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SOR.  作者: 黒江茶々
3/3

宮司、帰還

幼少期から飛行機に何度も乗ったことがあるのですが、ここ数年は全く空港にお世話になっていないので、ほとんど地元の空港をイメージしました

フェニックスが綺麗でした

 賢木と咲が熱心に計画について語っている間も、話題の中心の橋架は一言も喋らず、ただ黙りこんでいるだけだった。

 それもそのはずで、彼には二人が話しているというのはわかっていたが、何について話しているかまでは興味がなかったのだ。

 病名、グリードの烙印。

 直接的、もしくは間接的に彼らのエネルギーを浴びてしまったことにより、身体が異質化してしまう病気だ。最初は鬱病のような症状だが、頭がおかしくなって幻覚が見えるようになったり、身体が動かせなくなったりと、次第に心身ともども衰弱していき、最終的には死ぬことで知られる。

 国外でも烙印による年間死亡者はそれほど多くはないが、グリーディーから逃げ延びた生存者で烙印を押されたものは多く、いつ死ぬのかと恐怖で飯も喉を通らぬという。

 対抗手段も一切なく、一度かかってしまえば、グリーディーの研究が世界で一番進んでいるこの国でも「どうせ死ぬなら、せめて……」と、安楽死という選択肢を与えられるという病気だ。

 ワクチンや血清などというものは存在しないため、死亡率も脅威の百%を誇る。

 グリーディー達に深く関わっている賢木も、真っ向からこの病気を治すのは無理だ、と断言している。

 橋架は頭がおかしくなったり、身体が動かせないということはないが、既に身体のほとんどの感覚が機能しにくくなっている。現在、視覚、味覚、嗅覚、その3つが麻痺し、段々と機能停止をしつつあった。

