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キャラクター紹介&用語説明

【東源郷】

遥か地平の彼方まで大地が続く海なき大世界。

この世界を作り上げた神々は盤古神、ソルムンデハルマング、伏羲と呼ばれる三神とされる。



【崑崙山】

東源郷の遥か天空の先、別次元の彼方に存在すると言われる伝説の世界。

巨大な十二の山によって構成された世界であり、この世界に住まう神仙と呼ばれる人物達は

神々の力を有し、この世界を総ていると言われている。

東源郷が危機に陥った際、遥か天空より来訪すると言われ、伏魔・魔星の復活と共に東源郷の世界に降臨した。

現在、多くの勇士・英雄候補生達がこの崑崙山へと迎え入れられ、神仙養育機関である崑崙学園への入学を行っている。



【三清太元】

崑崙山を作り上げたとされる崑崙三神の名称。この内、霊宝天尊のみは後からこの三清へと加わった人物であるが、彼が生み出した封神システムもまた崑崙山における革新的なシステムの創造主である。




元始天尊


 崑崙山を作り上げたとされる神。一説には開闢の神・盤古神が己の血肉を引き裂いて生み出した一部であるとも言われている。現在の崑崙山を統べる最高位の神、三清太元の一人。




太上老君


 崑崙山開闢後、異界より来訪せし異界の神。元始天尊と共に現在の崑崙山と呼ばれる世界の構築を行ったとされるが本人は単に自分が住む場所を作りたく世界創造を手伝ったとされる。

あまりに桁違いの能力と達観した感性を持ち、それゆえ何にも干渉することを控え、現在の伏魔や魔星との戦いにおいても不干渉を宣言し、崑崙山の一角にて眠りについている。

崑崙山を統べる最高位の神、三清太元の一人。




霊宝天尊


 崑崙山開闢の後、多くの神仙が生まれたがその中で崑崙山を作り上げた元始天尊、太上老君らに匹敵するほどの領域にまで駆け上がった文字通り神の領域へと至った人物。

封神システムと呼ばれる現在の魔星との戦いにおいて革新を起こすシステムを作り上げた人物。

崑崙山を統べる最高位の神、三清太元の一人。




【崑崙学園】

崑崙山に存在する巨大な学園であり、神仙と呼ばれる神の領域に至る仙人(人物)を育て上げる機関。

この崑崙学園を作り上げたのは元始天尊であり、彼が学園長を務めている。

神仙として認められた者のみがこの学園の卒業生として送り出されるが、そこに至る人物は数百年に一人であり、多くは途中で挫折、または未だにこの学園の生徒として修行の一環として外の世界を見て回っている者も多くいる。




【崑崙十二神仙】

現在の崑崙山における十二人の神仙であり、崑崙学園を任された十二人の教師達。

崑崙学園に入学した生徒はこの十二神仙の内、一人を師匠として

その人物から教えや教育を受けていく。




迦楼羅カルラ


 崑崙十二神仙の一人にして崑崙山開闢以来存在した迦楼羅一門の現当主。

代々崑崙山の神々である三清に仕える一門であり、この一門の長は崑崙学園の卒業生にして神仙であり、その際に一門の名前であるカルラという名を継承し、それを名乗る。

現在のこのカルラも神仙としての力を身に付け、その能力は歴代カルラの当主達を越えるほどと言われる。

十二神仙の中で真っ向から魔星を討ち滅ぼせるほどの数少ない人物。

すでに数百年以上に渡り十二神仙の統治者という座に座っている。




ユーリン

挿絵(By みてみん)

 崑崙十二神仙の一人。十二神仙の中でもカルラに次ぐほど実力と能力に傑出した人物であるが、気ままでいい加減なところの多い女性であり、本人はいい男しか弟子に取らんといい、よく崑崙山と東源郷の地を行き来してはいい男探しなるものをしているとか。

ちなみに肝心のそのいい男候補を見かけると心身共に自分の眼鏡に適う存在が試してみたくなり、すぐにヨダレを垂らしながら戦いを挑む変態癖あり。

いい男と戦ってる際の快感は夜の営みに似ていると周囲を引かせる。カルラの次に古参人物とされている。




黄竜コウリュウ


 崑崙十二神仙の一人。常にヒャッハー!しながらハイテンションで敵に挑んでいく十二神仙の噛ませ役(笑)

