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シル・ストア~来訪者(旧サブタイトル:風の通り道)  作者:
第1章 ハーレン

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閑話 風の果ての物語

風の果ての物語:作者 楓佳(深山佳澄)

ジーンの活躍を小説化したもの、書籍化は幻影奇譚社から

タイトルの風の果てをハーレナ語にするとシル・ストア、クラン名をそのままタイトルに使っている。

第一部:(風の通り道)

第二部:海神の贈り物(上中下)

第三部:星祭の唄

第四部:聖者の左手(現在執筆中)

各サブタイトルはトーリ・サイデンの小説から


幾つか打ち合わせを済ませると佳澄は三枝とともにレストランを出た。

扉が閉まると同時に空気が一気に弛緩する。


「はー、いつ見ても楓佳先生、格好いいですよねー」

「原さんじゃないけど、楓佳先生、絶対人生二週目、前世は男性に間違いない」

「首藤さん、楓佳先生って最初からああいう感じなんですか?」

「そうだよ。最初に作品読んだ時、どっかのベテラン作家さんが作風を変えた話を書きたくて投稿したのかって思っていたんだよね。」

「実際会ったらああだったと。」

「あの年であの完成度の文章をコンスタントに発表できるって一体どういう育ちなんだと思うよ」

「どういう家族構成なんです?」

「そこはノーコメント」

社会人三年目の首藤は俳優達と年齢が近いので気安い会話を繰り広げている。

大学の新人歓迎会でOGの三枝にスカウトされ幻影奇譚社でアルバイトをしていたので職歴としては長い。

先輩の三枝にみっちり扱かれているので気安くても守秘義務等はきっちりしている。


「最初に脚本と同時にこれ読めって言われて風の果ての物語の第一部渡された時、面倒くさい承認要求の強い奴って思ったんだよね。」

※この時点はまだ佳澄と会っていない

「あー、私もそう思った。表紙、どうみても関係ありそうに見えなかったし。」

「初版はサブタイトル無しだから関係性が分からなかっただよなー。」

「読んでいる内に主人公達が、ドラマを見ているシーンが出てきてあれ?と思いつつ読んでいたら・・・」

「あのラスト・・・想定外だった・・・」

「ジーンの聖地巡礼ってセリフにはちょっと笑ったけど」

「そう言えば風の果ての物語の物語の挿絵って楓佳先生が書いているって本当なんですか?」

「本当、色々紹介したんだけど納得しなくて結局自分で書いちゃった」


第一部のラストシーンは大災害で廃墟となったストレアの様子が描かれている。

崩れ落ちた建物の上で街のシンボルだった風見鶏がクルクル回っている。

いくつもいくつもまるで風の通り道を示すように・・・


「ドラマ、風の通り道の世界って大災害発生の五年前なんですよね」

「ドラマの登場人物って全員死亡しているんですか?」

「あの小説の設定、後で会話出てくるけどヒロインの弟の自伝小説なんだよね。」

「こっちの感覚だと大学進学で海外に行っていて無事だったということみたいだ」

「そうなんだ。」

「第8シーズンでそこら辺の事情も描いているって言っていたよ」

「そう言えばこのドラマって幾つあるんです?」

「15シーズン」

うわーっと声が上がる。

「第3部だと、ラストの方で第10シーズンが始まるみたいなこと言っていたのにまだまだ続いているんだ」

「首藤さん、第4部読んでいるんですよね。」

「まあね」

「何時発売なんです?」

「年末に1,2を同時発売予定」

「うん?確かまだ執筆中って言ってましたよね?上下巻じゃないということは何巻なんです?」

「今のところ4巻の予定だよ」

「どういう話なんです?」

「ノーコメント」


「この話読んでいて凄いと思うのは矛盾が無いってことなんですよね。」

「色々異能だなんだって出てくるけど、世界の中で出来ることと出来ないことが明確になっていてご都合主義的な話が無い。」

「第3部でレオンのお兄さん、頑張っていたのにあっさり亡くなるし、」

「あの展開で生きていたら異常だよ。」

「本人も覚悟の上での行動であれがあったから最後にレオンが助かったんだし」

「でもさ、読者としてはハッピーエンドを期待したいじゃない。」

「そういう甘さ、まるでないですねよ。」

「かと思うとワンシーンしか出てこない門番さんとか名前もないのに滅茶苦茶リアルだし」

「ソルの深読みが色々笑える」

「私も偶にやる・・・」

「色々なシーンで出てくるものもここで出てきたらおかしいんじゃない?というの無いし」

「日常に溶け込んでいるものでも新暦95年に発売されたものは新暦90年のシーンには絶対出てこない。」

「なんかまるであの世界で生活していたみたいなリアリティがあるんだよなあ。」

「ハーレナ語、レナ・カサル大陸、エマルド大陸の公用語のフォントや辞書まであるし」

「・・・それ全部楓佳先生が作った・・・」

「街の会話や交渉でわざと違う大陸の公用語使ったりって芸が細かいよね」

「よくある異世界物の自動翻訳とか無いし」


「あと、飯テロ、プロジェクトX」

「普通なら遠くの街から仕入れたとかって展開なのに、」

「昔の資料で作っていた農場の跡地を探してそこで野生化した苗を見つけてって」

「昔の料理再現プロジェクト(笑)」

「ジーンだけじゃなくて渋い大人のガイさんとか皆ノリノリで楽しんでる」

「野郎ばっかで・・・」

「女性陣、生まれの問題で料理なんてしたことないって設定だし」

「出来上がった料理を感謝しながら美味しそうに食べているから嫌味はないんだけど」

「3人とも壊滅的に下手って訳じゃないけど経験値が少な過ぎて簡単なものしか作れない」

「必要な時は簡単なものとは言えちゃんと作っているし」

「あれはあれで美味しそう」


「もう一つのスピンオフのあれ、出版しないんですか?」

「ラストのレシピだけでも欲しい」

「こっちもね、ある程度出せるだけの量はあるんだけど・・・」

「何か問題でも?」

「挿絵問題・・・」

「???」

「あれの挿絵、書く位ならアニメ用の設定資料書いて下さいってお願いしている関係上当面出せない」

「あー、楓佳先生忙しいもんね。」


佳澄が居なくなった後の裏話

料理のできない3人とはマーサ、ミオ、第二部のヒロインだったムードの嫁

全員、上流階級出身で料理は作ってもらうものでした

ムードの嫁は海洋国にいるのでこっちではでてくるかどうかは未定


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