 聴覚と触覚はまだなんとか生きてはいるが、3つはもはや飾りのような状態だ。


「なるほど。つまり、そのエネルギーを消すおつもりなのですね」

「理解が早くて助かる」

「ですが、どうやって? 今あるグリーディーの情報では特効薬など作れません」

「簡単な話だ」


 彼の見える世界には従兄弟とその秘書など映っていない。ただ闇が広がるばかりだった。

 しかし、そんな闇にも唯一映る姿があった。


「………」

「(恵、姉さん……)」


 それは、昔いつも一緒にいた姉の幻影。

 彼女は4年前、橋架の目の前でグリーディーに腹部を刺されたあの時の姿のままで、ずっと佇んでいる。

 助けられなかった橋架を罵倒するわけでもなく、今の自分の状態に対して助けを乞うわけでもなく、無言、そして笑顔のままずっと目の前に佇んでいる。

 容姿、雰囲気、それらが無駄に完璧に再現されているため、それを見せられる橋架は気味が悪く、いつも目を逸らしてこの拷問のような2年間を生きて来た。


「そして、その決行日が今日、という訳だ」

「予定を被せたのも計算だったのですね」

「………」


 唐突だが、自分ことは自分が一番分かっている、とはよく言ったものだと橋架は思う。

 もはや、自分の命があと数日であることもなんとなく分かっていた。

 心配されないよう誰にも言っていないが、時々身体が意思に反して動かないことすらある。悔しいがもう死ぬんだろうな、と内心諦めていた。

 二人には悪いが、どんなに足掻いてどんな手を尽くそうと、もう無理だろうと。


「――以上だ。健闘を祈る」

「了解しました」


 話が終わったのか、そう感じた瞬間、微弱だが誰かに腕を引っ張られる感覚を感じた。座って壁にもたれかかっていた状態から、強引に立たされる。

 ドアが閉まるような音と共に、強烈な風が頬に当たる。飛行機のごうごうという音が騒がしい。


「お手を拝借させていただきます」

「行くぞ」


 誰かに手を握られた。冷えているのか若干冷たいが、とても安心できる手だ。

 恐らく、咲が手を引いてくれるのだろう、そう橋架は予想し、その手の導くままに闇の中を歩いた。


「(今だけは……姉さんのことを忘れよう)」


 そう橋架は思った。衰弱しているため、彼はその嬉しさを身体で現すことはできないが、今日は彼にとって大事な日なのである。

 昔、この烙印を押される前、姉が殺される前まで一緒にいたのに、その後こつ然と姿を消してしまった、お調子者で正義感の強い親友。秋葉宮司あきばみやじ

 その彼が外国から帰ってくるというのだ。嬉しくないはずがなかった。

 何故外国にいたのか、この2年間一体何をしていたのか、宮司に聞きたいことは山ほどある。

 咲に手を引かれ、人の多いターミナル間を歩いていると、急に賢木が不満そうな声を出した。


「気に入らんな」

「どうかしましたか?」

「確か、空港と言ったか」

「はい、空港です」

「相変わらず騒がしい場所だ。人も多い。広いのは評価するが、俺はこういう場所は好かんな」

「どちらとも空港なのですから、当然です」


 急に二人が立ち止まった。それを感じ取り、続いて橋架も急いで止まる。

 すると、何かの力によって自分のいる場所が勝手に動くように感じた。


「なんと言ったか……このエスカレーターのような動く歩道は。これがなかったら、空港など俺にとっては存在価値がない」

「動く歩道で合っています、賢木様。因みに、トラベーターとも呼ばれています」

「そんな横文字の別名称はどうでもいい。俺は本部にもこれを導入するべきだと思うのだが、咲、お前はどう思う。あの広さを徒歩で行き来するのは面倒だろう」

「失礼ながら、私もそんなことはどうでもいいと思います」

「遊び心のない奴だな」

「空港側も、遊びでこれを設置した訳ではないと思いますが」

「フッ、そう言っていられるのも今の内、と言うことを覚えておくといい」

「分かりました。後でメモしておきます」

「すぐに移動が面倒になる」


 二人が話し終わると同時に、手を再び咲に握られた。

 次の瞬間、先ほどまで動いていた地面は急に止まった。その変化に驚き、一瞬倒れそうになる。

 予想していなかったので、体勢を立て直すことが出来ず、更に足をもつれこんだため、橋架は前のめりに倒れそうになった。


「(う、うわあっ!?)」


 だが、偶然目の前にあった柱のようなものしがみついたことで、なんとか転倒は避けることは出来た。が、しかし、勢いは殺しきれず、思い切り顔を柱にぶつけてしまった。

 感覚が緩くなっているせいで特に痛みなどは感じないが、もし、この状況を傍から見たらかなりおかしいだろう、と橋架は思いつつ、地面に手をついて体勢を直した。


「(なんだか柔らかかった……。まるで人の肌のみたいだ」


 例えるならば、中の芯は堅く、外は柔らかい。そんな感じだ。

 そう頬に当たった感覚を思い出していると、再び手を握られた。それと同時に、まるで頭を撫でられるような感覚を頭部に感じた。


「賢木様、どうやら橋架様にお怪我はないようです。……すみません、私の配慮不足でした。以後、気をつけます」

「………?」


 そう言って、頭から手が離れる。それと同時に手も引っ張られたので、仕方なくそのまま歩き出す。

 何が何やら分からずに橋架が困惑していると、耳元で賢木が囁やいた。


「落ち着け。今のはどう見ても不慮の事故だ。どちらも悪くはない。まぁ、俺は大体こうなるだろうと予想はしていたがな」


 目の見えない自分では、何が起こったのかさっぱりわからない。どういうこと? と声の方向を向く。

 賢木の顔は見えないはずだが、なんだか闇の中にうっすらと見えた気がした。


「冷静に考えろ。手を引いている人間と引かれている人間、普通、その間に急に柱が出現するか? ありえないだろう? つまり、お前が柔らかかったなーと思っているその柱は柱じゃない。大体、柔らかい柱じゃ、この天井を支えきるのは不可能だ」


