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輝かしい貴方に感謝の意を込めて~狐々宮みこも編~

作者: 伊月

2021年、8月中旬。俺はIRIAMに個人勢として初配信を果たした。しかし僅か1ヶ月ちょっとで活動を辞める事にした。これは俺がIRIAMを始めて活動中止を決断するまで、個人的に心の支えになったあるライバーとの思い出を綴ったものである。


2021年8月18日。

俺はTwitterの広告にて見つけたあるアプリをインストールした。それは別次元のように進んだシステムでリスナー、ライバーと触れ合いの場を設けることができるものであった。そんなアプリ「IRIAM」で俺が出会ったライバーの中でも1番輝いていた方がいた。[狐々宮みこも]

俺はただただ立ち絵が気に入って聴いてみただけだった、そのはずなのにいつのまにか彼女の真っ直ぐにライバー活動をする姿勢に感動したのである。

彼女がリスナーと一体となってその枠を盛り上げているのだ。

そんな感覚に捕らえられた俺は約1ヶ月の間、毎日のように枠に行き続けた。


8月23日。

ついに彼女の枠でバッチを取ることが出来た。どうやらあだ名で呼ばれる事になるらしく俺は「あおち」と呼ばれる事になった。※この日、あだ名が決まってから跳ねたくなるくらい嬉しく、夜も眠れなかったことはくれぐれも内密に...


8月25日。

彼女がついにBランク帯に入ることが出来た!

俺は自分のことのように嬉しかった。それからも枠に行っては、ギフトを投げる。を繰り返す、金の消費が激しい生活を送った。


9月1日。

彼女が初めて俺の枠に来てくれた。

もはや、ずっと声を聴いていたい程俺が彼女のことを推していたので、その日は配信が終わってから飛び跳ねて喜んだ。


9月8日。

私事が忙しくなり、彼女の配信も行けず、ましてや自分の枠も開かないほどになった。


それから約2週間の月日が経ち、俺はIRIAMを引退する決断をした。まともに配信をしないせいでフォロワーが一向に増えない。俺には向いてないと感じたからである。もちろん聴き専でいることも考えた。しかし、それほど時間に余裕があるわけではない。1日じっくり考えたが、やはり辞めることが1番だと確信した。


そして迎えた引退当日の9月19日。

この日は彼女の凸待ち企画にトップバッターとして参加することとなった。時間は1人10分。

初めて本人と話すということで、とても色々なことを考え、緊張していた。

内容は彼女からの質問、彼女への応援メッセージ、自己紹介。

とても不器用な自己紹介をして、不器用に質問に答えて、不器用に彼女に「応援する。」と伝えた。

とても満喫した凸待ちだったが、聴き専として活動しない以上、これでしばらく彼女とお別れとなる。

この日、彼女は長時間の凸待ちを終わらせて、次の日のバナイベラストランに備えた。


9月20日。

バナイベが終了し、彼女は堂々の3位を獲得した。

その報告を見た時は涙で溢れた。理由は分からないけど、とにかく嬉しかった。


俺は約1ヶ月の間、彼女のおかげでIRIAM生活を素晴らしいものにできた。彼女にはとても過酷な目標がある。その一部を応援できなくなるのはとても悲しい。しかし、そんな間にも彼女は目標に向かって進み続けるのだ。俺も早く彼女を応援したい。そんな気持ちで溢れている。


そんな俺を支えてくれたみこもっちに幸せが訪れますように!さちあれ!!



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