脳内の十割が単細胞で出来ており、考えるより本能だ!をモットーとしてそこに罠が見えていても飛び込んでいくただの馬鹿。ひたすら馬鹿。算数出来ません。

その見た目と言動からよく男と勘違いされているがれっきとした女性であり、本人も男として振舞っているつもりは全くない。その為、その事について触れられるとキレて追いかけてくる。

香蘭とは宿敵と書いて殴り合い友。




黄洵玲こうじゅんれい

挿絵(By みてみん)

 崑崙十二神仙の一人。元は東源郷に存在する五国の一つ明の国に存在する四征将軍の一人であり、崑崙十二神仙の一人カルラよりの誘いを受け、崑崙山での修行を経て神仙となった人物。

生真面目な武人であり、常に正々堂々として戦いを求め、敵に対しても礼を欠かさない人物。

多少真面目すぎる部分があり、そのせいで気苦労が多い。

零式宝具『白帝剣はくていけん』と呼ばれる剣を持ち、万象あらゆる存在を次元ごと切り裂く力を持つ。




雲招來うんしょうらい

挿絵(By みてみん)

 崑崙十二神仙の一人。元は東源郷に存在する五国の一つ明の国に存在する四征将軍の一人であり、崑崙十二神仙の一人カルラよりの誘いを受け、洵玲と同じく崑崙山での修行を経て神仙となった人物。

冷静沈着で常に穏やかな人物であり、部下にも生徒にも人気のある人物だが、どこか怪しい雰囲気が漂う人物。有り体に言うとホ○臭い言動が目立ち、むしろ洵玲などに絡んでいる姿はガチである。

本人も美少年は大好物ですよと危ない発言をしばしば言うことも…。

武術のみならず智略の面にも長け十二神仙における作戦の立案を任されることも多い。

零式宝具『雷公鞭らいこうべん』の持ち主であり、ひと振りで山をも吹き飛ばすその宝具はまさに天変地異を可能とする規格外の宝具である。




明香蘭めいこうらん

挿絵(By みてみん)

 崑崙十二神仙の一人。元は東源郷に存在する五国の一つ明の国に存在する四征将軍の一人であり、崑崙十二神仙の一人カルラよりの誘いを受け、洵玲と同じく崑崙山での修行を経て神仙となった人物。

明家のお嬢様として育ち、才能にも恵まれ古今東西あらゆる武術を極めた武道の天才。超わがまま自己中心的な典型的なお嬢様性格だが、実はその本心は究極のドMであり殴られるより殴られていたいとのたうち回る品性ある変態。常に痛みを伴う快感を求め、自分を打ちのめしてくれる白馬の王子様を待っており、そうした怪しい妄想が絶えず周囲を引かせている。

零式宝具『万劫界輪ばんごうかいりん』の持ち主。重力支配の究極位置にあるその宝具は周囲の重力を操作するだけでなく、それによって時間の流を遅らせたり、あらゆる物質を飲み込むブラックホールなどを生み出すことが可能なまさに万能宝具である。




太乙たいいつ


 崑崙十二神仙の一人。宝具開発の第一人者であり、それまでただの武器や防具でしかなかった宝具に命を注ぎ込み、人間と何ら変わらない『生きる宝具』を生み出した異才の人物。それゆえ崑崙山における宝具開発部門の責任者を任せられている。

自身の制作物(子供)でもある哪吒ナタクを始め三人の子供達を溺愛しており「うちの娘は世界一可愛いいいいいいいいい」などとのた打ち回りよく空中を錐揉み回転している姿が見られる。究極の親バカであり、しかしその愛情は変な方向に進んでおり、高性能のレーザーを搭載した姿がチャーミングだとか、新型の宝具兵器を娘に取り付けては興奮するマッドサイエンティストと親バカがくっついた、とてもタチの悪い人物。