 回りくどいが、賢木の話を黙って聞いていると、なんとなく話が見えてきた。


「(つまり……)」


「そうだ。当たり前だが、お前がぶつかったのは咲だ。厳密に言えば咲の尻だ」

「賢木様、公共の場でそのようなことを言うのは、とても恥ずかしいのでやめてください」


 長時間逆立ちをしていて、元の体位に戻ったら急に頭に血が戻った感覚、と言えばいいのだろうか、橋架は突きつけられた真実に目眩を感じていた。

 頭の中に、咲のお尻に頭からぶつかる自分が容易に想像できる。

 鏡を見てもわからないが、今自分の顔は真っ赤に蒸気しているだろう。


「嘘を言うな。その証拠に、お前はまったく恥ずかしがってないだろう」

「嘘をついてでもやめて頂きたい、ということです」

「フッ、それは逆効果だ。俺は天の邪鬼だという事を覚えておけ」

「では、賢木様も面倒な仕事を全面的に引き受けているのは私、という事も覚えておいて下さい」

「それがお前の仕事だろう」

「そうですね。それでは、次から余計なことはせず、必要最低限の仕事だけしておきます」

「生意気な奴だ」

「いえ、さほどでもありません」


 橋架がふらふらしながら二人の話を聞いていると、咲が自分に対して怒っているかもしれない、という考えは杞憂に終わった。

 賢木と同じく、橋架も咲とは付き合いが長いので、第二のお姉さんのように思っている節がある。

 自分が心を許せる数少ない人、それに嫌われたくはない。

 橋架は雑念を振り払うように、頭をぶんぶんと振った。


「安心しろ。この年月で築き上げた絆は、そう安々とは断ち切れん」

「賢木様、必要以上に人の心を読むのもいかがなものかと思います」


 時折、こうやって賢木は人の心を読んだような発言をするが、彼は超能力者ではない。

 本人曰く、行動が予測できれば後に何を考えるかも大体直感で分かる、とのことだが、橋架には何を言っているのか、昔も今も分かっていない。

 その賢木が時計を見て言った。


「そろそろ時間だな」


 すると、出発ロビーの窓の外、空港の滑走路に、青と白で彩られた一機の旅客機が近づいているのが見えて来た。

 恐らく、あの飛行機に橋架の親友、宮司が乗っているのだろう。


「来ました」

「言われなくても分かる」

「橋架様にお伝えしたのです」


 そのまま飛行機は何事もなく無事に着陸した。

 数年前、この国に避難しようと逃げて来た飛行機を何者かが撃ち落としたという事件があったので、無事についたということを告げられて橋架はホッとした。

 あの後から飛行機撃墜事件は一年に一回程度という頻度で、そう何度も起きてはいないが、確かに親友の乗った飛行機が運悪く落とされでもしたら流石に目覚めが悪い。


「墜落はしないのだな」

「部下に対して酷いことを言うのですね」

「本気にするな、冗談だ」


 賢木様の冗談は本気が半分です、と呟き、咲は橋架の手を引いた。少し時間が掛かりそうなので、乗客が降りて来るまで適当に休めそうな場所を探すつもりなのだろう。

 本当なのだがな、と苦笑して賢木も後に続く。

 近づいて来た飛行機に搭乗橋を取り付けている間、三人とも近くのソファーで宮司が降りて来るのを談笑しつつ待っていた。


「奴もさぞや驚くだろう。まさか橋架が迎えに来ているとは思うまい」

「最後に連絡した時――今日ですが、橋架様は病院にいらっしゃいます、と伝えておきましたので、情報統制も完璧です」


 そう、本来この病気は段々と衰弱していく病気のため、寿命を伸ばしたい場合は少しでも安静にしておかねばならない。

 だが、2年ぶりの友人の迎えと聞いた橋架を止めることは誰にも出来ず(因みに賢木は俄然乗り気だった)、病院側にも無理を言って抜けださせてもらったのだ

 しかし、その無理は体力を失いつつある身体に相当なダメージを与える。

 その証拠に、先ほどから橋架は段々と呼吸が荒くなっていた。

 ほんのり熱も感じ、先ほどから身体にかく汗の量も増えているように橋架には思えていた。


「賢木様」

「気にするな、俺は気にしない」

「……橋架様、もうしばらくの辛抱です」


 心配する咲をよそに、賢木はどうということはない、と平然そうな顔で買ってきたコーヒーを飲む。

 まだ死ねない。せめて、彼に会って話を聞くまでは……!

 額に浮かぶ汗を咲に拭ってもらいつつ、橋架はそう強く思った。そして、辛抱強く彼は待った。

 ……が。


「来ないな」

「来ませんね」

「………」


 ようやく旅行客が降りて来たはいいものの、肝心の宮司の姿はいつになっても現れない。

 10分、20分、30分、その時間の経過が橋架の体力をごりごりと無慈悲に削る。

 既に彼は疲労困憊で、辛そうにソファーに寝転がっていた。

 場所を間違えてはいないし、飛行機の到着時間も間違えていない。ならば何故? と3人が首を捻った瞬間だった。

搭乗橋からバタバタと騒がしい音がし、改札を通って一人の男が飛び出して来た。


「あー、やっべー! やっべー! 寝過ごしたー!」


 それは、黒の制服、黒のズボン、黒の帽子、黒のサングラスと黒のケース、と全身黒尽くめで不審者臭をぷんぷんと匂わせる少年だった。正直、あまりお近づきになりたくはない容姿である。

 だが、間違いがなければ、あれこそが彼らが迎えに来た宮司という少年のはずだ。


「咲」

「はい、賢木様」


 賢木は席を立ち、咲を促して橋架を無理やりに立たせた。

 その3人に気付かず、意気揚々と携帯を取り出して誰かに電話を掛ける宮司。それに反応するように、即座に携帯を出し、歩きながら賢木は電話に出る。


『俺だ』

「あ、こちら今空港に着きました。秋葉宮司でっす」

『予定より遅いぞ。俺を何十分待たせるつもりだ』

「てへへ……、すいません。疲れてたっぽくて、さっきまで飛行機の中で爆睡してました」

『馬鹿が。仮にも俺の部下なら、体調管理くらいはしっかりしろ』

「すいませんでしたー。……それで、賢木さんは今どこにいるんです? 今から向かうんで、現在地教えてくださいよ」

「お前の背後だ」

「オウウェェーイッ!?」


 次の瞬間、背後へと忍び寄り、それまでずっと気配を隠していた賢木が急に現れる。

 宮司は驚き、真後ろにいた賢木がたまらず耳を塞ぐほどの大声をあげてしまう。ついでに携帯も落としそうになった。

 そのオーバーリアクションとも思える大声を聞き、なんだなんだ何があったんだ? と周囲の人達が好奇の視線を送って来る。

 いつの間に背後に歩み寄ったんだ、と何がなんだかわからない顔をしている宮司をよそに、その表情を見て満足そうに賢木はほくそ笑み、二人を不思議そうに眺めていた周囲の人々に向き直った。


