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ある事故
文章力が日に日に衰えてきてるので、文章力や構成を学ぶために書くようにしてます。
「大丈夫ですかぁ?」
気の抜けたような声が俺の鼓膜を貫くようにして響いてくる。
というか寝かせてくれ。糞ウゼェ妹を思い出すような猫なで声だ。
「起きろッつッてんだろがボケがァ!」
完全に目が覚めた。
覚めたと同時に頭皮に痛覚が走った。
「頭皮にダメージあたえンなよッ」
とでも言ってやろうかと思ったが、声が出ねェ
つーかこいつどこに行くんだよッ さっさと帰らせろやクソアマ
「いいもん見せてやろうか?」
なんだこいつ 自分の貧相な胸でも見せてくれんのか?
「これがてめェの姿だッ」
一瞬吐きかけた。吐けたらどんなに楽だったろう。
鏡に映っていたのは下半分が無くなっている俺の顔だった。
読んでくださりありがとうございました。