本人に悪意は全くないのだが、やる事なす事どこかネジがズレているので娘たちから嫌われており、その度に泣きながら空中を飛び回っている。




満州まんじゅ


 崑崙十二神仙の一人。太乙の妻であり、哪吒達三人の子供達の母親。常にネジが外れたように暴走している父親と違い、いつも笑顔でニコニコと落ち着いた雰囲気を纏う大人の女性。

太乙が問題を起こしても「あらあら大変」と何事もなく事態を収めていくすごい人。

普段は笑顔が素敵な優しい女性なのだが、怒らせると、とてもつもなく怖い女性らしく。普段の優しい微笑みから氷のような微笑みに変わった時、太乙は勿論、黄竜、ユーリンですら暴走を自重し彼女に従うという。

曲者の多い十二神仙達をまとめるほど器の大きい人物であると同時に、そんな彼らを一度に黙らせるほどの恐ろしさを兼任する人物。また崑崙学園において生徒達からの人気は高く、将来あんな女性になりたいという声も多い。




普賢フゲン


 崑崙十二神仙の一人。全ての神仙の中で最も心優しく争いごとを好まない穏やかな青年。戦いを行わないことが最高の戦略であると称し、自分から進んで戦うことをしない。

本人にそんなつもりはないのだが誰にでも優しく接するその態度に女性からの人気が高く、いわゆる天然たらしと呼ばれている。本人は女性は少し苦手と称している。




玉鼎ギョクテイ


 崑崙十二神仙の一人。楊戩ヨウゼンの師にあたる人物であり、自らを「麗しの神仙」と自称するすごく残念なイケメン。周囲には常に薔薇が待っており、カッコイイポーズを取りながら教鞭を振るう姿はすごくウザったい。才能も高く、能力もあり、見た目も麗しいのだが、事あるごとに本人がその事について自信満々に語るものだから残念なイケメンに落ちてしまう勿体無い人。

ナルシストと言われるたび「僕は美を愛しているだけだ。そして美とは僕」とか訳の分からないことを言う限りなく残念な人。




クマーラ


 崑崙十二神仙の一人。崑崙山に存在する影の暗殺部隊『鳩摩羅クマラ一門』の当主。

迦楼羅一門を表の戦闘部隊とするなら、こちらは影の戦闘部隊。クマーラはその当代当主。

まだ少年の域を出ない人物であり、中性的な外見は少女のようにも見える。その外見を利用してか暗殺任務を行う際には女装を行い相手に取り入った後に暗殺する方法を好む。

その為、普段から女物を服を好んで来ており、自身を少女を勘違いする人物と出会うと無邪気にからかう癖がある。一見すると純粋無垢な少年のようだが、その実、罪悪感といった感情が欠落しており、人を殺すことに関して何の感慨も浮かばない。




【伏魔五凶神】

かつて東源郷を含むあらゆる世界、宇宙そのものを滅尽の虚無へと変えようとした五人の邪神。

彼らを生み出した主神である桓因ファニン を中心に虚無に属する力と能力を有する。

彼らひとりひとりが数多の世界を軽く滅ぼすほどの力を有する。



桓因ファニン


 無極の理を有する伏魔の主神。宇宙そのものを飲み込み滅ぼすほどの力を有し、森羅万象全てを創造した盤古神の半身して兄弟とされる神。

かつては盤古神と共に森羅万象の秩序を重んじる神であったが、現在の彼は渾沌との接触により全てを滅ぼす虚無の神へと変貌を遂げている。

現在、その身は太帝の零式宝具『太白封神』によって東源郷の地に封じられており眠りについている。

だが彼が目覚める時、それは森羅万象総ての終焉を意味する。



蚩尤シユウ


 伏魔五凶神の一人にして無限の理を有する神。彼は主神である桓因の力を最も強く受け継いだ神とされ、その能力はまさに無限の力を有するという。特に破壊能力、攻撃と言った概念においては桓因に次ぐ能力を持ち、かつての神々の大戦において彼に滅ぼされた世界の数は数多にものぼる。

現在、その身は太帝の零式宝具『太白封神』によって東源郷の地に封じられており眠りについている。



共紅キョウコウ

挿絵(By みてみん)