「どうも、うちの馬鹿が迷惑をかけてすまない。俺からもしっかり言っておく。……おい、ぼさっとするな、お前も謝れ」

「えっ、えぇ……? ど、どうもすいませんでした……」

「これで文句を言われる道理はないだろう」

「は、はぁ……」


謝られた人達すら置いてきぼりにし、自分のペースでどんどん話を進めて行くのを見て、「そういえばこんな人だった」と、宮司は賢木の人物像を改めて思い出したのであった。


「まったく、俺に向かって大声をあげるな。やかましい。他の客に迷惑な上に、何より目立つだろうが」

「ばっ……! さ、賢木さんのせいじゃないっすか! あんな登場の仕方されたら誰だって驚きますよ!」


 片耳を押さえ、明らかに不機嫌そうな態度を取る賢木。狐のようにつり上がった目が、上から宮司を貫く。

 だが、宮司もその理不尽に、黙って屈するような男ではなかった。正論を持ちだして攻撃する。

 しかし、その反論に対しては反応せず、人差し指で辺りを指差し、最後に自分の口に指を当てる賢木。

 静かにしろ、と言いたいのだろう。

 確かにその注意自体は間違っていないので、宮司は思わず歯ぎしりをする。

 彼は昔から正論には弱かった。それは2年経った今でも変わってないらしい。


「……大体、どうして搭乗ゲート側にいるんですか? こんな事するために、わざわざチケットでも買ったんですか?」

「違うな。顔パスだ」

「顔パスって……」

「そう言うな。お前には特別サプライズが用意してある」

「特別サプライズぅ……? 自分は、さっきので十分サプライズなんですけど」

「もういいぞ、出てこい」


 サプライズ、という単語で一気に胡散臭そうな空気を感じ取り、楽しげな賢木とは対照に辺りを警戒する。

 あれ以上の驚きとはなんだろうか、奮発して自分の好物のアイスクリーム10年分だろうか、と妄想しつつ警戒していると、賢木の後ろ、人がギリギリ隠れそうな大きさの観葉植物の影から、ゆっくりと咲が姿を現した。

 小さく頭を下げる咲に対し、久しぶりに知人に会ったことで、宮司は先ほどまでのテンションが嘘のように上がった。


「氷上さんじゃないですか!」

「おかえりなさいませ、宮司様。……お久しぶりです」

「お久しぶりです! こうやって面と向かって会うのは一年ぶりでしたっけ。いやー、本当に久しぶりだなぁ。前よりも一段と美しくなりましたね!」


 その手を強引に握り、上下に揺さぶる宮司。よほど嬉しかったのだろう。目もキラキラと輝いている。

 しかし、咲は相変わらずの無表情だった。


「一人だけ感動の再会と思われているところ誠に失礼ですが、その手の類を宮司様に言われると背筋が凍るような寒気を感じるので、今後ともおやめ下さいますよう、お願い致します」

「ひどっ!? い、いや、一人だけってなんですか! 氷上さんはこの再会をなんとも思ってないんですか!?」

「それに関しては、コメントを控えさせて頂きます」

「……なんで俺、帰国早々こんな目に遭っているんだろう……」


 そして、一瞬のテンションの上昇が嘘のように、先ほどよりも深く沈んだ。

 二人に精神的にダメージを負わされたことでたまらず肩を落とす宮司。一回りほど小さくなったように見えるその背中には、哀愁が漂って見えた。

 そのまま放っておくと、最終的に泣いて飛行機に戻りそうだったので、賢木は本題に入ることにする。


不定期、と言いつつ、なんだか数時間で書き上げられたので投稿。

そういう日もありますよね。インスピレーションがうおおおって来る日。


咲と賢木は非常に仲がいい? ので(少なくとも本人達はそう思ってる設定です)、言い合いでも本気で相手を貶すことはしません。

しかし、ご覧のように、話し相手がそれ以外だと罵倒率が上がるシステムになっております。

もちろん、相手は選んでいるのですが。Sは相手を選んで弄るものです。


次回辺りからは、本来の主人公の出番を多めにして行きたいですね。

もうすぐ役者も整うでしょうし。

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