表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
詩集「bagatelle op.85」  作者: 月見里 星維
8/9

no.27, 28

no.27


触れあった肩のぬくもり

日曜日の昼下がり バスのなか

抑えきれない胸の高鳴り

ドキドキ 分かってしまうだろう


-------------------------------------


no.28


突然降り始めた強い雨

慌てて走り出す人々 尻目に

次々 道に咲いてゆく 色とりどりの傘の花


やっぱり天気予報当たったわ と呟く

屋根付きテラス席の有閑マダム

その横で自転車を降りた僕

どうしようかと途方に暮れた


空を見上げれば灰色で

さっきまでの青はどこにもなく

どんどん降り落ちる雨粒が

コンクリートの色を濃く変えた

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