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14.実行の「目的」と「動機」

 ここから、新しい生き方では、「宇宙には自然法則があることを信じて、それに従って生きることを誓い、日々の心使いや行いを法則に合わせていくように努力する」という大原則が出てきます。


 さらには、その心使いと行いにおいて、法則に従ったことによる変化の積み重ねが、法則に違反したことによる変化の積み重ねを上回るようにすること、つまり、「品性の完成」に向けて努力していくという実行の「目的」が見出されます。


 しかし、法則に違反したことによる変化がどの程度積み重なっているのか、あるいはどの程度解消されたのかは、私たちには分かりません。


 しかも、自分が生まれて以降の心使いと行いだけではなくて、親や祖先、先人の法則違反についても受け継いでいる面があるでしょう。


 これは自分には直接責任のないことかもしれませんが、受け止めていくべき法則に違反した「罪」です。


 あるいは、逆に自分は何も努力していないのに、代わりに親や祖先、先人が法則に従ってくれた恩恵が自分に及んでいる面もあるでしょう。ある意味、これは返済していくべき「借り」になっていています。


 自分自身の心使いや行いが法則に違反した罪や、先人から受け継いだ罪や借りがどれくらいあるのか、私たち人間には分かりません。


 しかし、新しい生き方では、目には見えない自分自身の罪と自分につながる先人の罪も引き受けて自ら償い、さらには先人からの借りを返済していこうということが実行の「動機」になるのです。

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