 伏魔五凶神の一人にして無窮の理を有する神。全ての伏魔達の中で唯一非好戦的であり、東源郷全土の無極統一に関して無干渉な人物。

この為、同じ伏魔の中でも一線を引いた扱いと立ち位置を保っている。

しかし、その実力は主神である桓因を除けば間違いなく最強クラスのものであり、事実上伏魔におけるNo.2の実力者である。

彼の心中もその目的も謎に包まれているが、もし彼が動く事態があるとすればそれは全ての勢力図に大きな変化を起こすであろう。



三苗サンミャオ

挿絵(By みてみん)

 伏魔五凶神の一人にして永遠の理を有する神。全ての伏魔達の中で最も攻略困難な能力、絶対の壁を有する神とされる。永遠を統べる彼女は時を統べる神でもあり、彼女の時間は停止しており、その周囲も永遠の時間の壁によって守られ、彼女に攻撃を届かせる事自体が困難である。この為、最強の矛を蚩尤とするなら、最強の盾は間違いなくこの三苗である。

現在、唯一自由に行動できる伏魔であるが他の伏魔ほど攻勢に適した能力を持たず、それゆえ他の伏魔の復活を優先しているとされる。



渾沌コントン

挿絵(By みてみん)

 伏魔五凶神の一人にして混沌を有する神。本来、東源郷の地に最初に生まれた歪みの原点であり、この渾沌と桓因が接触したことにより、かつてない脅威が誕生した。

混沌という言葉が表すように彼の中に存在するのはこの世に存在するあらゆる悪徳、邪念、邪心の塊である。

その彼の混沌から生み出された百八の悪徳、分身達が百八の魔星と呼ばれる生命である。

現在その身は太帝によって体の半身を封印され満足に動くことも出来ない為、東源郷の覆滅は百八の魔星達に任せている。



【百八の魔星】


 渾沌より生み出された百八の悪徳が人の形となり、桓因の祝福を得て生まれし魔の星。

彼ら一人一人の力は神に匹敵するほどのものであり、東源郷に存在した神の領域に至った人神、帝に匹敵するものであり、人間が抗える存在ではない。

また彼らには天星、地星と呼ばれる称号が存在し、天星と地星の間では文字通り天地ほどの差が開いている。



“天雄星”フェイ


 百八の魔星の一人にして現在は東源郷の地にて魔星や伏魔達と戦いを行っている人物。

同じ魔星達に対して戦いを挑んでいる理由は至極単純であり、それが彼の自分自身の欲望であるから。

魔星と呼ばれる種族は悪徳の塊であり、自身の欲望、己を形成している理に従うものであり、それは自分達の神々でもある伏魔の命令などよりも自分達の意思を優先させるほどである。

その為、彼ら魔星には最初から仲間意識などなく、常に己の自我が優先される。このフェイもその例外ではなく、記憶を失い復活をした際に出会った東源郷の人々、その中の一人小明と呼ばれる人物を自分の所有物として認め手にすることを誓った為に、それを奪う存在は徹底的に叩き潰す。

それが同じ魔星であっても、自身の神々である伏魔であっても例外はない。

彼が戦う理由は東源郷のためなどではなく、自身の理に従った己自身の悪徳(欲望)を満たすためである。



“天猛星”シャオ

挿絵(By みてみん)

 百八の魔星の一人にしてフェイとは因縁浅からぬ関係にある魔星。

全ての魔星は自身の欲望に忠実であり、そのため常に勝手な行動をとる者達が多いが、その中でもこのシャオは最も行動が予測出来ない人物。

あらゆる事柄に対し塵芥を見るように無関心な一方、一度執着を持った人物に対してはとことんまで追いすがる妄執に取り付かれた人物。

とはいえ、彼女が自身の妄執に浸るほど相手を認める存在など希であり、その価値があると認めた人物はフェイただ一人であり、彼の行動の全て、東源郷へと渡り自分達と敵対しているその全てに愛おしさすら感じ、彼を自分だけの物にするべく戦いを挑む。

彼女に取って東源郷全土との戦いなど、どうでもよく言ってしまえば価値のないもの。彼女が戦う理由は単にそちら側にフェイがいるだけであり、彼女もまた魔星としての本能に従っているだけである。

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