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体脂肪率5%の男性しか好きになれない私。

作者: 七瀬




___私の住む世界はね?

みんな肥満体型の人ばかりが住む世界なの!



お腹は、ビール腹なのか? 風船のようにまるまるとぷっくり

膨らむお腹。


顎の肉も、二重三重顎でね。

たっぷたっぷのお肉たっぷり体型なのよ。



___足も腕も、脂肪の塊。

プルンプルンと震わせながら歩く姿が、みんなカッコイイと言うわ!




・・・でもね?

私は、引き締まった体型の男性ひとしか好きになれないのよ!

ふとっちょは、私は大キライ!!!



分厚い胸板と割れた腹筋に胸キュンするのに、、、。

この世界には、誰一人いないわ!




・・・そんな時に、私は違う世界に迷い込んでしまったの!




 ▽




___私の名前は、『神聖 羽琴』16歳、高校2年生の女の子。

引き締まった肉体を持つ男性ひとに心惹かれるの!




【わーーーーーーーあああ!!! ぎゃーーーーーーあああ!!!】

【キュイーン・ドスン】



『・・・えぇ!? ココは、何処?』






___まさか!? 違う世界に迷い込んだの?

そう思ったのは? 私の横を通り過ぎた男性ひとがスラッとした

体型の男性だったから! そう、思ったのよ!



【___肥満体型の男性がいない!? どうなってるの?】



また、私の横を通り過ぎた男性ひとは、、、?

ギュッと筋肉が引き締まったマッチョな男性ひとだったわ!



___私は、つい声が出てしまったのよ!


『___わーあ! 私のタイプの男性ひとだわ! 引き締まった肉体! 

体脂肪率5%の人は、何処にいるの?』

『・・・えぇ!?』

『___あぁ! スミマセン! 何もありません。』

『・・・あぁ、』



・・・まさか!? 心の声が漏れるほど、興奮するなんて!

こんなの初めてよ!



___私は、つくづくマッチョの男性ひとが好きなんだと心から

思ったのよ! 筋肉マッチョ大好き!!!




___私が興奮していると、、、?

私の目の前を、体脂肪率5%以下の人が歩いてきたの!

しかも? お顔も私のタイプ!



___そして、私の心の鐘が鳴る!


【ゴーーーン・ゴーーーン・ゴーーーン】

3回鐘が鳴り終わると? 私は完全に彼に恋に落ちたわ!




___私は、すかさず彼に話しかけたの!


『・・・ス、スミマセン! 道をお尋ねしたいのですが?』

『・・・えぇ!? 道ですか? いいですよ! 何処に行きたいんですか?』

『___○○という場所に、、、!』

『___あぁ! そこなら、あそこの信号を右に曲がって直ぐに左に、、、。 

・・・良かったら? 僕が着いて行きましょうか?』

『___えぇ!? いいんですか?』

『___あぁ、はい!』



___【トキメキ・ざわめき・恋せよ乙女!】

私の脳内で、ぐるぐると回る言葉。



___私の目は、彼に釘付け! 目はハート。

恋って? ステキね!


『___じゃあ! 行きましょうか?』

『___はい!』




 *



___でも?

彼の名を呼ぶ女性が、後ろから聞こえて来たの!


『___毅彦さーん! 毅彦さーん!』

『___うん?』

『あの女性ひとは、誰ですか?』

『___あぁ、“僕の彼女だよ!”』

『・・・えぇ!?』



【ガーーーーーーーーーーーーーーーーーン!】

まさか!? 彼女がいるなんて! 考えもしなかったわ!

でも? よく見れば、カッコ良くて優しい彼なら? 恋人が

いてもおかしくないと感じたの...。





・・・【まさかの!? 一目惚れから失恋をするなんて!】

私の恋は? 一瞬で始まって儚く終わってしまったわ




 *



『___すみません。私一人で行きます。』

『・・・えぇ!? でも、、、。』

『___私は、いいんです! 彼女さんが待ってますよ!』

『・・・あぁ! じゃあ、ごめんね!』

『___はい!』





___でも、これで!

私は目覚めてしまったのよ!


___私の結婚相手は、、、?

やっぱり! 【体脂肪率5%の男性しかダメだって事!!!】






【ヒューヒューヒュルルルルルーーー】





___私は、また元の世界に、、、!

どうして? 私の住む世界には、肥満体型の男性ひとしかいないのに...。



【___何処にいるの~私の王子様~!】





最後までお読みいただきありがとうございます。

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