が辺りを支配する。ポカンとした衛士たちを一葉は怒鳴りつけた。



「ボケッとしてる場合ですか! 手に持った武器は玩具ですか? だったら邪魔なんで尻尾を巻いて早く帰ってください。足手まといです!! グダグダしてないで、やる気あんならサッサとレイラさんたちのところへ行け!!」



 既に猶予はない。魔獣たちは村の端へと到達している。最前線から民家まで、およそ20メートル程しかなかった。混乱していた衛士たちが、一葉の一喝でようやく動き出す。

 小隊長は走り出そうとした足を止めて一葉を振り返った。



「キサラギ殿は……」



 レイラのもとへ自分も向かう、という言い方ではなかったことに気付いた小隊長。彼を一瞥もせず一葉は空を見上げた。



「私はアイツをどうにかします」



 一葉が睨む先には、悠々と地上を睥睨する巨鳥。一葉の魔力を感じ取り警戒しているのか近づいては来ない。しかしその目は明らかに、地を這うしか出来ない一葉たちを小馬鹿にしていた。



「……ご武運を」



 部下たちのもとへと向かう小隊長を目の端で確認するが、一葉は巨鳥から目を逸らさない。



「着いたその日に襲撃があるとはね。我ながら自分の運が怖いわ。まぁでも……ラッキーかな?」



 今後何日も住人たちを怯えさせなくて済み、また何日もアリエラの傍を空けなくて済むのだから。



(それにしても、イヤな魔力を感じる。出所はあの鳥か。んー……やっぱ、召喚か。あっちの大量発生はともかく、あんなデカい鳥が暮らせるほど森は大きくないし)



 目を眇めつつ観察していた一葉は、やがて唇を湿らせた。



「ま、今はそれ所じゃないな」



 巨鳥の動きが大きくなり、その翼の周りには再び風刃が渦巻いている。見る間に数を増やし、その狙いは一葉へと向けられ。



「随分警戒してくれて嬉しいねぇ? ただし鳥ごときが、私の護りを崩せると思ったら大間違いだけど!! 『結界・創』!!」



 様子見程度の攻撃など一葉には届かない。彼女の掲げられた右手のすぐ外側で、巨鳥の風刃は壁に当たり消滅した。



「私にあたったのが不幸だったね。他の騎士だったらもうちょっとマシな戦いをさせてもらえただろうに」



 皮肉げに笑った一葉。彼女の強みは手段をほとんど選ばないところである。勝たなくては、生き残れなくてはどのような清廉な手段であっても無意味であることを彼女は知っている。出力は加減しても、手段は彼女を躊躇わせない。

 スっと息を吸い。



『氷の檻』



 巨大な鳥かごが巨鳥を囲むように出現する。それは翼の動きを阻害し、行動を制限した。一葉にとってはそれだけで充分である。



『レーザービーム』



 伸ばした右腕の先、人差し指から細い魔力の光が伸びる。衛士たちだけでなく魔獣たちの眼も惹きつけた光は、夜空を切り裂き巨鳥の心臓へ吸い込まれた。一撃で、光は巨鳥の命を喰い荒らしたのだ。

 やがて氷の檻が砕けると同時に巨鳥の体が地に墜ち、風に吹かれて消えていく。統率していた長が倒されたことで魔獣たちも戦意を喪失したのか、衛士たちを押し込む勢いだったにもかかわらず退転し、散っていった。衛士たち側にも被害があったため特に深追いもしない。



 一葉は鼻を鳴らしながら肩にかかった氷の粒を払う。彼女のもとにレイラが歩み寄ってきた。



「どういう事でしょうか」

「また、召喚術でしたしねぇ……まぁ魔獣に関しては、あの鳥に惹かれてきただけみたいですし。ここにはこのまま駐留小隊いるんでしょう? 多分もう大丈夫だと思いますが……」



 そう言いながら、2人は厳しい表情で巨鳥がいた場所を見つめていた。








 大事を取り翌日もラーオ村に滞在していたが、一葉の予想通り再び魔獣が攻めてくる気配は無い。後は普段通りの魔獣対策だが、これは駐留衛士隊が対応できるレベルの問題である。村長へとあいさつをし、3日目の今日、2人は王都へと帰還した。

 最後まで小隊長が頭を下げることは無かったが、一葉とレイラも気にしなかった。恐らく最初の態度と一葉たちの働きとの間で身動きが取れないのは分かっているが、それに構っている程の時間は彼女たちには無い。



「召喚獣だったと?」

「はい。止めを刺したら消えました」



 王城へ到着したのは低い音の2刻を回ってから。先触れを出していたため、遅い時間ではあるが王とゲンツァが執務室で待っていた。



「私は地上を見ていましたが、怪しい人物は発見できませんでした」



 一葉とレイラの報告に、アーサー王たちも厳しい表情を浮かべている。最近の事件にはあまりにも召喚術が絡みすぎている。彼の術に必要なものは知識だけではない。召喚に必要な『門』となる触媒が必要なのだ。それも毎回一葉の手により破壊されているが、そう簡単に入手できるものではない。



「どこまで『上』が絡んでいるのか分からんな。使われた金額も大きすぎる。これはまた、今以上に面倒な事態になるかもしれんな。

 ……2人とも、ご苦労だった。今日はもう休んでいい。明日は高い音の3刻からアリアの警備に戻れ」

「分りました。失礼します」



 執務室を出た2人は、どちらからともなく重いため息を吐き出した。



「あー……疲れましたねぇ……」

「そう、ですね。早く休んで、明日からに備えましょう」



 レイラはそう言い、一葉に背を向けて自室へ向かっていった。








「おかえりなさいませ、イチハ様」

「ただいま帰りました」



 明るすぎず快適に整えられた私室に、サーシャの気遣いを感じる。一葉はホッと息を吐きつつ彼女の侍女へと微笑んだ。



「やっと帰ってこれました」

「えぇ、無事のお帰りで何よりです」



 外した『狛犬』を受け取り、サーシャは一葉へ問いかける。



「留守中は特に何もありませんでした。今日はもうお休みになられますか?」

「うーん、どうしようかな……」



 サーシャの言葉に一葉は少しだけ悩み、首を振った。



「もしよかったら、お茶を一杯淹れてほしいです。色々あって、今すぐには寝れなさそうで」



 他人の手を煩わせることに慣れていない主は、申し訳なさそうに侍女を窺っている。サーシャは吹き出しそうになったがこらえ、ふんわりと微笑む。



「心して、淹れさせていただきます。本当は準備もしてあるのですよ」

「うわ……!! ありがとうございます!!」



 自分のために用意していてくれたことを嬉しく思い、一葉は珍しく満面の笑みを浮かべた。



「実は、帰ったら真っ先にサーシャさんのお茶を飲みたかったんですよー」

「嬉しいことを言ってくださいますね? 張り切って淹れることにいたしましょう。ただ、その前に」



 ――お願いの仕方が、違うのではありませんか?



 にこやかに何かを待つ侍女。任務から帰ってきた今この瞬間でも、サーシャの『侯爵令嬢教育』は続いているようだった。



「……お茶、淹れて」

「まぁ、良いでしょう。すぐにご用意します」



 混乱の極みで片言になってしまった一葉にサーシャは苦笑し、お茶の準備のために控えの間へと下がっていった。



(あー……疲れた……)



 穏やかに流れる時間。

 一葉はようやく『帰ってきた』と思えたのだった。




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