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シル・ストア~来訪者(旧サブタイトル:風の通り道)  作者:
第2章 レナ・カサル

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閑話_太った?

異能者は太らないではなく太れない。

異能のせいで基礎代謝が高く、何もしなくてもカロリーを消費するのだ。

その為、野生のヘル・ドッグやヘル・ホークは狩りをしない時は休眠状態にして消耗を防ぐ。


シル・ヤーレではヘル・ドッグやヘル・ホーク達は群れで狩りをし、大量の獲物を確保している。

その日食べない分は人間が保存して日々の食事を提供する。


ゼ・ドナに来たルーとモロゾフは外に狩りに行っていない。

レナ・カサルではヘル・ドッグやヘル・ホークが殆どおらず、ジーン達が近くにいないと危なくて外に出せないのだ。

結果、1頭と1羽は運動不足になった。

ルーの方はまだ訓練の相手役で体を動かしたり、外に出る時に一緒に走ったりとしている。

が、モロゾフだとそれが難しい。

これはモロゾフの問題と言うよりサーレ、ムレアの面々が力不足で相手にならないのだ。

モロゾフと訓練が可能なのはジーン及び人形師、この二人は色々忙しくて相手が出来ない。

佳澄は相手が務まるがそれよりも不足している対人戦の訓練が優先される。

リオンとマリスは残りの5人+ルーの訓練の相手か仕事で外に行くのでこれまた相手が出来ない。


そして拠点のご飯は美味しい。

ついつい食べすぎて基礎代謝では消費できない状態となっている。


廃都や炭鉱に向かう前日の夜、ジーンと人形師は酒を飲みながら今後の予定を確認していた。

ルーは足元に寝そべりモロゾフは近くの止まり木に止まって会話にちょくちょく突っ込みを入れている。

「ほい!」

人形師が摘まみをモロゾフに放る。

「美味い!もっとくれ。」

「こらこら、モロゾフを甘やかすな。」

「いいじゃないか。ほれ。」

そう言ってもう一つ摘まみを放る。

「そうは言うけど最近、どうも太ったみたいだぞ。」

ぎくっと羽を震わせるモロゾフ。

「そんなことない・・・」

「そうか?肩に乗った時の重さが増えていると思うんだが。」

人形師がまじまじとモロゾフを見る。

「言われてみれば確かに丸くなってますね・・・」

「リオンにはモロゾフの食事を控えめにするよう言っておこう。」

「そんなー」


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